知られざるキルギス共和国へ

世界遺産アク・ベシム遺跡と神秘のイシククル湖【7日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 4月24日(木) 、 5月8日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000

旅のポイント

Point 1
東西文明の交差点アク・ベシム遺跡。帝京大学調査団の解説でお楽しみください
Point 2
「中央アジアの真珠」イシククル湖畔に宿泊。遊覧もお楽しみください
Point 3
奇観が広がるスカスカキャニオンをはじめキルギスの多彩な見どころへご案内します

ツアープランナーより

天山山脈が走り、急峻な山岳に囲まれた山国キルギス共和国。これまでは山岳風景やイシククル湖、夏に咲く高山植物など美しい自然景観だけに着目していましたが、このたびは「草原のシルクロード」に刻まれてきた歴史に焦点を当てました。 数多くある史跡の中でも弊社では、世界遺産アク・ベシムに注目。当地の調査を続けている帝京大学の山内和也教授が「自分の一生をかけて掘る価値がある」と断言した都市遺跡です。ツアーは同大学の調査期間に合わせた日程で、何をしてそこまで人を惹きつけるのか、現地で解説をお聞きいただきます。 大自然に歴史ロマン、人々の暮らしぶりと魅力溢れるキルギスへ、ぜひこの機会にお出かけください。

ここに注目。旅のポイント

東西文明の交差点アク・ベシム遺跡。帝京大学調査団の解説でお楽しみください

キルギスの北部に位置するアク・ベシム遺跡。「シルクロード:長安 – 天山回廊の交易路網」の一つとして世界遺産に登録されました。唐の詩人李白の生誕地、また玄奘三蔵が立ち寄った地として紹介されますが、「帝京大学シルクロード学術調査団」が中国の文字が書かれた大量の瓦を発見し、唐がシルクロードに築いた軍事拠点「砕葉鎮(さいようちん)城」の跡でもあることが確認されました。
それ以前ここには西方からやってきたソグド人が都市を建設、7世紀後半の一時期、東西の文明が壁一枚を隔てて共存し、東西文明が交わる最前線がここにありました。キリスト教の教会もあり、ゾロアスター教徒や仏教徒も、周囲には遊牧民も暮らしていました。シルクロードを絵に描いたような光景が広がっていたのです。国立歴史博物館で発掘品を見学して歴史を学び、帝京大学の専門家に最新の成果などを解説していただきます。皆様の目に鮮やかなシルクロード世界が、土漠地帯に立ち現れることでしょう。(注)

発掘調査風景 提供:帝京大学シルクロード学術調査団
唐代の石敷き以降 提供:帝京大学シルクロード学術調査団
シルクロード交易の拠点はアク・ベシムが廃れたのち、世界遺産ブラナの塔がそびえるバラサグン遺跡に移っていきました

「中央アジアの真珠」イシククル湖畔の町に宿泊。遊覧もお楽しみください

キルギス語で「熱い湖」を意味するイシククル湖は、玄奘三蔵がインドを目指しこの湖岸を通った際「大清池」と呼ばれた湖です。名のとおり、バイカル湖に次ぐ透明度を誇るといわれ、南米のチチカカ湖に次ぐ世界第2位の高原湖(1600メートル)です。広さは琵琶湖の9倍、10万年以上存在する古代湖でもあります。湖畔の町チョルポン・アタに宿泊して、万年雪を戴く天山山脈を背にクルーズしながら雄大な風景を堪能します。

4000年前からの遊牧民が描いた岩絵が残る野外博物館もご案内します
湖畔を野花が彩るイシククル湖(イメージ)

首都ビシュケクではリニューアルしたばかりの国立歴史博物館を鑑賞

町の中心アラ・トー広場には千年の昔から語り継がれる勇者マナスの像がそびえます。広場にある国立歴史博物館はソ連時代の1925年に設立、2022年にリニューアルオープンしたばかりです。サカ族の装飾品、突厥の石人など考古学的価値を持つ資料や、民族衣装、遊牧民の移動式住居ユルタ、社会主義時代の遺物などが展示され、キルギスの歴史・文化にふれることができます。

国立歴史博物館でキルギスのは歴史を学びます

ツアーの見どころ

雄大な山々の景観が広がるカラコル渓谷

イシククル湖東端に位置する町。天山山脈の登山基地であり、郊外からは山の絶景が広がります。19世紀に帝政ロシアが要塞を築き、多くのロシア人が移住した歴史があり、正教会が残されています。

正教会が残されています
雪を冠した高峰が覗き、豊かな自然に恵まれたカラコル渓谷(イメージ)
赤茶けた奇岩群がそびえるジェティ・オグスにも足を延ばします

別の惑星に迷い込むようなスカスカ・キャニオン

イシククル湖の南岸に位置し、キルギスの「ミニグランドキャニオン」の異名も。ユニークな響きの名は、「おとぎ話」を意味します。まるで別の惑星に降り立ったようなひとときをお過ごしください。

