奈良の歳時記 特別編 Cコース 2人の人気解説者と巡る

東山魁夷の傑作障壁画 唐招提寺御影堂特別参観と和空 法隆寺の旅【4日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 6月13日(火) 、 6月20日(火)
  • 旅行代金:¥188,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
2022年6月に修復を終え落慶した唐招提寺御影堂を特別参観します。東山魁夷画伯の障壁画は必見です。
Point 2
法隆寺門前に位置する和空法隆寺に宿泊。人気の専属ガイド、中江さんが斑鳩や東大寺も含め解説します。
Point 3
立地の良いMIROKU奈良に連泊。奈良市観光大使を務める倉橋みどりさんと共にならまち歩きへ。

ツアープランナーより

1970年、唐招提寺から鑑真和上の坐像を安置する御影堂障壁画を依頼された東山魁夷画伯は、7か月に亘る熟考のすえ、生涯をこの制作にかける気持ちで受諾し臨んだといいます。東山画伯が最初に題材として選んだのは、鑑真和上が数々の困難を乗り越え、視力を失ってまで訪問に熱意を傾けた日本の風景でした。東山画伯の日本各地を写生し、真骨頂ともいうべき青の色合いを活かした作品「濤声」は、御影堂の宸殿の間16面の襖いっぱいに描かれ、波の音が今にも響き渡らんばかりの迫力です。そして、その奥、上段の間に描かれた「山雲」は、山国日本本来の美しい風土を見事に描き切っています。御影堂は、本来鑑真和上の命日にあたる開山忌前後3日間しか公開されていませんが、今回特別に拝観の許可をいただき、皆様にご案内します。日本に律を伝えるべく命をかけた鑑真和上と、その気持ちに報いるべく10年に亘り作品を作り上げた東山画伯。2人の想いが紡ぎ出す奇跡のような空間を、じっくりと参観いただく特別なひとときです。

見どころのご紹介

2022年6月に落慶した唐招提寺御影堂の特別拝観にご案内します

 多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真和上は、東大寺で5年を過ごした後、759に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった唐招提寺は、弟子たちの尽力により金堂などの伽藍が完成。奈良時代の貴重な伽藍が残る寺院となっています。この度は、昨年6月に落慶した唐招提寺御影堂特別拝観の機会を設けることができました。日本最古の肖像彫刻である鑑真和上坐像(国宝)を安置する唐招提寺御影堂は、2016年より文化財保護のための保存修理が行われていましたが、7年の歳月をかけ2022年6月に落慶法要が営まれました。御影堂は1649年に建てられ、興福寺の別当坊であった一乗院宸殿の遺構で、1964年に国宝・鑑真和上坐像の安置のために移築復元され、国の重要文化財にも指定されています。

2022年6月に落慶した唐招提寺御影堂Ⓒ飛鳥園

東山魁夷画伯が10年の歳月をかけて完成させた傑作障壁画

 御影堂内には、東山魁夷画伯が1971年から1982年にかけて描かれた鑑真和上坐像厨子扉絵、ふすま絵、障壁画が収められています。第一期に描かれたのが、五度の渡航の失敗で盲目となった和上が実際に見ることのなかった日本の風景を題材とした2つの障壁画。雲煙立ち込める山景『山雲』と大きく波の打ち寄せる海景『濤声』です。ともに「青の画家」東山魁夷画伯の最高傑作とも言われる作品です。

宸殿に描かれた唐招提寺障壁画『濤声』©飛鳥園
上段の間の唐招提寺障壁画『山雲』©飛鳥園

奈良で傑作美術に触れるひととき 薬師寺「大唐西域壁画」や松伯美術館

 唐招提寺御影堂の参観にあわせ、奈良では薬師寺玄奘三蔵伽藍にて平山郁夫画伯の西安からインドまで、シルクロードを題材にした全幅49メートルの壁画を。京都画壇の女流画家として活躍した上村松園から松篁・淳之三代3代の絵画を展示する生駒の松伯美術館では、春の展示「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」をご覧いただく行程としました。奈良に残る日本美術の傑作をお楽しみください。

松伯美術館

世界遺産、国宝を眼前に。快適な門前宿「和空法隆寺」

1400年以上の歴史を誇る世界遺産「法隆寺」。この法隆寺に隣接して造られたのが、快適な門前宿「和空法隆寺」です。宿坊をイメージした落ち着いた宿で、法隆寺への観光客が帰ってしまう夕刻から翌朝にかけて、まさに静かな斑鳩の雰囲気に浸ることが出来ます。料理の鉄人神田川俊郎氏が手掛けた料亭「神田川」が監修した「門前懐石」や、宿泊者だけの「歴史トークセッション」も魅力的。そして、翌朝は観光客の少ない時間に散策と、思い出に残る一泊になることでしょう。

