2回のチケット付き

華麗なるふたつの歌劇場とバイロイト 音楽の旅【10日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 6月16日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥765,000〜ビジネスクラス利用¥1,345,000

旅のポイント

Point 1
見事な装飾美に目を奪われる世界でも希少な名劇場で、オペラ、コンサートを鑑賞する夢体験。
Point 2
新緑の好シーズンに趣ある「北バイエルンの小ベネチア」バンベルク(世界遺産)、そして芸術文化薫る「ゲーテ街道」珠玉の町々へ。
Point 3
旅の最後は、美しい自然に抱かれた城館(シュロス)ホテルでゆっくりと優雅なホテルライフと自慢の料理に舌鼓。

ツアープランナーより

「ヨーロッパ最古」にして、「最も美しいバロック建築の傑作」と謳われるバイロイト辺境伯歌劇場(1750年、487席、世界遺産)にて、ドイツ名門オーケストラのひとつ、バンベルク響のモーツァルトに酔いしれる歓び。月に僅か数回の上演という、この極めて稀で貴重なコンサートチケットを、このたびは一定枚数確保いたしました。そしてもうひとつ、「ロココの粋」と称される、清楚で華麗なヘッセン州立劇場(1894年、1041席)でのオペラ「セビリアの理髪師」。まさに中世の宝石箱のような、ヨーロッパ屈指のこの美しいふたつの歌劇場(ファースト席)でのひとときをハイライトに、新緑眩しいドイツをゆったりと旅する6月の限定企画です。 北バイエルン、町全体が世界遺産のバンベルクは、「生きた博物館」と呼ばれる古都。「ゲーテ街道」のふたつの町、ゲーテやリストが活躍したワイマール、J.S.バッハが生まれ、マルティン・ルターが若き日を過ごしたアイゼナハでは、ドイツ文芸の偉人たちの足跡を訪ねてみましょう。そして、こちらもワールド初登場のロマンチックな城館ホテルでの優雅なホテルライフと自慢の料理に舌鼓。多角的に個性的にドイツの魅力に浸っていただきたいと思います。

見どころのご紹介

耽美な世界へ誘う「ロココの粋」、ヘッセン州立劇場(ヴィースバーデン)

建物自体が芸術作品といえるヘッセン州立劇場 Ⓒ Sven Helge Czichy

古代ローマ時代に起源を持つヨーロッパ有数の温泉保養地ヴィースバーデンに1894年に建てられた、外観はネオバロック様式、内部には目を瞠るロココ様式の装飾が施された華麗なる劇場は、この温泉地に足繁く通ったドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の主導によるもので、こけら落としは皇帝臨席のもと華やかに幕を開けました。「ロココの粋」と称され、見る者をミューズの耽美な世界に誘うホワイエ装飾は、1902年にヴィースバーデンの建築家フェリックス・ゲンツマーが手掛けたもので、120年以上を経た現在も、息をのむ圧倒的な美しい輝きを放っています。

■6月18日(水)19:30~
演目:オペラ「セビリアの理髪師」(ロッシーニ)
指揮:タマラ・ロレンツォ・ガベイラス
演奏:ヘッセン州立劇場管弦楽団

美しさに圧倒される、1902年完成のホワイエ(ロビー)装飾 Ⓒ Sven Helge Czichy
1894年、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の働きかけで完成したヘッセン州立劇場
絢爛さに加え、優れた音響設計にも定評のある大ホール Ⓒ Rafael Neff

驚異の木造建築と壮麗なバロック装飾がなす宝石箱、世界遺産 バイロイト辺境伯歌劇場(バイロイト)

現存するヨーロッパ最古(1750年完成)のバイロイト辺境伯歌劇場は、辺境伯公爵フリードリヒ3世に嫁いだプロイセン王家のヴィルヘルミーネ(フリードリヒ大王の姉)が建てた宮廷劇場。自作オペラ「ニーベルングの指環」を上演する劇場を探していたリヒャルト・ワーグナーが感化を受け、妻コジマとバイロイトに移り住み、自らバイロイト祝祭劇場を建設するきっかけとなった劇場です。間口30.8m、奥行き71.5m、高さ26.2mは、当時ドイツ最大であり、芸術を愛するヴィルヘルミーネにより、バイロイトは神聖ローマ帝国の文化の中心のひとつとなりました。石材や漆喰などを一切使わず、すべてが木造(柱や装飾もすべて木材に塗装を施したもの)による豪華かつ精緻な建築と優れた音響、ミュンヘンで生まれ育ったプロイセン王宮仕込みのヴィルヘルミーネの感性豊かな芸術性が生んだ圧倒的な美しさは、紛れもなく「ヨーロッパで最も美しいバロックの宝石」。270年以上の歴史を刻み、当時の姿をそのまま残すこの至高の芸術空間では、世界遺産ながら現在も月に数回上演が行われていることに驚かされます(毎回全487席のチケットは早期完売)。18世紀の宮廷文化にタイムスリップするひとときは、まさに夢体験といえるでしょう。

