初夏の伊豆半島 歴史の街々と名景の数々 Bコース

「大谷康子名曲コンサート」と岡田美術館「若冲と一村」特別展の旅 (5/9発)【5日間】

  • 集合場所:静岡駅
  • 出発日: 5月9日(火)
  • 旅行代金:¥245,000→全国旅行支援対象 お支払い実額:¥225,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
鎌倉殿の13人でも話題の修善寺に連泊。歴史さんぽや下田・松崎へのドライブも。
Point 2
富士山を望む「風景美術館」とも言われる日本平ホテルに宿泊。
Point 3
木造建築の音楽ホール「キングスウェル」で大谷康子さんによるスペシャルコンサートも楽しみます。

ツアープランナーより

伊豆半島を歴史という観点から、話題の「鎌倉殿の13人」の舞台のひとつ、伊豆修善寺、さらに天城峠を越え江戸時代の「風待ちの港町」下田と松崎などを、マリオットホテル修善寺2泊の滞在と共に訪ねます。箱根、岡田美術館では開館10周年の「若冲と一村」記念展を5階ホールでの特別セミナーも加えて、館内各フロアをしっかりお時間をおとりして参観いただくことにいたしました。さらに、日本では珍しい木造建築の本格音楽ホール「キングスウェル」での名手大谷康子が奏でるヴァイオリンの名曲コンサートを、このツアーのために特別にアレンジしました。併設のイングリッシュガーデンにはちょうどバラの花々が咲き誇る季節。優雅なひとときをお楽しみいただけることと存じます。 「日本平ホテル」ではその名の通り、日本平からの絶景をホテルの上質な客室のパノラマウインドウや広大な芝生ガーデンから存分にお楽しみいただき、ホテル自慢のフレンチコースの夕食に舌鼓、という贅沢なプログラムです。どうぞご期待ください。

ツアーの見どころ

「鎌倉殿の13人」の舞台のひとつ、伊豆修善寺へ

伊豆半島を歴史の舞台という観点から訪ねてみてはいかがでしょう。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、頼朝の死去により18歳で鎌倉幕府の第2代鎌倉殿となった源頼家が北条氏により修禅寺に幽閉され、そして暗殺(1204年)されたシーンが描かれ、この地伊豆修善寺が劇的にクローズアップされました。母、北条政子が我が息子、頼家を偲んで建てた菩提所「指月殿」とその境内の「頼家の墓」を訪ねますと、そこには頼家の怨念と政子の無念の愛が交錯して胸に迫ってくるようです。

源頼家が幽閉された修禅寺
北条政子が息子頼家を偲んで建てた指月殿

「風待ちの港町」下田と松崎

「伊豆の下田に長居はお止し、縞の財布が軽くなる」(下田節)と歌われた下田。江戸初期から明治にかけて栄えた「風待ち港」は各地から多くの船を迎え、送り出してきたので、人が交わり様々な文化が交流し、物語を紡いできた。長い航海のつかの間の安らぎの場で中でも幕府の直轄だった下田の港は番所が置かれ、「海の関所」を担ったことで、千石船(大型廻船)は必ず寄港しなければならず、おかげで大いに繁栄しました。
幕末にはペリーが黒船で来航し開国の主舞台になったことはよく知られています。料亭や遊郭が立ち並ぶ花街(今の旧下田町のペリーロード界隈)には芸者衆が150人もいて、夜はお祭りのような賑わいだったといい、勝海舟や第14代将軍家茂、吉田松陰など、数々の歴史上の人物の足跡も幾つも残っているので訪ねてみたいものです。
もうひとつの風待ち港「松崎」もレトロ町さんぽを。港付近には江戸・明治のなまこ壁の邸宅や民家が点在していて、なかなか絵になる港町です。明治13年(1880年)開校の「岩科学校」(小学校)は洋風建築として、国の重要文化財に指定されているほどの立派さで驚かされます。今は静かな小さな町、松崎ですが、当時のにぎわいと、子供達の笑い声が聞こえてくるようです。ここは行きづらいので、首都圏の方でも意外なほど訪ねている方は少ない訪問地です。

