縄文の繁栄を「三内丸山」にみる
縄文を旅する 青森・秋田の旅【3日間】
- 集合場所:東京駅、小牧空港※二戸駅、青森空港合流/盛岡駅、花巻空港離団可能
- 出発日: 6月20日(火) 、 7月4日(火)
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旅行代金:
6/20発 ¥168,000→全国旅行支援対象 お支払い実額:¥158,000
7/4発 ¥178,000 全国旅行支援対象外
ツアーコード: JP222T
ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 日本最大級の縄文集落跡・三内丸山遺跡を訪れます
- Point 2
- 八戸郊外の是川では、国宝「合掌土偶」を鑑賞します
- Point 3
- 秋田のストーンサークル「大湯環状列石」も訪れます
ツアープランナーより
縄文を旅する
日本の縄文時代は、紀元前1万数千年前から1万年以上もの悠久の歴史を擁します。草創期から晩期まで分かれ、土地によっても一様ではなく多面的で、岡本太郎はその芸術性の高さを「日本が世界に誇るべき美」として称賛しました。
2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は世界文化遺産登録を果たし、その貴重な文化は名実ともに世界が認めるものとなりました。
日本には各地に46万を超える縄文遺跡がありますが、なかでもそれを多く数えるのが、東北と北海道です。東北には特別史跡の三内丸山遺跡や大湯の環状列石があり、北東北と北海道南部にはつながりのある広範な縄文文化が見られます。数と広さ、歴史的な価値の高さが日本を代表する縄文遺跡として世界遺産に登録されたのです。
シリーズ「縄文を旅する」では、この東北と道南それぞれに焦点を当て、2つの旅をご案内します。これまでに両地を旅した方も、縄文をテーマに旅をすれば、まったく異なる魅力に気づかされることでしょう。

見どころのご紹介
縄文人像を覆した日本最大級の縄文遺跡「三内丸山遺跡」
三内丸山遺跡は日本最大級の縄文集落跡です。今から約5900年前から4200年前の集落の跡で、その面積はなんと東京ドーム9個分という広さです。平成4年からの発掘調査によって、ここから竪穴式の住居、大型掘立柱建造物の跡、墳墓、貯蔵穴、ゴミ捨て場の跡などが見つかり、当時の人々の生活がよくわかってきました。
また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、装身具などをはじめ、この地域では取れないヒスイや黒曜石なども出土したことから、当時の人々がかなり広範囲で交易を行なっていたことがわかります。




大湯環状列石 「ストーンヘンジ」に似た「ストーンサークル」が秋田に!
日本で最も多くのストーンサークルが見つかっているのが秋田県です。なかでも代表的なものが「大湯環状列石」です。縄文時代後期(紀元前2000年~紀元前1500年)の2つの環状列石(野中堂環状列石と万座環状列石)を主体とする大規模な遺跡です。
イギリスのストーンヘンジが紀元前2500年から紀元前2000年に作られたものといわれていますので、ほぼ同時期に日本とイギリスという遠く離れた2つの場所で似たようなものが造られたことになります。これらのストーンサークルが何のために使われたかはわかっていませんが、組石の下から死者の遺体が発見されたこともあるため、死者を祀った場所、あるいは死者の再生を願った場所、もしくは縄文人たちが特別な儀式を行なった「聖地」とも言われていますが、いまだそれを証拠づけるものは見つかっていません。


世界に類を見ない未知との遭遇 宇宙人を彷彿とさせる遮光器土偶
一時、宇宙人、あるいは宇宙飛行士の姿ではないかと言われ注目を集めた「遮光器土偶」。これを多く収めた博物館が「岩手県立博物館」です。遮光器土偶は今から3000年ほど前、縄文時代晩期から造りはじめられました。その特徴は目が大きく、エスキモーが雪の光の反射を防ぐために使う「遮光器」を付けているように見えることからこの名前があります。また、この日本で最も有名な縄文土偶が発掘された世界遺産の亀ヶ岡石器時代遺跡も訪ねます。



