松尾芭蕉やイザベラバードが辿った“奥の細道”へ

街道をゆく 羽州街道 紅花と最上川舟運の道【7日間】

  • 集合場所:東京駅
  • 出発日: 6月19日(月) 、 6月26日(月)
  • 旅行代金:
    6/19発 ¥288,000→全国旅行支援対象 お支払い実額:¥258,000
    6/26発 ¥278,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
羽州街道を始点から終点まで走破。歴史遺産をはじめ多彩な見どころをめぐっていきます。
Point 2
紅花と舟運の歴史を辿り、紅花の咲く季節に訪れ、最上川三難舟下りも体験します。
Point 3
明治に日本を旅した探検家イザベラ・バードが愛した金山もご案内します。

ツアープランナーより

福島の北端に近い桑折(こおり)から北へ、出羽国・山形を走る江戸時代の幹道が羽州街道です。青森から北へ、また桑折から南へは奥州街道と結ばれ、江戸とつながっていました。ツアーでは福島駅からその起点、桑折へ向かい、再び奥州街道と合流する油川まで羽州街道に沿って走破していきます。 宿泊地は山形、秋田、弘前など主要な街ですが、道中に松尾芭蕉の句でも知られる立石寺のほかに、紅花で栄えた河北町、大英帝国の探検家、イザベラ・バードが訪ねた金山など、ツアーでは出向くことの少ない魅力的なスポットへも足を延ばし、街道とともにあったこの地の郷土史と伝統文化に光を当てます。 紅花の咲く時期に訪ね、まさしく「奧深き北日本」を感じていただけるツアーに仕上がっています。

見どころのご紹介

松尾芭蕉の名句に謳われた古刹、立石寺

羽州街道は出羽三山の参詣道であり、文人が往来した道でもありました。そのひとりが松尾芭蕉です。元禄2(1689)年の夏には曽良とともに立石寺を訪ね、最も有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の一句を残しました。
立石寺は860年に比叡山延暦寺の別院として、延暦寺第三世座主、円仁によって創建されたと伝わります。その際、天台宗の開祖、最澄が唐から持ち帰り比叡山の根本中堂に灯した「不滅の法灯」を分灯。一度戦火で消失しましたが、出羽の最上氏が再建し、延暦寺より再度分灯されてから、以来絶えることなく灯り続けています。

立石寺(山寺)の根本中堂
立石寺 (山寺)の開山堂と納経堂

紅花やあじさいの咲く季節に羽州街道を北上します

将棋駒の産地として知られる天童ですが、その周辺は、農林水産大臣が認定する「日本農業遺産」にも選ばれた「最上紅花」の産地として知られます。日本での紅花生産は関東以西の温暖な地で栽培されていましたが、寒暖差の激しいこの地の気候や土質が紅花に最適であることがわかり、江戸時代、最上紅花は紅花の最高級品としてもてはやされ、最盛期には全国の生産量の約半数近くを占めたといわれます。京都の織物、西陣織の欠かせない染料となり、その価値は「米の百倍、金の十倍」と謳われるほどで莫大な財を出羽にもたらしました。
ツアーでは、紅花の咲く季節に、当時の栄華を伝える旧堀米家屋敷や河北町の紅花資料館にご案内します。また、男鹿では「極楽青土」とも称される雲昌寺のあじさいが見頃の時期となります。街道に咲く可憐な花々にもご注目ください。※その年の天候により花の見頃は変動します。

最上紅花が咲く季節にご案内します(イメージ)
紅花で財を成した堀米家の旧屋敷 提供:日本遺産「山寺と紅花」推進協議会  撮影:株式会社本間利雄設計事務所 
男鹿・雲昌寺のあじさい(イメージ)

最上川の三難所舟下りを体験します

鉄道や車道が整備される前は川が物流の大動脈でした。最上川は山形を代表する川であり、ひとつの都道府県を流域とする河川としては国内最長の河川です。この最上川を通って紅花をはじめ、出羽国の特産品が運ばれていきました。ツアーでは、当時の船頭たちが最も恐れていた3つの難所、「碁点・三ヶ瀬・隼」を通るスリル満点の舟下りをお楽しみいただきます。