SF映画に登場しそうなスカスカ・キャニオンの景色(イメージ)

ビシュケク市民の台所 オシュ・バザール

首都ビシュケクには大小のバザールがありますが、最大の市場が「オシュ・バザール」。市民の台所として、何でも揃います。アンズなどのドライフルーツ、ナッツなど土産物を探すのにも最適です。

ドライフルーツなどが並び、賑やかなビシュケクのバザール(イメージ)
キルギスのパン「ノン」 タンドール窯に張り付けて焼きます(イメージ)

キルギスの伝統騎馬競技コクボル

キルギスの人々が騎馬遊牧民であることを如実に感じられるのが、伝統競技「コクボル」。騎馬ラグビーといわれ、馬に乗ってヤギやヒツジを奪い合います。見事な手綱さばきで、迫力満点です。

コクボルをご覧いただく機会もあります(イメージ)

ツアー日程

7日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港 11:55発 ソウル14:55着/19:45発 ビシュケク24:30着

午前、航空機にてソウルへ。

■着後、航空機を乗り換え、ビシュケクへ

■ビシュケク着後、空港近くのホテルへ。

【2連泊】(ビシュケク泊)

2日目
ビシュケク (キルギス国立歴史博物館、バザール)

午前、●キルギス国立歴史博物館にご案内します。

■午後、バザールなど、ビシュケクの市内観光をお楽しみください。

(ビシュケク泊)

3日目
ビシュケク08:00発 アク・べシム遺跡 バラサグン遺跡/ブラナの塔 チョルポン・アタ近郊17:30着

午前、シルクロードの拠点として栄えた、世界遺産アク・ベシム遺跡へ。毎年1カ月間だけ実施される帝京大学による発掘調査期間に合わせての訪問です。(注)

■その後、イシククル湖へ。途中、バラサグン遺跡ブラナの塔にご案内します。また、ポロの起源ともいわれるキルギスの伝統騎馬競技もご覧いただきます。

■夕刻、イシククル湖畔に到着。

(イシククル湖畔チョルポン・アタ近郊泊)

4日目
(イシククル湖クルーズ) チョルポン・アタ近郊12:00発 カラコル15:30着

午前、イシククル湖のクルーズや○岩絵野外博物館を見学。

■その後、カラコルへ。●プルジェヴァリスキー博物館、○ドゥンガンモスク、○ロシア正教三位一体教会を訪れます。

【2連泊】(カラコル泊)

5日目
カラコル (カラコル渓谷)

終日、カラコル渓谷のドライブ

■赤茶けた奇岩群ジェティ・オグスや、草原地帯コック・ジャイクを訪れます。

(カラコル泊)

6日目
カラコル07:00発 スカスカ・キャニオン ビシュケク18:00着

■朝、ビシュケクへ向かいます。途中、まるで火星のような景色が広がるスカスカ・キャニオンにご案内します。

■夕刻、ビシュケクに到着。夕食後、空港へ。

(機中泊)

7日目
ビシュケク01:30発 ソウル10:30着/15:30発 成田空港17:55着

深夜、航空機にてソウルへ

■着後、航空機を乗り換え、 帰国の途へ

■夕刻、成田空港に到着。着後、解散。

(注)調査期間にあわせてのご案内ですが、荒天の場合は発掘調査を中断するため、発掘現場や解説をご案内できません。予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは7日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月24日(木)発

旅行代金:¥398,000

5月8日(木)発

旅行代金:¥398,000

■1名室利用追加代金:¥50,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥13,200:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の旅客取扱施設利用料2,070円ならびに燃油サーチャージ国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■国内線割引料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせください。

 

【お願い】

このコースで利用する「TWAY航空」は、通常、弊社では利用しないLCC(ローコストキャリア)航空会社となります。そのため、上級座席(ビジネスクラス等)の設備はなく、成田空港第3ターミナルの発着となります。また、下記の条件が適用されます。

・お預け荷物…3辺の合計が203cm以内、20kgまでの荷物をお一人様1つ、無料でお預けいただけます。

・機内持込荷物…3辺の合計が115cm以内で、重さ10kgまでの荷物をお一人様1つ、無料でお持ち込みいただけます。

・機内食…機内食やお飲み物などの無料サービスはございませんが、機内にて添乗員が軽食とお飲み物(ソフトドリンク)を購入し、サービスいたしますのでご安心ください。

 

※「ティーウェイ航空」は他の航空会社利用時に比べて移動時間が短く、利便性が高いために利用いたします。予めご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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