初夏の伊豆半島 歴史の街々と名景の数々 Aコース
「大谷康子名曲コンサート」と岡田美術館「若冲と一村」特別展の旅 (5/7発)【5日間】
- 集合場所:三島駅
- 出発日: 5月7日(日)
- 旅行代金:¥245,000
ツアーコード: JP1519
ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 鎌倉殿の13人でも話題の修善寺に連泊。歴史さんぽや下田・松崎へのドライブも。
- Point 2
- 富士山を望む「風景美術館」とも言われる日本平ホテルに宿泊します。
- Point 3
- 木造建築の音楽ホール「キングスウェル」で大谷康子さんによるスペシャルコンサートも楽しみます。
ツアープランナーより
ツアーの見どころ
「鎌倉殿の13人」の舞台のひとつ、伊豆修善寺へ
伊豆半島を歴史の舞台という観点から訪ねてみてはいかがでしょう。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、頼朝の死去により18歳で鎌倉幕府の第2代鎌倉殿となった源頼家が北条氏により修禅寺に幽閉され、そして暗殺(1204年)されたシーンが描かれ、この地伊豆修善寺が劇的にクローズアップされました。母、北条政子が我が息子、頼家を偲んで建てた菩提所「指月殿」とその境内の「頼家の墓」を訪ねますと、そこには頼家の怨念と政子の無念の愛が交錯して胸に迫ってくるようです。


「風待ちの港町」下田と松崎
「伊豆の下田に長居はお止し、縞の財布が軽くなる」(下田節)と歌われた下田。江戸初期から明治にかけて栄えた「風待ち港」は各地から多くの船を迎え、送り出してきたので、人が交わり様々な文化が交流し、物語を紡いできた。長い航海のつかの間の安らぎの場で中でも幕府の直轄だった下田の港は番所が置かれ、「海の関所」を担ったことで、千石船(大型廻船)は必ず寄港しなければならず、おかげで大いに繁栄しました。
幕末にはペリーが黒船で来航し開国の主舞台になったことはよく知られています。料亭や遊郭が立ち並ぶ花街(今の旧下田町のペリーロード界隈)には芸者衆が150人もいて、夜はお祭りのような賑わいだったといい、勝海舟や第14代将軍家茂、吉田松陰など、数々の歴史上の人物の足跡も幾つも残っているので訪ねてみたいものです。
もうひとつの風待ち港「松崎」もレトロ町さんぽを。港付近には江戸・明治のなまこ壁の邸宅や民家が点在していて、なかなか絵になる港町です。明治13年(1880年)開校の「岩科学校」(小学校)は洋風建築として、国の重要文化財に指定されているほどの立派さで驚かされます。今は静かな小さな町、松崎ですが、当時のにぎわいと、子供達の笑い声が聞こえてくるようです。ここは行きづらいので、首都圏の方でも意外なほど訪ねている方は少ない訪問地です。


10周年を迎える岡田美術館(箱根)記念展「若冲と一村」を特別セミナーと共に
2013年10月にオープンした岡田美術館。
昭和23年(1948年)から所在不明となった、喜多川歌麿の肉筆大作「深川の雪」(198.9㎝×341.1㎝)が2012年に発見され、これを所蔵して2014年に66年ぶりに一般公開したことで有名となりましたが、この度10周年を迎える記念展として「若冲と一村」の開催が始まりました。皆様ご存じの伊藤若冲(1716-1800)と田中一村(1908-1977)は、近年人気が急上昇している画家ですが、あでやかな彩色、画面に行きわたる緊張感など、作風において似通う点もあります。このツアーでは、美術館5階ホールでの学芸員の解説による「特別セミナー」(約30分)と共に、十分な時間をおとりして、記念展のみならず、岡田美術館各フロアの数々の名作、逸品(主に日本、中国の絵画や陶器)を参観いただくことにいたしました。(尚、若冲の「孔雀鳳凰図」も1932年から所在不明でしたが、83年ぶり、2015年に発見され、この岡田美術館が所蔵しています。)


駿河湾や富士山を望む「風景美術館」と称される日本平ホテルに宿泊
眼下に広がる駿河湾と遠く伊豆の山々を見渡し、正面に霊峰富士を望む絶好のロケーション、日本平に立つ「日本平ホテル」に宿泊します。ロビーやレストラン、庭園、客室からも富士山の絶景が眺められる、「風景美術館」の宿として知られます。このたびはバルコニー付きの富士山ビューの客室を確保しましたので、心ゆくまで眺望をお楽しみください。夕食はフレンチのコース料理をご用意しました。


名手、大谷康子が奏でます。甲州に生まれた木造建築の音楽ホールでの「ヴァイオリン名曲コンサートのひととき」
キングスウェルホール(山梨県甲斐市)は、羊色の外壁が温かに包みこみ、ユニークな形状の大屋根は天然石のストレート茸き。内部も素朴な木の質感とラインの美しさが際立ち、響きが心地良い落ち着いた空間です。お隣にはイングリッシュガーデンが。5月はバラの季節ですので美しさが一層映える絶好のシーズン。素敵な音楽と共に緑と花々を愛でるひとときも楽しめるちょっと贅沢なコンサートをこのツアーのお客様だけにご用意しました。どうぞご期待ください。



