ナイル川の増水期だけの限定企画

カイロからアスワンへ 悠久の大ナイル990キロの船旅【18日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 8月30日(土)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥858,000〜ビジネスクラス利用¥1,438,000

旅のポイント

Point 1
ナイル川の水量が増える増水期にのみ航行可能な、時期限定の船旅。カイロからアスワンまで悠久の大ナイルを巡ります。
Point 2
クルーズ中、通常のコースではなかなかご案内できない豪族墳墓ベニハサン、世界最初の宗教改革の地アマルナ、素晴らしい保存状態のアビドスやデンデラにご案内します。
Point 3
7月3日の正式オープン予定と発表された大エジプト博物館を見学します。

ツアープランナーより

ナイル川のカイロからアスワンまで、990キロメートルを14 泊というロングクルーズでお楽しみいただくロマン溢れるエジプトの旅。好評の壮大な船旅を今年も発表いたします。カイロからルクソール間は、水位の関係から以前は航行が許されていませんでしたが、政府が走行実験を行ったうえで河岸の整備や施設等が改善され、客船の航行が可能になったのは、この10年ほどのことです。今回も、上流のエチオピア高原の雨季の影響を受けた、ナイル川の増水期にのみ設定できる期間限定コースとしてご案内します。8月のエジプトの平均気温は、カイロ周辺で24~35度、ルクソール周辺で25~40度となり、砂漠気候で朝晩と日中の寒暖差が大きいのが特徴です。同時期の日本と比べて乾燥してからりとした気候で、確かに暑さはありますが、このルートのクルーズを楽しめるのは、この時期ならではの魅力といえるでしょう。 船からの景色は、高層ビルが建ち並ぶカイロから、川沿いの素朴な生活風景へと変わり、オアシスと砂漠、神殿のある風景など、古代の人々が見たであろう風景へと移り変わっていきます。通常の旅ではなかなか訪れにくい、ベニハサンやアマルナなど様々な遺跡にもご案内。加えて、7月3日に正式オープン予定の大エジプト博物館(GEM)も見学。古代エジプトの歴史ロマンに存分に浸っていただける、壮大な時間旅行へとお出かけください。

ここに注目。旅のポイント

ルクソールやアブシンベルはハイライトのほんの一部 知られざる珠玉の古代エジプト遺跡を探訪

ナイル川14泊クルーズではよくご紹介されるルクソールやアブシンベルはもちろんのこと、14泊クルーズだからこそご案内できる中流域の歴史遺産をつぶさに巡っていくのが魅力です。

世界遺産条約締結のきっかけとなったアブシンベル神殿をご覧いただきます
伝統的なファルーカを体験(イメージ)
巨大な柱が特徴のカルナック神殿も見学

このルートならではの訪問地デンデラで訪ねるハトホル神殿

ナイル川中部を代表する遺跡「デンデラ」は、愛の女神ハトホルの聖地で、紀元前4世紀のプトレマイオス朝時代に築かれました。よく運航されているナイル川クルーズのルクソール~アスワン間には位置しないため、このルートならではの訪問地です。注目は、神殿の壁面に大きく彫り込まれたクレオパトラのレリーフ。中部エジプト遺跡の白眉をぜひご覧ください。

デンデラのハトホル神殿
神殿の壁面に彫られたクレオパトラとカエサルとの間にできたカエサリオン(プトレマイオス15世) デンデラのハトホル神殿

通常ルートでは訪ねる機会の少ないアビドスではセティ1世の葬祭殿へ

アビドスは、初期王朝時代から死と冥界の神オシリス信仰の聖地でした。最も有名なのは古代エジプト第19王朝のセティ1世が創設し、没後に息子のラムセス2世が完成させたセティ1世の葬祭殿です。約3300年前の建築ですが、保存状態が大変良く、建設当時の姿をそのまま今に残しています。壮麗なレリーフや7つの至聖所をじっくりと目の前にしてください。

アビドス オシレイオン
遺跡の保存状態が良く、レリーフも見応えがあります アビドスのセティ1世葬祭殿

最古の「階段」から「真正」へ、ピラミッドの歴史を辿ります

カイロでは、古代七不思議の灯台と学術書70万冊を集めた図書館があったアレキサンドリアとピラミッド巡りへ。サッカラでは最古のピラミッドとして知られるジョセル王の階段ピラミッドを訪ね、ダハシュールの屈折ピラミッド、赤のピラミッド(初の真正ピラミッド)にご案内します。また表装石が崩れ、ピラミッドの建造法を知る手がかりともなったメイドゥームの真正ピラミッドも訪ね、ピラミッドの歴史を辿ります。