下田ペリーロードⓒ静岡県観光協会
松﨑の岩科学校

10周年を迎える岡田美術館(箱根)記念展「若冲と一村」を特別セミナーと共に

2013年10月にオープンした岡田美術館。
昭和23年(1948年)から所在不明となった、喜多川歌麿の肉筆大作「深川の雪」(198.9㎝×341.1㎝)が2012年に発見され、これを所蔵して2014年に66年ぶりに一般公開したことで有名となりましたが、この度10周年を迎える記念展として「若冲と一村」の開催が始まりました。皆様ご存じの伊藤若冲(1716-1800)と田中一村(1908-1977)は、近年人気が急上昇している画家ですが、あでやかな彩色、画面に行きわたる緊張感など、作風において似通う点もあります。このツアーでは、美術館5階ホールでの学芸員の解説による「特別セミナー」(約30分)と共に、十分な時間をおとりして、記念展のみならず、岡田美術館各フロアの数々の名作、逸品(主に日本、中国の絵画や陶器)を参観いただくことにいたしました。(尚、若冲の「孔雀鳳凰図」も1932年から所在不明でしたが、83年ぶり、2015年に発見され、この岡田美術館が所蔵しています。)

伊藤若冲「孔雀鳳凰図」(部分)
田中一村「熱帯魚三種」Ⓒ2022 Hiroshi Niiyama

駿河湾や富士山を望む「風景美術館」と称される日本平ホテルに宿泊

眼下に広がる駿河湾と遠く伊豆の山々を見渡し、正面に霊峰富士を望む絶好のロケーション、日本平に立つ「日本平ホテル」に宿泊します。ロビーやレストラン、庭園、客室からも富士山の絶景が眺められる、「風景美術館」の宿として知られます。このたびはバルコニー付きの富士山ビューの客室を確保しましたので、心ゆくまで眺望をお楽しみください。夕食はフレンチのコース料理をご用意しました。

日本平ホテル お部屋のテラスから富士山の絶景を望む
レストランからも大パノラマで富士山の景色を楽しむことができます(イメージ)

名手、大谷康子が奏でます。甲州に生まれた木造建築の音楽ホールでの「ヴァイオリン名曲コンサートのひととき」

キングスウェルホール(山梨県甲斐市)は、羊色の外壁が温かに包みこみ、ユニークな形状の大屋根は天然石のストレート茸き。内部も素朴な木の質感とラインの美しさが際立ち、響きが心地良い落ち着いた空間です。お隣にはイングリッシュガーデンが。5月はバラの季節ですので美しさが一層映える絶好のシーズン。素敵な音楽と共に緑と花々を愛でるひとときも楽しめるちょっと贅沢なコンサートをこのツアーのお客様だけにご用意しました。どうぞご期待ください。

美しい木造造りのキングスウェルホール
バラの咲くイングリッシュガーデン(イメージ)
大谷康子

ヴァイオリン 大谷康子

プロフィール 

2023年にデビュー48周年を迎え、人気・実力ともに日本を代表するヴァイオリニスト。華のあるステージ、深く温かい演奏で聴衆に感動と喜びを届けており「歌うヴァイオリン」と評される。東京藝術大学、同大学院博士課程修了。在学中よりソロ活動を始め、ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンなどでのリサイタル、トロント音楽祭、ザルツブルグ市などに招待され好評を得る。N響、スロヴァキアフィル、シュトゥットガルト室内楽団など国内外の著名なオーケストラとも多数共演。使用楽器はピエトロ・グァルネリ(1708製)とストラディヴァイウス「ウィルヘルミ」(1725製/日本音楽財団貸与)

小山ゆかり

ピアノ伴奏(ヴェーゼンドルファー) 小山ゆかり

プロフィール

東京芸術大学ピアノ科卒業。同大学大学院修士課程修了。東京工業大学ベヒシュタイン記念演奏会に卒業生代表として出演。全日本学生音楽コンクール全国1位。かながわ音楽コンクール特選。ザルツブルクモーツァルティウム音楽院主催アカデミーコンサートに出演。浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催し好評を博す。現在ソロ、室内楽、声楽、オペラの伴奏を中心とした演奏活動の他、大谷康子氏の信頼も厚く、全国各地での演奏会、慰問公演、テレビ出演など共演多数。