18世紀オリジナルの姿をほぼ完全に留めた、目を瞠るバロック建築と装飾 Bayreuth_Opernhaus_Nach der Restaurierung_🄫Bayerische Schlosserwaltung(Achim Bunz)

■6月20日(金)19:30~
指揮:ベルナール・ラバディ
演奏:バンベルク交響楽団、ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)
演目:

モーツァルト:フリーメイソンのための葬送曲
ロセッティ:ヴィオラ協奏曲

モーツァルト:交響曲第41番《ジュピター

バロック時代のオペラ文化を伝える貴重なバイロイト辺境伯歌劇場 markgraefliches-opernhaus-bayreuth 🄫Bayerische Schlosserwaitung (Feuerpfeil Verlag)

中欧の伝統的スタイルを受け継ぐ名門
「バンベルク交響楽団」

1940年、チェコのドイツ系住民がボヘミアで創設したプラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団が前身。戦後、同楽団員がバンベルクに再び集結し、1946年よりバンベルク交響楽団に改称。いわゆる重厚で深みのあるドイツ音楽に、ルーツとしての温かみと渋さが特徴の中欧音楽が加味された、独自の伝統スタイルが人気の国際的に活躍する名門オーケストラです。(2025年5月、日本公演予定)

ドイツの名門バンベルク交響楽団 🄫Marian Lenhard

中世が息づく「生きた博物館」 古都バンベルク

「バイエルンの真珠」と称され、11世紀からの中世の町並みがそのまま残る美しき古都バンベルク。優美なドーム広場に面して、大聖堂や新宮殿といった歴史建造物が建ち並び、カラフルな木骨組みの家々と水辺の風景がロマンティックで、中でも「小ベネチア」と呼ばれるレグニッツ川沿いの漁師の家が並ぶエリア、川の上に建てられた旧市庁舎が印象的です。

レグニッツ川の中州に建つユニークなバンベルク旧市庁舎

芸術文化が薫る「ゲーテ街道」の珠玉の町々(アイゼナハ、ワイマール)

ドイツ文芸の都ワイマールは、ゲーテ、シラー、フランツ・リスト、画家ルーカス・クラナハなどが住み暮らし、活躍した町。そして、J.S.バッハが生まれ、マルティン・ルターが若き日を過ごしたアイゼナハ。ゲーテ街道の町々ではドイツ史上の偉人たちのビッグネームをあげると枚挙にいとまがありません。1685年にバッハが生まれた館(バッハ博物館)では、参観に加えて「古楽器の調べ」も楽しみます。

ワイマール国民劇場前に立つ、ゲーテ=シラー記念碑
バッハ博物館(バッハの家)では、古楽器の演奏も楽しみます
吟遊詩人の中世歌合戦伝説で知られるヴァルトブルク城(イメージ)


バンベルクでは、地元の郷土料理をお召し上がりください

ツアーで訪ねるバンベルクは、独自の伝統製法を継承するビールの町としても有名で、特にラオホ(燻製)ビールが特色です。また、玉葱にひき肉を詰めた郷土料理「バンベルガー・ツヴィーベル」もこの地の名物料理です。、地元の味をお楽しみください。

バンベルク名物「バンベルガー・ツヴィーベル」(添乗員撮影) 
燻製ビール(ラオホビール)もバンベルクの名物です(添乗員撮影)

マインハルト:美しい自然と調和したドイツ屈指の城館ホテル「ヴォルフスブルンネン」

ヘッセン州北部、美しい自然に囲まれた緑の丘の中腹に佇む、1907年創建の城館(シュロス)「ヴォルフスブルンネン(狼の泉)」。ドイツでは、ヴィクトリア皇后の居城であった「シュロスホテル・クロンベルク」(フランクフルト近郊)と並び、憧れの城館ホテルとして高い評価を得ています。クロンベルクと異なるのは、王族や貴族が建てた城ではなく、カッセルの富豪が愛娘の結婚にあたり、娘婿(皇帝の侍従長)に資金を出し、婿が嫁(富豪の娘)にプレゼントしたものです。16世紀の歴史建造物を基盤にした中世の雰囲気と快適なモダンさの融合、ゴシックやルネッサンスの要素を取り入れた壮麗な建築美、周囲の森や自然美との調和など、複合的な魅力に溢れた理想的な城館ステイが魅力です。シュロスホテルならではの、高級感溢れるインテリア、喧騒を離れてのゆっくりとした時間、そして地元食材を活かした洗練された料理や厳選されたワインなども有名です。お伽話のような雰囲気の中、エレガントでリラックスした時間をゆっくりとお愉しみください。※部屋は手狭となります。