ピラミッドの始まりといわれるサッカラの階段ピラミッド
途中で角度が変わるダハシュールの屈折ピラミッド
三角錐のピラミッドに至る過程で角度が急で崩れてしまったメイドゥームの真正ピラミッド

ツアーの見どころ

紀元前20世紀頃の暮らしぶりが窺えるベニハサン

地方豪族のこの墓には、狩りや漁、ワイン造り、レスリング風景など、人々の生活風景が鮮やかに描かれています。古代エジプト人が死者の来世での豊かな生活を願い描いたことがよくわかります。

ベニハサンの岩窟墳墓には様々な彩色壁画が描かれています
日常の様子が描かれています
レスリングなどスポーツをしているところも

独特の美術センスが光るテル・エル・アマルナ

第18王朝のアクエンアテンが、それまでの多神教を廃し太陽神アテンを唯一神とし、遷都した地。同時代にはアマルナ美術が流行しました。若干デフォルメされた生き生きとした人物像が特徴です。

テル・エル・アマルナの地下墳墓の一部が公開。それまでの写実性やバランスが重視された様式とは異なり、躍動感溢れるレリーフが見ものです
崩れてしまっていますが、左にアクエンアテンとネフェルティティの像が並んでいます
壁にはびっしりとヒエログリフが刻まれています

7月3日に正式オープン予定の「大エジプト博物館」を建学します

7月3日に正式オープン予定と発表された大エジプト博物館。ギザの三大ピラミッドの近くの広大な敷地に建設されたこの博物館では、古代エジプトの至宝が一堂に展示されています。メインホールに入ると、迫力ある巨大なラムセス2世像がお出迎え。2024年10月以降のプレオープンでも十分見応えがありましたので、正式オープン後は、より期待できます。ミュージアムショップも充実しており、エジプト土産にうってつけのグッズが購入できます。

メインホールでは巨大なラムセス2世像が迎えてくれます

エントランスの壁にはファラオのカルトゥーシュが刻まれています

様々なファラオの姿が見られます

 
客船で巡る14泊15日のナイル川クルーズ

カイロからアスワンへは14泊15日のナイル川クルーズをお楽しみいただきます。乗船するダイナスティ社のクルーズ船(クラウン・ビジョン号、ロイヤル・ビジョン号、ナイル・ビジョン号、クラブ・ビジョン号のいずれかになります)は、コンパクトながらも設備の整った客船です。朝日や夕日の時間帯など、ファラオたちが目にしたであろう景色と変わらぬ光景に深い旅情を感じていただけるでしょう。
※客室は平均16-18㎡のコンパクトな客室となり、シャワーのみとなります。

ナイル川クルーズ客船のイメージ (写真は「クラウン・ビジョン号」)
コンパクトながら快適な船内の客室(イメージ)
船内レストラン(イメージ)

ツアー日程

18日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

夜、成田空港より、航空機にてドバイへ。

機中泊)

2日目
ドバイ04:10着/08:15発 カイロ11:05着 (メンフィス、ダハシュール)

■航空機を乗り換え、エジプトの首都カイロへ。

■着後、バスにて古王国時代の都○メンフィスや、ダハシュールの○赤のピラミッド○屈折ピラミッドの観光へご案内します。

■夕刻、ナイル川クルーズ船にチェックインします。

【ナイル川クルーズ船14連泊】(カイロ停泊

3日目
カイロ (アレキサンドリア)

朝、バスにてアレキサンドリアへ。グレコ・ローマン博物館カタコンベポンペイの柱○アレキサンドリア図書館をご覧いただきます。

■夕刻、カイロへ戻ります。途中、初期キリスト教の遺跡、アブ・メナに立ち寄ります。

(カイロ停泊)

4日目
カイロ(サッカラ、メイドゥーム) 午後発 ベニ・スエフ夜着

■朝、サッカラのジョセル王の●階段ピラミッド●ウナス王のピラミッドへご案内します。

■その後、表装石が崩れピラミッドの建造法を知る手がかりとなった○メイドゥームの真正ピラミッドへご案内します。

■午後、カイロを出航。990キロにおよぶナイルクルーズの始まりです。

■夜、最初の寄港地ベニ・スエフに到着。

(ベニ・スエフ停泊

5日目
ベニ・スエフ午前発 ミニヤ夜着

午前、ミニヤに向けて出航。

■本日は終日クルーズです。ごゆっくり、船内でお過ごしください。時にはサンデッキに上がり、ナイルの風を感じてみるのはいかがでしょうか。

■夜、ミニヤに到着。

(ミニヤ停泊)