ヴァイオリンの名手、大谷康子が、トークもまじえながら「G線上のアリア」(バッハ)「ツィゴイネルワイゼン」(サラサーテ)、キングスウェルのイングリッシュガーデンにちなんで「南国のばら」(ヨハンシュトラウス)、「ばらの騎士」(リヒャルトシュトラウス)など名曲の数々をお届けします。木造建築の本格的な音楽ホールですので音響も抜群です。


ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
静岡駅13:00集合 日本平ホテル14:00着

■午後、静岡駅よりシャトルバスにて日本平ホテルへ。
■日本平ホテル着後、チェックイン。富士の絶景をラウンジでのアフタヌーンティー(実費)や庭園、客室からお楽しみください。
■希望者はロープウェイ(実費往復1250円)にて国宝久能山東照宮へ。

■夕食はホテルにて。

(静岡:日本平ホテル泊)

2日目
日本平ホテル09:00発 キングスウェルホール 「大谷康子名曲コンサート」 富士吉田17:00着

■午前、専用バスにて富士西麓を富士川沿いに北上し、甲斐市へ。
■英国ザ・ナショナル・ガーデンズ・スキーム公認の●英国式庭を見学。
■午後、キングスウェルホールにて「大谷康子名曲コンサート」をお楽しみください。
■終演後、バスにて富士吉田へ。

(富士吉田:ホテルマイステイズ富士山 展望温泉泊)

3日目
富士吉田 箱根・岡田美術館「若冲と一村」記念展 修善寺

■午前、富士吉田より箱根へ向かいます。

■岡田美術館開館10周年記念展「若冲と一村」を学芸員による特別セミナー(約30分)と共にお楽しみください。
■その後、バスにて修善寺へ。

【2連泊】(修善寺:伊豆マリオットホテル修善寺泊)

4日目
修善寺 天城峠 下田 松崎 旅人岬 修善寺

■午前、バスにて天城峠(トンネル)を越え、下田へ。

■途中、○浄蓮の滝に立ち寄ります。

■午後、下田にて日米下田条約が締結された●了仙寺を訪ねます。

■その後、なまこ壁の町並みが残る松崎へ。●伊豆文邸、●岩科学校を訪ねます。

■その後伊豆西海岸をドライブ、○旅人岬に立ち寄り、修善寺に戻ります。

(修善寺:伊豆マリオットホテル修善寺泊)

5日目
修善寺歴史さんぽ 修善寺駅12:35発 三島駅13:01着

■午前、ホテルをチェックアウトし、修善寺歴さんぽ。●修禅寺(宝物殿)、○指月殿(源頼家の墓)にご案内します。
■その後、修善寺駅より伊豆箱根鉄道駿豆線を走る特急踊り子号にて三島駅へ。
■三島駅にて解散。

【各地からの交通手段(一例)】

東京駅11:27発新横浜駅11:45発(こだま721号)静岡駅12:47着

新大阪駅10:48発名古屋駅11:43発(ひかり504号)静岡駅12:37着

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月9日(火)発

旅行代金:¥245,000

全国旅行支援割引:¥20,000

別途地域クーポン:¥8,000

お支払い実額:¥225,000

※1名室利用追加代金 ¥50,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

※5月7日発、三島駅集合 静岡駅解散の逆回りコース(Aコース)もございます。

※このツアーは全国旅行支援を利用するコースです。旅行代金の割引と地域クーポンが付与されます。利用条件とご注意は下記の「全国旅行支援(詳細はこちら)」をご覧ください。
※全国旅行支援の助成事業の予算が終了次第、助成事業は停止となり、通常の旅行代金でのご案内となりますので、予めご了承ください。なお、キャンセルされた場合は割引適用前の旅行代金に対して通常のキャンセル料がかかります。

 

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