見どころ

長崎では明治日本の産業革命遺産、軍艦島へ

　長崎沖に位置する、世界遺産・軍艦島。この島の海底炭鉱が日本の近代化を支えました。岸壁に囲まれ、高層鉄筋コンクリートが並ぶ様子はまさに軍艦。最盛期には約5300人もの住民がいた島は、1974年の閉山を機に廃墟となり、現在ではその独特の雰囲気が人々を惹きつけます。海から眺めるだけでなく、上陸して明治日本を支えた島内にもご案内します(天候により、上陸できない場合は船上からの見学となります)。

睡蓮の花咲く「モネの庭」マルモッタンの散策へご案内

　高知県東部・北川村にある、季節限定でオープンする「モネの庭」マルモッタン。フランス印象派の巨匠モネが後半生をかけてつくったジヴェルニーの庭と地中海の風景を北川村の自然の中で再現しています。「花の庭」、「水の庭」、「ボルディゲラの庭」の3つの庭が作られ、四季折々の花が咲き誇ります。モネの代名詞的な作品といえば睡蓮ですが、まさにその睡蓮が「水の庭」を彩る季節に訪問します。※気象状況により花の見頃は変動します。

瀬戸内の古い町・御手洗と九州の小京都・飫肥　2つの重伝建にご案内

　広島寄港では、絶景道路「とびしま海道」を旅します。「しまなみ海道」のようによく知られてはいませんが、瀬戸内を代表する景勝道路です。島々が庭園を渡る飛び石をイメージして名付けられた名称で、点々と小島が並んでいます。その中でも江戸時代の風情を色濃く残す町並みをして知られているのが大崎下島の御手洗地区です。風待ち、潮待ちの良港として発展し、町全体が重伝建に指定された町です。また、宮崎の油津でも重伝建の町、飫肥へご案内します。江戸時代、伊東氏飫肥藩5万7千国の城下町として栄え、のちに豊臣秀吉によって封ぜられて以来、明治時代の廃藩置県まで伊東氏が飫肥藩主として務めました。そのため、城下町時代の地割が保存されています。武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みを散策します。

英国の伝統薫る船内で過ごす優雅な時間

　クルーズの旅のハイライトのひとつは船内で過ごす時間です。クイーン・エリザベスの重厚でクラシックな内装の船内では英国の雰囲気を随所に感じます。毎日午後に行われるアフタヌーンティーや夜のバーでの生演奏などで「非日常」を体験してください。ハープの演奏やフェンシング教室など、キュナード社の船ならではの船内イベントも楽しみです。日本発着航路ということもあり、日本人スタッフも多く乗船していますので言葉の面でも安心です。世界で最も有名な客船での優雅なクルーズライフをお楽しみください。