神の国出雲と京の都を結ぶ「歴史と信仰の道」

街道をゆく 京都山城から山口へ 山陰道歴史の旅【7日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 4月16日(日)
  • 旅行代金:¥275,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
神話の国、出雲と京を結ぶ歴史の道 山陰道沿いの町々をつぶさに訪ねます。
Point 2
日本遺産にも登録された「出雲國たたら風土記」の舞台を巡ります。
Point 3
八岐大蛇伝説などを現した石見神楽のプライベート鑑賞を楽しみます。

ツアープランナーより

神代の伝説が息づき、大国主命の国譲りの伝説の舞台となったのが山陰地方です。 山陰道は元々律令制下で畿内と山陰地方を結んだ唯一の官道で、京都からスタートし、丹波、因幡を経て『神の国』出雲に至る古の「信仰の道」として発展しました。 その地理的な条件から中国や朝鮮半島との交流の表玄関としても賑わい、港町は後には北前船の寄港地として繁栄しました。 また、発展の大きな後押しとなったのが、山陰の鉱物資源の豊かさです。日本遺産にも登録された奥出雲のたたら製鉄や、アジア初の商業世界遺産として登録された石見銀山で知られるように今でも山陰各地に文化的な景観を残しています。 今回の旅では奈良時代に瀬戸内海沿いの山陽道と共に整備された「山陰道」をテーマに、美しい海岸線や山、豊かな山陰地方の食文化もご紹介します。

見どころのご紹介

山陰道沿いの町々をつぶさに訪ねます

古代より人々の往来が多かった山陰道。日本の黎明期を支えた文化的・精神的中心と言っても過言ではないでしょう。江戸時代には北前船の港町として、また、街道沿いの宿場町や城下町として発展した町も多いです。今回は重伝建の出石、木綿街道の宿場町・木綿の集散地として栄えた雲州平田、そして、山陰の小京都と称され、城下町であり宿場町としても栄えた津和野など、およそ600キロメートルに及ぶ山陰道沿いの見どころをご案内します。

昔ながらの町並が残る重伝建の出石
江戸時代の姿を残す津和野本町通り
木綿街道の中心、雲州平田の町並

日本遺産の「出雲國たたら風土記」の舞台を巡ります

現在も世界で唯一たたら製鉄の炎が燃え続けている出雲地方。千年も前から製鉄が行われ、日本の産業の根幹を成してきました。砂鉄の採取跡地は水田となり、木炭を作るための山林は計画的に植林を行うことで永続利用でき、SDGsの先駆けとも言える産業形態です。安来節も、鉄が人を集めたことで全国の民謡の影響を受け、完成したと言われます。松江藩鉄師頭取を務めた田部家のあった吉田町の土蔵群を見学したり、鉄の歴史博物館を訪れ、一時は日本の生産量の八割を占めた、この地域の誇りである製鉄文化にふれます。

田部家土蔵群と吉田の町並み ©公益社団法人 島根県観光連盟
製鉄を行っていた「たたら」 ©島根県観光連盟

石見神楽のプライベート鑑賞を楽しみます

石見神楽は謡曲を神能化した出雲の佐陀神能が石見地方に伝わり、民衆の娯楽として演劇化されたものです。明治時代に入り、神職による演舞の禁止が発せられた以降、土地の人々の手に受け継がれたことによって、広く浸透しました。里神楽では極めて稀とされる荘重で正雅な古典的な言葉、その中に織り込まれた方言的表現、素朴な民謡的詩情が独特の世界をつくりあげます。今回は、演じ手を招いてプライベートでその世界観をお楽しみいただきます。

また、石見銀山大森の町並みもご案内します。1500年代には、世界の銀流通量の10%を占めたとされる、石見の銀。世界経済に与えた影響力も評価され、世界遺産に認定されました。鉱山遺跡の保存状態だけでなく、鉱山前の集落も昔の状態を残すなど、過去の栄華が感じられます。