「合掌土偶」や「考える人土偶」などユニークな土偶を収蔵する是川縄文館
大正9年に発見された是川中居遺跡からは、多くの縄文時代の出土品が確認され、330点が国の重要文化財に指定されています。遺跡から出土した文物を展示する是川縄文館は2006年にオープン。国宝「合掌土偶」をはじめとするユニークな土偶が人気です。

世界遺産・御所野遺跡で縄文社会の原風景に触れます
世界遺産に登録された縄文遺跡群の中で唯一の岩手県の遺跡です。土屋根の竪穴住居群が特徴の遺跡ですが、発掘調査によって、屋根が茅葺ではなく、土屋根だったことが証明された全国初の遺跡です。遺跡内には配石遺構や掘立柱建物などが復元され、周囲には栗やドングリなどの落葉広葉樹の森が広がります。自然と共存して暮らしていた縄文社会を解き明かす重要な遺跡です。



ツアー日程
3日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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東京駅09:08発 二戸駅11:50着 御所野遺跡 是川縄文館 八戸17:00着
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■午前、東京駅より新幹線にて二戸駅へ。 ■着後、世界遺産・●御所野遺跡を見学。遺跡の他、●御所野縄文博物館を見学します。 ■その後、「合掌土偶」で有名な●是川縄文館を訪問します。 ■夕刻、八戸市内のホテルへ。 ■市内のレストランにて夕食。 ■夕食後は、八戸名物の横丁散策をお楽しみください。 (八戸泊) |
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2日目
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八戸08:00発 三内丸山遺跡 亀ヶ岡石器時代遺跡 湯瀬温泉17:00着
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■午前、青森へ。青森市郊外にある世界遺産・●三内丸山遺跡を見学。遺跡の他、「縄文ポシェット」などを所蔵する●さんまるミュージアムを見学します。 ■午後、●世界遺産・亀ヶ岡石器時代遺跡を見学します。遮光器土偶の名称の興りとなった貴重な遺跡です。あわせて●木造亀ヶ岡考古資料室も訪ねます。 ■宿泊は、秋田県に入り、湯瀬温泉にて。 (湯瀬温泉泊) |
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3日目
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湯瀬温泉09:00発 大湯環状列石遺跡 岩手県立博物館 盛岡駅15:50発 東京駅18:04着
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■午前、世界遺産・●大湯環状列石遺跡を訪れます。縄文のストーンヘンジと呼ばれる、不思議な環状列石遺跡を見学します。 ■見学後、盛岡へ。名物のわんこそばをお楽しみください。 ■午後、「遮光器土偶」のコレクションで知られる●岩手県立博物館を見学。 ■見学後、盛岡駅より新幹線にて東京駅へ。 ■着後、解散。
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※上記日程は東京駅発着の日程です。
【小牧空港(名古屋) 7月4日発】
1日目:小牧空港11:25発青森空港12:45着
3日目:花巻空港16:00発小牧空港17:15着
名古屋発着に関してはスケジュールの関係上、1泊目を湯瀬温泉、2泊目を八戸と宿泊の順序を入れ替えてのご案内となります。
出発日・旅行代金
このツアーは3日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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6月20日(火)発 |
旅行代金:¥168,000 ※東京駅発着 全国旅行支援割引:¥10,000 別途地域クーポン:¥4,000 お支払い実額:¥158,000 |
7月4日(火)発 |
旅行代金:¥178,000 ※小牧空港(名古屋)発着 一部日程が異なります。 全国旅行支援対象外 |
■1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。
■現地合流解散
【東京駅発】二戸駅合流(出発)/盛岡駅解散(帰着) 旅行代金から¥30,000引きとなります。
【小牧空港発】青森空港合流(出発)/花巻空港解散(帰着) 旅行代金から¥38,000引きとなります。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:JP222T
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