快適な門前宿「和空法隆寺」
和空法隆寺の楽しみの一つ、歴史や文化を学べるトークショー

法隆寺だけでない、斑鳩の魅力を人気解説員紹介

 斑鳩というと、法隆寺だけを訪れて通り過ぎてしまう方がほとんどですが、その周辺には1000年以上の歴史を持った寺院や自然の風景が、今も残されています。法隆寺の周りには、奈良を代表する「美仏」として知られる「菩薩半跏像」が収められる中宮寺、法隆寺と共に世界遺産となっている法起寺、そして三重塔の法輪寺と、魅力的な古寺があります。今回は、和空法隆寺の専属解説員で、幅広い知識でワールド航空のお客様の評価も高い中江さんに同行いただき、法隆寺だけでなく斑鳩や東大寺まで案内いただきます。一度は訪れた寺院こそ、知らなかった魅力を再発見させてくれる中江さんのスペシャルな解説は、再訪、再再訪の方にこそお勧めです。

斑鳩を代表する、聖徳太子ゆかりの法隆寺
歴史の厚みを感じる西大寺
名物ガイドの中江さんが案内
美しい三重塔で知られる法輪寺
斑鳩で法隆寺と共に世界遺産に登録されている法起寺

奈良を深く知る案内人とならまち歩きを

 ならまちは世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域を指します。元興寺の歴史は古く、718年に飛鳥の法興寺(飛鳥寺)が元興寺としてこの地に移されたといわれています。ならまちは平城京の「外京」にあたり、当時の道筋をもとに発展し、現在でも江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝え、人々にやすらぎとうるおいを与え、時には懐かしさを感じさせてくれます。今回は、ライターとして多くの雑誌や新聞で奈良特集に携わってきた奈良市観光大使の倉橋みどりさんと共にならまちを巡ります。

著述家・奈良市観光大使 倉橋みどりさん
ならまちの散策を楽しみます

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅12:00集合 近鉄奈良駅 斑鳩 門前宿和空法隆寺

■午前、京都駅に集合。

■京都駅より近鉄特急にて近鉄奈良駅へ。

■近鉄奈良駅着後、バスにて斑鳩へ。

■和空法隆寺専属ガイド中江さんと共に斑鳩の寺社巡りへ。

■宿泊は門前宿和空法隆寺にて。

■夜はホテル内にてレクチャーをお楽しみください。

(門前宿和空法隆寺泊)

2日目
法隆寺 東大寺

■午前、中江さんの特別ガイドで●法隆寺を巡ります。

■その後、バスにて奈良へ。

中江さんの案内で●東大寺をじっくりと見学。東大寺再訪、再再訪の方にもお楽しみいただける解説をお楽しみください。

■宿泊はならまちに程近いMIROKU奈良にて。

(奈良:MIROKU奈良泊)

3日目
ならまち歩き 唐招提寺 薬師寺

■午前、奈良市観光大使の倉橋みどりさんと○ならまち歩きへ。

■午後、唐招提寺にて2022年6月に修理を終え、10年の歳月をかけて完成された東山魁夷画伯の障壁画が戻った●御影堂の特別参観にご案内します。

■その後、●薬師寺へ。玄奘三蔵伽藍の平山郁夫画伯の大唐西域壁画も鑑賞します。

(奈良:MIROKU奈良泊)

4日目
奈良 松伯美術館・長弓寺 京都駅16:00着

■午前、上村松園・松篁・淳之三代の作品を展示する●松伯美術館、国宝の本堂とあじさいで知られる長弓寺を訪れます。

■午後、バスにて京都駅へ。京都駅にて解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

 

 

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月13日(火)発

旅行代金:¥188,000

1名室利用追加代金:¥25,000

MIROKU ホテル:スタンダードルーム(25㎡)(3室)


旅行代金:¥198,000

1名様利用のみ(1名室利用追加代金¥15,000含む)
MIROKU ホテル:スタンダードダブルルーム(17㎡)(4室)


旅行代金:¥198,000

2名様利用のみ

MIROKU ホテル:スーペリアルーム(34㎡)(8室)


旅行代金:¥228,000

2名様利用のみ
MIROKU ホテル:ジュニアスイート(56㎡)(1室)

6月20日(火)発

旅行代金:¥188,000

1名室利用追加代金:¥25,000

MIROKU ホテル:スタンダードルーム(25㎡)(3室)


旅行代金:¥198,000

1名様利用のみ(1名室利用追加代金¥15,000含む)
MIROKU ホテル:スタンダードダブルルーム(17㎡)(4室)


旅行代金:¥198,000

2名様利用のみ

MIROKU ホテル:スーペリアルーム(34㎡)(8室)


旅行代金:¥228,000

2名様利用のみ
MIROKU ホテル:ジュニアスイート(56㎡)(1室)

※代金の表示のカテゴリーはMIROKU奈良の客室となります。

 

 

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