急流で知られる最上川。3つの難所を通る川下りをお楽しみいただきます

イザベラ・バードが「ロマンチックな町」と評した金山へ

1878年、横浜に上陸した大英帝国の探検家、イザベラ・バードは「本当の日本」が見たいと北国へ出発。羽州街道を歩いて東北へ向かいました。新庄を出発し金山町を訪ねた彼女は、この町が大変印象に残ったようです。明治の大火で当時の建物の多くは失われましたが、金山住宅や蔵の街並み、水路が路地を流れる様子は昔ながらです。バードが『日本奥地紀行』に「ロマンチックな町」と評した白壁の町をぜひ訪ねてみてください。

イザベラ・バードの記念碑
地図はこちらをご覧ください

ツアー日程

7日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京11:00発 福島12:31着 桑折宿 滑津宿 楢下宿 上山温泉17:00着

■午前、東京駅より東北新幹線にて福島へ。

■福島駅着後、バスにて奥州街道と羽州街道の追分、折(こおり)宿に立ち寄ります。

■その後、出羽国への要衝、七ヶ宿へ。○滑津宿にて○安藤家本陣跡を見学。

■その後、出羽国に入り楢下宿へ。茅葺の家並みが残る街並みを散策。

■夕刻、上山着。

(上山温泉泊)

2日目
上山温泉09:00発 (立石寺) 山形16:00着

■午前、上山城(郷土資料館)、京都大徳寺の沢庵和尚が上山に配流され暮らした春雨庵を訪れ、山形へ。

■午後、山形にて松尾芭蕉の句でも知られる山寺立石寺を訪れます。

(山形泊)

3日目
山形09:00発 寒河江 最上川三難所舟下り 新庄16:00着

■午前、山形より寒河江へ。東北最大級の寺院慈恩寺に参拝。その後、河北町紅花資料館へ。

■その後、かつての最上川舟運を体験する上川三難所舟下り(※)にご案内します

■夕刻、新庄着。

(新庄泊)

4日目
新庄09:00発 金山宿 湯沢宿 増田 秋田(久保田宿)17:00着

■午前、新庄より金山へ。イザベラ・バード記念碑木の橋などを見学。

■午後、湯沢宿へ。小町堂に立ち寄ります。

■その後、増田にて内蔵造りの町並みを散策。

■夕刻、秋田(久保田宿)へ。

(秋田泊)

5日目
秋田08:00発 男鹿 雲昌寺のあじさい 大館16:00着

■午前、秋田より羽州街道を北上し男鹿へ。真山神社なまはげ館、美しいあじさいで知られる●雲昌寺などを見学。

■午後、大館へ。

(大館泊)

6日目
大館09:00発 碇ケ関 大鰐宿 弘前15:00着

■午前、大館より碇ヶ関へ。○関所跡を見学。

■その後、津軽地方に入ります。

■大鰐にて大円寺に参拝します。

■午後、弘前着。

(弘前泊)

7日目
弘前09:00発 黒石 油川宿 新青森駅14:38発 東京駅駅18:04着

■午前、黒石へ。こみせの町並みを散策。

■その後、港町油川へ。羽州街道はここで松前街道・奥州街道と合流します。

■その後、新青森駅にて解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

 

※悪天候や増水などにより舟下りできない場合は乗船代¥2,000を返金します。

■6月19日発は伊丹空港発着となります。(全日空利用時のスケジュールです。その他の航空会社を利用の場合、時間が異なります。)

往路:伊丹空港11:50発福島空港12:55着

復路:青森空港13:20発伊丹空港15:15着

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは7日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月19日(月)発

旅行代金:¥288,000

伊丹空港発着

全国旅行支援割引:¥30,000

別途地域クーポン:¥11,000

お支払い実額:¥258,000

6月26日(月)発

旅行代金:¥278,000

東京駅発着

全国旅行支援対象外

※1名室利用追加代金:¥40,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

※このツアーは全国旅行支援を利用するコースです。旅行代金の割引と地域クーポンが付与されます。利用条件とご注意は下記の「全国旅行支援(詳細はこちら)」をご覧ください。
※全国旅行支援の助成事業の予算が終了次第、助成事業は停止となり、通常の旅行代金でのご案内となりますので、予めご了承ください。なお、キャンセルされた場合は割引適用前の旅行代金に対して通常のキャンセル料がかかります。

 

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