ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 山陽道を始点の西宮から終点の下関までご案内します。
- Point 2
- 赤穂坂越、矢掛、竹原など、美しい町並の散策をお楽しみください。
- Point 3
- 特色豊かな郷土料理もご賞味ください。
ツアープランナーより
今から1300年以上も昔、大陸からの使者を迎え入れるため、太宰府から都の間に山陽道は作られました。その後、大和朝廷は国家の威信をかけて京都と下関の間に宿場町を整備し、最大20メートルにも及ぶ道路幅の大道を設置しました。山陽道は最も古い日本の大動脈なのです。今日では様相が一変し、山陽自動車道や新幹線が主要都市を結んでいますが、往時の姿を今に残す町も点在しています。大和朝廷時代からの歴史がある神社、北前船で栄えた湊町など時代によって異なる特徴がある訪問地が並ぶ山陽道。起点となる西宮神社を出発し、終点の下関・赤間神社まで、約600キロメートルの旅にご案内します。
往時を偲ばせる、宿場町矢掛や赤穂坂越を訪問します。
日本で最も長い歴史を誇る山陽道。街道上やその周辺には当時の風情を感じられる町が点在していますが、その中でも特徴ある町をご紹介します。
山陽道18番目の宿場町矢掛(やかげ)は江戸時代の繁栄を物語る地で、全国で唯一、国指定重要文化財の本陣と脇本陣が一緒に残る地です。2020年12月には重伝建にも指定され、800メートルにわたって妻入り、平入りの家が立ち並ぶ姿も圧巻です。脇本陣のなまこ壁や白壁が美しい路地裏などそぞろ歩きが楽しみです。また、天璋院篤姫や武者小路実篤がたいそう気に入り、食した柚べしもご興味あればお試しください。
赤穂坂越(あこうさこし)は日本遺産に指定された、風情ある港町です。坂越湾が弧を描くように広がり、湾内に浮かぶ島が天然の風よけになり良港として発展しました。大道(だいどう)と名付けられた目抜き通りに沿って商家や船主屋敷、酒蔵、寺院などが軒を連ね、今でも多くの屋敷が残っています。山陽道からは少し離れた位置にある港町ですが、立ち寄りに値する町並みが残ります。




安芸の小京都竹原、国分寺の置かれた四日市で歴史にふれます。
安芸の国の町々も山陽道の歴史と共にありました。
山陽道を南にそれた位置にある竹原は、京都下鴨神社の荘園が置かれた地です。江戸時代には塩の生産で栄え、莫大な利益を得た豪商たちは棒瓦に格子窓、塗籠壁の豪奢な母屋や、なまこ壁の土蔵を競って建て、今日にもその多くが残ります。その様子は安芸の小京都と謳われ、清雅な町並みを歩くと、タイムスリップしたかのようです。
また、宿場町四日市は奈良時代には安芸の国分寺が置かれたことから、この地域の政治・文化の中心地として発展してきました。街道上の絶好の立地は、大内氏、尼子氏の対立の中心地ともなりました。しかし、この対立を巧みにかいくぐった毛利氏がこの地を治めるようになるなど、歴史好きにとっては垂涎の地ともいえるでしょう。江戸時代、四日市宿には、広島藩内最大の本陣が構えられていました。現在は酒作りの町として名を馳せています。かつての宿場は酒蔵や旧本陣跡に面影を残し、歴史の流れが感じられる町です。




古街道の面影を残す出雲往還を津山へ。人気の「ザ・シロヤマテラス津山別邸」にも宿泊
山陽道は瀬戸内北岸に沿って続く道ですが、今回は都市圏の続く山陽道から少し外れ、街道風情の残る脇往還へも足を延ばします。山陽と山陰を結ぶ出雲街道を津山へ。宿場町の風情が色濃く残る街道の町並みを訪ねます。津山の宿泊は2019年にオープンした「ザ・シロヤマテラス津山別邸」です。露天風呂やダイニングからは日本百名城の津山城が眺められ、歴史風情を感じる名ホテルでの宿泊もお楽しみください。


各地の名物料理もお楽しみください。
観光はもちろんのこと、西宮から下関まで旅をするので、お食事も大きな変化があります。この度は、郷土の味をお楽しみいただけるような内容としました。
岩国では岩国寿司をご紹介します。別名「殿様寿司」とも言われ、城下町らしい、豪華な具と整った四角い形が特徴です。かつては祝い事や献上品として作られた郷土料理です。
そして、下関では、春帆楼でのふぐ料理をお楽しみください。伊藤博文や高杉晋作も訪れていた名店で、店名は伊藤博文自身が名付けています。日清講和会議もこの店で伊藤博文が開くなど、歴史ある名店で下関の代名詞ともいえる味をご賞味ください。



