１島貸切のラグジュアリーグランピング「KUJIRA‐JIMA」

大小700を超える島が穏やかな内海に点在する瀬戸内の海。その美しさは、古くから国内外に「世界有数の多島美」として賞賛されてきました。と当時に、その島々は海を渡る商人たちの拠点として、人々の生業の地となったのです。しかし、時の流れによって人々が暮らさなくなった「無人島」も各地に存在します。今回ご紹介する「瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA‐JIMA」はそんな無人島のひとつをラグジュアリーなグランピングリゾートに仕立てて1日1組（グループ）貸切の島として2018年に開業。予約の困難な人気の「無人島リゾート」です。

客室はツインベッドのコテージタイプが2室と、最大4名まで宿泊できるグランピングテントが複数用意されています。無人島ではありますが、水回りも充実。敷地内には温水シャワールーム、ウォシュレット付き水洗トイレも敷地内に完備されていますのでご安心ください。瀬戸内の絶景を正面に眺めながら、優雅な滞在をお楽しみいただけます。滞在中はシーカヤックなどのマリンアクティビティや、望遠鏡を利用しての天体観測、キャンプファイヤーなど、無人島ならではの多彩な体験も楽しみです。

無人島でお食事は？と思われるかもしれませんが、今回は「KUJIRA‐JIMA」専属シェフが同行し、皆様の夕食を目の前で用意する最大8名様限定のプランです。無人島に居ながらにして楽しめる一流レストランの如き優雅なディナー。暮れゆく瀬戸内の絶景とともにお楽しみください。

「KUJIRA‐JIMA」までのアプローチは優雅なヨットのチャータークルーズで

「KUJIRA‐JIMA」 へは岡山の南、玉野市にある宇野港より船でアクセスします。今回は、往路の移動を優雅なカタマランヨット（双胴型ヨット）をチャーターしてご案内する行程といたしました。双胴のヨットは安定性もよく、キャビンには10人が悠々滞在できる広さ。デッキにはテーブルが設えられており、穏やかな風を感じながら、ドリンクを片手に美しい瀬戸内の絶景を独占する贅沢なひとときをお楽しみいただけます。

瀬戸内アートの中心地、直島を歩く

瀬戸内の自然と共生する「南瓜」、椅子に腰を掛けて雑誌を読むカラフルな「腰掛」、点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化した「家プロジェクト」。直島に一歩足を踏み入れると、まるで島中が美術館のよう。わくわくするような瀬戸内アートの楽園が広がります。いたるところに展示されるアート作品の数々が島の日常に溶け込む風景を、町歩きのようにお楽しみください。また、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとしたベネッセハウスミュージアム、地中に埋設された地中美術館も見学いたします。