お伽話の中に迷い込んだような、メルヘンチックな城館ホテル「ヴォルフスブルンネン」(イメージ)
郷土の食材を活かした洗練された料理も自慢です
モダンなつくりに改装されたゲストルーム(イメージ)

マインツ:ライン河畔に建つホテル「ハイアット・リージェンシー」

マインツ中心部に立地するホテル「ハイアット・リージェンシー」は、モダンで快適なホテルです。このたびは、ライン川が育んだ情緒ある古都マインツをより身近に感じていただきたく、ライン川を望むリバービュールームをご用意しました。マインツでの滞在が一層思い出深いものとなることでしょう。

ハイアットホテルのリバービュールーム(イメージ)

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

■夜、成田空港より、航空機にてドバイへ。

(機中泊)

2日目
ドバイ04:10着/08:25発 フランクフルト13:15着 マインツ15:00着

■航空機を乗り換え、フランクフルトへ。

■着後、バスにてマインツへ。

【2連泊】(マインツ泊)

3日目
マインツ (ヴィースバーデン:【ヘッセン州立劇場オペラ鑑賞】)

■午前、マインツの徒歩散策。●グーテンベルク博物館●大聖堂へご案内します。

■午後、自由行動。

■夕刻、バスにてヴィースバーデンへ。ロココ建築の粋、1894年創設のヘッセン州立劇場にて、オペラ「セビリアの理髪師」を鑑賞します。上から1番目のカテゴリーのお座席をご用意しています。

■鑑賞後、バスにてホテルに戻ります。

(マインツ泊)

4日目
マインツ09:30発 バンベルク バイロイト17:30着

■午前、バスにて世界遺産の古都バンベルクへ。昼食には、バンベルク名物の「玉葱の肉詰め」と「燻製ビール」をご用意しました。

■午後、バンベルクの散策。レグニッツ川の中州に建つ○旧市庁舎●大聖堂○新宮殿の庭園にご案内します。

■夕刻、バイロイトへ。到着前には、バイロイト音楽祭の舞台、○祝祭歌劇場(外観)に立ち寄ります。

    【3連泊】 (バイロイト泊)

5日目
バイロイト 【バイロイト辺境伯歌劇場コンサート】

午前、バイロイトの徒歩散策。●ワーグナー博物館やワーグナーが暮らした●ハウス・ヴァーンフリートにご案内します。

■午後、自由行動。

■夜、バロック建築の最高傑作「バイロイト辺境伯歌劇場」にて「バンベルク響コンサート」を鑑賞します。曲目はモーツァルト「ジュピター」(交響曲第41番)などです。

(バイロイト泊)

6日目
バイロイト (コーブルク)

■終日、鉄道にてコーブルクへの小旅行へ。歴史的建築が残る○マルクト広場、「フランケンの王冠」と称されるドイツで2番目に大きな城、●コーブルク城を見学します。

(バイロイト泊)

7日目
バイロイト09:00発 ワイマール マインハルト17:30着

■午前、バスにてドイツ文芸の都ワイマールへ。

■着後、ワイマール旧市街の徒歩散策●ゲーテの家、●リストの家へご案内します。

■午後、美しい自然と田園に囲まれたマインハルトへ。

■宿泊は、1907年創建のネオ・ルネサンス様式の城を改装した優美な城館ホテル、「シュロスホテル・ヴォルフスブルンネン」に連泊です。

【2連泊】(マインハルト泊)

8日目
マインハルト (アイゼナハ、【バッハの家での古楽器の調べ】)

■午前、バスにてバッハ生誕の地アイゼナハへ。中世の伝説的な歌合戦で知られる、●ヴァルトブルク城を参観します。その後、旧市街の徒歩散策。●バッハの家では、「古楽器の調べ」もお楽しみいただきます。

 (マインハルト泊)

9日目
マインハルト08:30発 フランクフルト15:15発 ドバイ23:35着

■午前、バスにてフランクフルト空港へ。

■午後、航空機にてドバイへ。

 (機中泊)

10日目
ドバイ02:40発 成田空港17:35着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。羽田空港発着のエミレーツ航空、また他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月16日(月)発

旅行代金:¥765,000

エコノミークラス利用

2回のチケット付き


旅行代金:¥1,345,000

ビジネスクラス利用

2回のチケット付き

■1名室利用追加代金:¥100,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥66,000:12月1日付

■ビジネスクラス利用区間:
【エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、カタール航空、エティハド航空】:東京~中東主要都市~フランクフルト往復に適用
【上記以外の航空会社】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

※但し、羽田空港~成田空港間のリムジンバス代はお客様のご負担となります。その他、付帯条件がございますので各支店にお問い合わせ下さい。

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