6日目
ミニヤ(ベニハサン、テル・エル・アマルナ) 午後発 アシュート夜着

■午前、バスにて第一中間期から中王国時代にかけてつくられた岩窟墳墓がある○ベニハサン、アメンホテプ4世が治めた都テル・エル・アマルナ遺跡を見学します。

■午後、アシュートに向けて出航。

■夜、アシュートに到着。

(アシュート停泊

7日目
アシュート午前発 ソハグ午後着

■午前、ソハグに向けて出航。

■午後、ソハグの観光。5世紀にコプト教会の聖人シュノーダらによって建てられた●赤と白の修道院へご案内します。(注)

(ソハグ停泊

8日目
ソハグ (アビドス)午後発 ナグ・ハマディ夜着

■午前、バスにてオシリス神信仰の中心地アビドスの観光へ。エジプトで最も美しいもののひとつといわれる●セティ1世葬祭殿○ラムセス2世神殿へご案内します。

■午後、ナグ・ハマディに向けて出航。

■夜、ナグ・ハマディに到着。

(ナグ・ハマディ停

9日目
ナグ・ハマディ朝発 ケナ(デンデラ) ルクソール夜着

朝、ケナに向けて出航。

■着後、デンデラの観光へ。クレオパトラのレリーフが見事な●ハトホル神殿を観光します。

■午後、ルクソールに向けて出航。

■夜、ルクソールに到着。

(ルクソール停泊)

10日目
ルクソール西岸 (王家の谷)

■朝、ルクソールの西岸観光へご案内します。○メムノンの巨像王家の谷にてツタンカーメンの墓を見学、ラムセス3世葬祭殿ハトシェプスト女王葬祭殿などを見学します。

■午後は船内でゆっくりお過ごしください。

(ルクソール停泊)

11日目
ルクソール東岸 (カルナック神殿、ルクソール神殿)

■朝、ルクソールの東岸観光へ。エジプト最大規模の遺跡カルナック神殿へご案内します。

■昼食後、再び東岸へ。●ルクソール神殿へご案内します。

(ルクソール停泊)

12日目
ルクソール早朝発 エスナ エドフ夜着

■早朝、エスナに向けて出航。

■着後、●クヌム神殿へご案内します。

■午後、エドフに向けて出航。

■夜、エドフに到着。

(エドフ停泊)

13日目
エドフ午前発 コム・オンボ アスワン夜着

■朝、馬車にてホルス神殿を訪れます。

■帰船後、コム・オンボへ向けて出航。

■午後、二重構造の神殿として知られるコム・オンボ神殿の観光へ。

■その後、アスワンに向けて出航。

(アスワン停泊)

14日目
アスワン (アブシンベル)

■朝、バスにてアブシンベルへ。

■着後、ラムセス2世の巨大な石像が鎮座する●アブシンベル大神殿●小神殿を見学します。

■その後、バスにてアスワンへ戻ります。

(アスワン停泊)

15日目
アスワン

■朝、アスワンの観光。聖なる島フィラエ島の●イシス神殿●古代の石切り場アスワン・ハイダムにご案内します。

■午後、●ヌビア博物館の訪問や、ナイル川のファルーカ(帆掛け船)クルーズをお楽しみください。

(アスワン停泊)

16日目
アスワン08:45発 カイロ10:15着

朝、下船後、アスワン空港へ。

■国内線にて、カイロへ。

■着後、カイロの観光。エジプト考古学博物館○タハリール広場●アズハルモスク○ハンハリーリ・バザールへご案内します。

(カイロ泊)

17日目
カイロ朝発 ギザ(大エジプト博物館) カイロ20:05発

午前、ギザ台地へ。●クフ王のピラミッド○スフィンクス○河岸神殿へご案内します。

■午後、●大エジプト博物館へ。

■その後、カイロ空港へ。

■夜、航空機にてドバイへ。

(機中泊)

18日目
ドバイ00:40着/02:40発 成田空港17:35着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は成田発空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。エミレーツ航空の羽田空港発着便、または他の航空会社利用の場合、発着空港および時間、日程は異なります。

エジプト国内線のスケジュールは非常に流動的で、確定できるのは出発の約1カ月前となります。スケジュールによっては、観光の順番を入れ替えてご案内する場合がありますので、予めご了承ください。

※ナイル川クルーズ船のスケジュールは、ナイル川を航行している船舶の数や水門通過に要する時間などを理由に流動的なため、一部スケジュールを入れ替えてご案内することもございます。

(注)宗教行事等により信者以外は入場できない場合があります。その場合は外観観光となります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは18日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月30日(土)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,438,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥280,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス適用区間:東京〜中東主要都市~カイロ間の往復に適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥71,300:2月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金

大阪・名古屋~東京 片道・・・  ¥5,000
福岡・札幌~東京 片道・・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

■査証料:25米ドル(現地取得)

■旅行代金には船内チップ(1日あたり5米ドル程度、計75米ドル程度)は含まれておりません。船内でのお支払いとなります。

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