ヴァイオリン 大谷康子
プロフィール
2023年にデビュー48周年を迎え、人気・実力ともに日本を代表するヴァイオリニスト。華のあるステージ、深く温かい演奏で聴衆に感動と喜びを届けており「歌うヴァイオリン」と評される。東京藝術大学、同大学院博士課程修了。在学中よりソロ活動を始め、ウィーン、ローマ、ケルン、ベルリンなどでのリサイタル、トロント音楽祭、ザルツブルグ市などに招待され好評を得る。N響、スロヴァキアフィル、シュトゥットガルト室内楽団など国内外の著名なオーケストラとも多数共演。使用楽器はピエトロ・グァルネリ(1708製)とストラディヴァイウス「ウィルヘルミ」(1725製/日本音楽財団貸与)

ピアノ伴奏(ヴェーゼンドルファー)小山ゆかり
プロフィール
東京芸術大学ピアノ科卒業。同大学大学院修士課程修了。東京工業大学ベヒシュタイン記念演奏会に卒業生代表として出演。全日本学生音楽コンクール全国1位。かながわ音楽コンクール特選。ザルツブルクモーツァルティウム音楽院主催アカデミーコンサートに出演。浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催し好評を博す。現在ソロ、室内楽、声楽、オペラの伴奏を中心とした演奏活動の他、大谷康子氏の信頼も厚く、全国各地での演奏会、慰問公演、テレビ出演など共演多数。
ヴァイオリンの名手、大谷康子が、トークもまじえながら「G線上のアリア」(バッハ)「ツィゴイネルワイゼン」(サラサーテ)、キングスウェルのイングリッシュガーデンにちなんで「南国のばら」(ヨハンシュトラウス)、「ばらの騎士」(リヒャルトシュトラウス)など名曲の数々をお届けします。木造建築の本格的な音楽ホールですので音響も抜群です。
ツアー日程
5日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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三島駅13:40発 修善寺14:06着 修善寺歴史さんぽ 修善寺
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■午後、三島駅に集合し、伊豆箱根鉄道駿豆線を走る特急踊り子号にて修善寺駅へ。 ■その後、修善寺歴さんぽ。●修善寺(宝物殿)、○指月殿(源頼家の墓)にご案内します。 ■夕刻、修善寺のホテルにチェックイン。 【2連泊】(修善寺:伊豆マリオットホテル修善寺泊) |
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2日目
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修善寺 天城峠 下田 松崎 旅人岬 修善寺
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■午前、バスにて天城峠(トンネル)を越え、下田へ。 ■途中、○浄蓮の滝に立ち寄ります。 ■午後、下田にて日米下田条約が締結された●了仙寺を訪ねます。 ■その後、なまこ壁の町並みが残る松崎へ。●伊豆文邸、●岩科学校を訪ねます。 ■その後伊豆西海岸をドライブ、○旅人岬に立ち寄り、修善寺に戻ります。 (修善寺:伊豆マリオットホテル修善寺泊) |
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3日目
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修善寺 箱根・岡田美術館「若冲と一村」特別展 富士吉田
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■午前、修善寺よりバスにて箱根へ。 ■岡田美術館開館10周年記念展「若冲と一村」を学芸員による特別セミナー(約30分)と共にお楽しみください。 ■昼食後、富士吉田へ。 (富士吉田:ホテルマイステイズ富士山 展望温泉泊) |
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4日目
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富士吉田 キングスウェル(大谷康子名曲コンサート) 日本平ホテル
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■午前、ホテルを出発し甲斐市のキングスウェルへ。 ■英国ザ・ナショナル・ガーデンズ・スキーム公認の●英国式庭園を見学し、キングスウェルホールにて「大谷康子名曲コンサート」をお楽しみください。 ■鑑賞後、富士西麓を富士川に沿って南下し、日本平ホテルへ。 夕食はホテルにて。 (静岡:日本平ホテル泊) |
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5日目
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日本平ホテル 静岡駅12:30頃解散
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■午前、自慢の庭園散策と眺望などでゆっくりお寛ぎください。 ■希望者はロープウェイ(実費往復1250円)にて国宝久能山東照宮へ。 ■11:30チェックアウト。シャトルバスにて静岡駅へ。 ■静岡駅着後、解散。 (ご自宅までお荷物を託送します。) |
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【各地からの交通手段(一例)】
東京駅12:27発新横浜駅12:45発(こだま725号)三島駅13:25着
新大阪駅10:45発(のぞみ12号)名古屋駅11:36着名古屋駅11:38発(こだま718号)三島駅13:19着
出発日・旅行代金
このツアーは5日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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5月7日(日)発 |
旅行代金:¥245,000 |
※1名室利用追加代金 ¥50,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
※5月9日発、静岡駅集合 三島駅解散の逆回りコース(Bコース)もございます。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:JP1519
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