ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 日本遺産・淡路島の国生み神話や海人の足跡を訪ねます
- Point 2
- 御食国・淡路の食を堪能します
- Point 3
- 「淡路夢舞台」、「あわじ花さじき」など現代の淡路の見所も訪れます
ツアープランナーより
「おのころ島」。古事記・日本書記に描かれる国生み神話に登場する最初に生み出された島です。この島に降り立った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は次々と日本列島を生み出しました。はじめに生まれた島が淡路島、そして四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、最後が本州であるとされ、この天地創造の物語は淡路の地に伝えられています。この旅では日本遺産である、おのころ神社、伊弉諾神宮などの、国生み神話の舞台を訪れます。また鳴門海峡の絶景、季節の花々が咲き誇る公園などの淡路島の美しい自然、それによって作り出される御食国の美食の数々、伝統芸能の鑑賞と、多彩で魅力あふれる淡路島を4日間かけて巡ります。

日本遺産認定は文化庁が平成27年から始めたもので、初年度に18カ所が認定されました。
従来の文化庁の認定事業は、文化財保護法として国宝・重要文化財などの有形文化財、無形文化財、民俗文化財、文化的景観、伝統的建造物群(重伝建)などに分けて日本の宝を保護することにありました。いわば、点として、そのものの保存を目的としていましたが、日本遺産認定に関しては点としてではなく、一つの面として、各地の歴史的価値や魅力をストーリーとして着目していることに特長があり、現在は104のストーリーが認定されています。文化財を単体としてではなく、そのエリアとして再評価することによって注目を促し、地域の活性化につなげて、日本の歴史的な価値ある文化を再発見してもらうという趣旨ですが、この日本遺産の認定を文化庁が行っていくことで、改めて日本各地に息づいている日本固有の価値を再認識する大いなるきっかけになっています。
日本遺産を旅することは、日本各地で、今もそこに住む人々の誇りと共に継承されてきた歴史と文化を楽しみながら、地域の魅力を再発見、再認識するものです。
文化庁は、単に日本各地の価値ある文化的遺産を紹介することにとどまらず、その物語を語れる人々の育成プログラムにも取り組んでいます。その地の日本遺産の番人ともいうべき語り部の存在は必要不可欠なものであり、大人だけでなく、子どもたちにも広げ、未来の語り部を育もうとしています。
「日本遺産紀行」シリーズでは、各地の自治体や観光協会などのご協力をいただき、うわべだけのものでなく、しっかりと、日本遺産たる価値を楽しんでいただける内容に仕立てています。
世界遺産は「卓越した人類共通の価値」を重視して登録されますが、日本遺産は「文化の多様性を大切に、その文化財が擁するストーリー」が重要視されています。海外のツアーがストップしている現状にあって、ぜひ日本各地の歴史、文化をお楽しみください。
見どころのご紹介
淡路島の国生み神話や海人の足跡を訪ねます
長い歴史を誇る淡路島は古墳時代に活躍した海の民(海人)の存在でも知られています。金属器による先端文化を伝え、航海術にも優れた海人は日本書紀にも登場します。この海人の残した遺物を五斗長垣内遺跡に訪ねます。
そして淡路島といえば、「国生み神話」の世界。国生み神話に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る伊弉諾神宮や、国生みの聖地と伝えられるおのころ島神社を訪れます。



御食国・淡路の食を堪能します
御食国とは、日本古代から平安時代まで皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料を貢いだ国のこと。古くから朝廷に数々の食材を納めてきた淡路島。現代も全国にその名を轟かせる、淡路島の食を体験していただきます。7月から9月にしか採れないことから、「幻のウニ」と称される赤ウニを淡路の名店・松葉寿司で味わうほか、和洋折衷のモダンなジャパニーズキュイジーヌで初夏から初秋に旬を迎える鱧のフルコースをご用意しました。御食国・淡路の食をご堪能ください。



花の名所やうず潮など自然の魅力溢れる淡路を巡ります
関西の都市部に暮らす人々が抱く淡路島のイメージ。それはやはり、美しい自然が残る島、ではないでしょうか。花の島とも呼ばれる淡路島にあってはずせないのが「あわじ花さじき」。季節ごとの美しい花々に出会えます。また「淡路夢舞台」では自然と調和した安藤忠雄氏デザインの建築群の独特な景観をご覧いただきます。


淡路に伝わる文化、人形浄瑠璃を鑑賞します
約500年の歴史を持ち、日本遺産の一つでもある淡路人形浄瑠璃。国生み神話の「戎舞」が起源とされ、江戸時代に浄瑠璃と三味線が融合し人形浄瑠璃として確立したものです。今も受け継がれる江戸時代からつづく淡路の伝統文化を鑑賞します。
※9/6発、9/27発は淡路人形座が閉館のため、徳島の阿波人形浄瑠璃にご案内いたします。


ツアー日程
4日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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新神戸駅13:30集合 南あわじ
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■新神戸駅集合後、バスにて淡路島へ。 ■朝鮮半島から鉄器文化をもたらした「海の民」の遺跡、○五斗長垣内遺跡を見学。 ■宿泊は、南あわじのホテル&リゾーツ南淡路です。 (ホテル&リゾーツ南淡路泊) |
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2日目
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南あわじ09:00発 (松葉寿司・赤ウニ) 南あわじ17:00着
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■午前、○おのころ島神社と国生み神話ゆかりの地の○天浮橋を訪ねます。その後、●南あわじ市淡路人形浄瑠璃資料館へ。 ■昼食は、松葉寿司にて赤ウニのお食事。 ■昼食後、●うずしお科学館、○鳴門海峡うずしおクルーズへ。 ■ホテルに戻ります。 (ホテル&リゾーツ南淡路泊) |
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3日目
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南あわじ09:00発 人形浄瑠璃鑑賞 伊弉諾神宮 淡路17:00着
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■午前、●淡路人形座にて、淡路人形浄瑠璃鑑賞。(注) ■午後、●伊弉諾神宮へ。語り部とともに境内を巡り、拝殿の正式参拝にもご案内いたします。 ■花の名所、●あわじ花さじきへ。季節の花々をご覧いただきます。 ■宿泊は、グランドニッコー淡路です。 (グランドニッコー淡路泊) |
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4日目
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淡路09:00発 新神戸駅15:00着
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■午前、ホテルより徒歩にて●淡路夢舞台の見学。 ■昼食は、淡路にて、旬の淡路島のブランド食材「べっぴん鱧」のフルコースを。 ■新神戸駅着。 ご自宅までお荷物を託送します。 |
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(注)9/6発、9/27発は淡路人形座が閉館のため、徳島の阿波人形浄瑠璃にご案内いたします。
出発日・旅行代金
このツアーは4日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
---|---|
8月30日(火)発 |
旅行代金:¥175,000 |
9月6日(火)発 |
旅行代金:¥175,000 |
9月27日(火)発 |
旅行代金:¥175,000 |
※1名室利用追加料:¥30,000
おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。お一人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。
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ツアーコード:JP1313
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