ツアー日程
7日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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新大阪駅 11:00発 西宮 姫路 15:00着
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■午前、新大阪駅集合。 ■山陽道の起点、西宮で○西宮神社を参拝し、山陽道の旅を始めます。 ■神社の周りには「灘の酒蔵」が広がります。旧山陽道「酒蔵通り」の散策。 ■見学後、姫路へ。着後、世界遺産・●姫路城を見学します。 (姫路泊) |
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2日目
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姫路 08:30発 赤穂 港町坂越 龍野 平福 津山17:00着
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■午前、山陽道を、赤穂へ。到着後、○赤穂城跡、●歴史博物館を見学。江戸時代からの銘菓「播磨屋の塩味饅頭」も楽しみです。 ■その後、○赤穂東御崎展望台に立ち寄り、○坂越へ。日本遺産に登録される港町を散策。 ■午後、街道の面影が残る出雲往来を津山へ。 ■途中、播磨の小京都と言われる重伝建、○龍野城下町、○平福の古い町に立ち寄りながらまいります。 (津山泊) |
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3日目
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津山 13:00発 (吉備路) 岡山17:00着
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■午前、●津山城、古い町並みが残る重伝建、○城東町を見学。 ■昼食後、山陽道に戻り、回廊の美しい○吉備津神社へ。 ■その後、○備中国分寺まで、かつての山陽道を走ります。 ■見学後、岡山へ。 (岡山泊) |
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4日目
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岡山08:00発 (倉敷) (矢掛宿) 尾道17:00着
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■午前、日本三名園の●後楽園を見学。 ■その後、古い町並みが残る倉敷へ。 ■倉敷にて、昼食と○町並みの見学。 ■午後、山陽道の古い宿場町の町並みが残る○矢掛宿に立ち寄ります。江戸時代からの銘菓「柚べし」の店があり、中西菓子鋪、佐藤玉雲堂などの老舗が残ります。 (尾道泊) |
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5日目
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尾道 10:00発 竹原 西条 廿日市 17:00着
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■午前、朝の尾道を散策。 ■その後、瀬戸内の美しい町竹原へ。着後、○竹原の散策。 ■見学後、かつての宿場町四日市に位置する、酒造りの町○西条に立ち寄り、厳島神社で知られる宮島の対岸、廿日市のホテルへ。 (廿日市泊) |
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6日目
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廿日市08:00発 岩国 門司港17:30着
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■午前、フェリーにて●厳島神社の見学へ(注)。 ■その後、岩国の●錦帯橋へ。昼食は、錦帯橋近くの旧城下町に位置する料亭旅館「半月庵」にて、名物の「岩国寿司」を含めた御膳をお楽しみいただきます。 ■午後、○防府天満宮を見学し下関の対岸、門司港へ。 ■ホテル到着前に、●門司港レトロ展望室に立ち寄ります。 (門司港泊) |
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7日目
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門司港08:30発 長府 下関 小倉15:00着
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■午前、毛利家の城下町長府へ。●歴史博物館、○功山寺、○古江小路の散策へ。 ■散策後、山陽道の終点、下関の○赤間神社、○亀山八幡宮へ。 ■昼食は歴史の料亭「春帆楼」にて名物の「ふぐ料理」をお楽しみください。 ■昼食後、関門海峡渡船にて関門海峡を渡り門司港へ。 ■その後、小倉駅へ。小倉駅にて解散。 ご自宅までお荷物を託送します。 |
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(注)厳島神社の大鳥居は大規模な保存修理工事が行われており、足場などで囲われています。予めご了承ください。
出発日・旅行代金
このツアーは7日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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9月11日(日)発 |
旅行代金:¥278,000 |
10月16日(日)発 |
旅行代金:¥278,000 |
11月13日(日)発 |
旅行代金:¥278,000 |
12月4日(日)発 |
旅行代金:¥278,000 |
※1名室利用追加料:¥25,000 (津山、廿日市、門司 計3泊のみ)
おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。
姫路、岡山、尾道での計3泊につきましては、お一人部屋利用の場合は洋室シングルルームとなります。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:JP1084
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