石見神楽は宿で特別鑑賞します(イメージ) ©島根県観光連盟
石見銀山大森の町並み ©島根県観光連盟

各地のお料理や郷土銘菓も旅の楽しみのひとつです

旅の楽しみに、その土地の味との出会いがあると思います。京都から山口までの約600キロメートルで食文化も大きく異なってきます。浜田では新鮮なのどぐろ料理をお召し上がりいただきます。出石そばや出雲そばなど、地域差がわかりやすいお食事もお楽しみください。そして、名物のお菓子もその場で楽しんでいただきます。食の旅で、山陰をご案内します。

出雲そば(イメージ)
山陰の美味も楽しみです(千畳苑 イメージ)
明治45年完成、山陰本線の餘部橋梁を見学
江戸~明治の建物が残る、重伝建・倉吉の白壁土蔵群
温泉街として重伝建に登録される温泉津(ゆのつ)
地図はこちらをご覧ください。 ※旧宿場は街道の目安です。  実際の行程とは異なりますのでご了承ください

ツアー日程

7日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅 12:00発 亀岡 園部 福知山 17:45着

■午後、京都駅集合。

■バスにて京都を出て西へ。桂大橋を渡り、○樫原本陣跡、脇本陣の○無量院を訪問します。

■その後、かつての山城国へ。亀岡にて円山応挙ゆかりの●金剛寺を訪問します。

■丹波大納言と黒豆を使った「匠大」の黒豆大福をどうぞ。

■その後、園部の城下町を散策し、福知山へ。

(福知山泊)

2日目
福知山09:00発 出石 香住 餘部鉄橋 鳥取17:45着

■午前、●福知山城を見学し、出石へ。重伝建出石の町並み散策へご案内します。

■昼食は出石そばをご用意しました。

■午後、香住の●大乗寺の見学後、山陰本線に架かる餘部橋梁(旧餘部鉄橋)を訪れ、鳥取へ。

(鳥取泊)

3日目
鳥取08:45発 倉吉 安来宿 足立美術館 松江17:45着

■午前、日本海沿いの山陰道を西へ。

■因幡の白兎伝説の○白兎神社に立ち寄り、倉吉へ。町並み散策へご案内します。

■午後、○安来宿に立ち寄り、●足立美術館を見学します。

■夕刻、松江に到着。

【2連泊】(松江泊)

4日目
松江 (奥出雲) (宍道宿)

■終日、日本遺産にも登録された「出雲國たたら風土記」の舞台へ。田部家土蔵群、○吉田の町並み散策。●鉄の歴史博物館●絲原記念館にご案内します。

その後、宍道宿の●八雲本陣を見学し、松江に戻ります。

(松江泊)

5日目
松江08:45発 雲州平田 出雲17:30着

■午前、●松江城、●小泉八雲記念館を見学します。

■昼食は出雲そばをご用意しました。

■午後、宍道湖の北を通る木綿街道の宿場町、雲州平田へ。

■町歩きと共ともに、江戸から続く山陰名物の生姜糖もお召し上がりください。

■雲州平田の散策後、●古代出雲歴史博物館●出雲大社に参拝します。

(出雲泊)

6日目
出雲09:00発 石見大森 温泉津 浜田16:30着

■午前、出雲より●石見銀山世界遺産センターの見学や、大森の町並み散策へご案内します。

■その後、○温泉津を訪れ、浜田へ。

■夕食はどぐろ料理をお召し上がりください。

■夕食後、石見神楽の鑑賞を楽しみます。

(浜田泊)

7日目
浜田08:30発 津和野 新山口15:00着

■午前、バスにて津和野へ。散策をお楽しみください。

■その後、西の京都と言われた山口へ。瑠璃光寺五重塔へご案内します。

■その後、山陽道との合流点、小郡にある新山口駅にて解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは7日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月16日(日)発

旅行代金:¥275,000

※1名室利用追加代金:¥30,000 

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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