画家パウル・クレーが見た風景

色彩の国 チュニジア周遊の旅【9日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 4月17日(木) 、 5月3日(土) 、 5月15日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000〜ビジネスクラス利用¥978,000

旅のポイント

Point 1
画家パウル・クレーの作風に影響を与えたチュニジアを連泊主体のコンパクトな日程で訪ねます。
Point 2
チュニスでは旧市街近くに3連泊。世界遺産の旧市街に加え、モザイクの宝庫バルドー博物館へご案内します。
Point 3
様々な民族、文明が交わるチュニジアの歴史を物語る、7つの世界遺産も効率よく巡ります。

ツアープランナーより

パウル・クレーは、スイスで生まれドイツで活躍した画家です。抽象表現主義の先駆者とされ、明るく上品な色彩と自由で繊細な線を用い、音楽的な叙情性を持つとも表現される独自の作風で知られています。現代アートに大きな影響を与えたクレーの作風が生まれたのが、1914年の春から夏にかけて、画家仲間とのチュニジアへの旅でした。チュニスやシディ・ブ・サイド、カイラワンなどを訪ね、初夏の陽光に輝く色彩に感銘を受けたことを日記に残しています。このチュニジア旅行を境に、白黒の線描画から一転、幻想的な色彩表現へと変化していったのです。画家の心を捉え、美術史に残る影響を与えたチュニジアの風景を、クレーと同じ季節に訪ねてみませんか。

ここに注目。旅のポイント

画家パウル・クレー が見た景色 色彩豊かなチュニジアを巡ります

「色は、私を永遠に捉えたのだ。私と色とは一体だ――これこそ幸福なひとときでなくて何であろうか。私は、絵描きなのだ。」パウル・クレー著 南原実 訳『クレーの日記』(新潮社 1961年)

1914年春のチュニジア旅行でその色彩に強烈なインスピレーションを受けたパウル・クレー(1879〜1940)。旅行前後の作品を見比べればその違いは一目瞭然です。クレーの旅から100年以上が経った今も、チュニジアは変わらぬ色彩世界で旅人を迎え入れてくれます。青い地中海を背景に、旧市街散策やスーク見学も楽しみながら、連泊の日程でチュニジアの魅力を巡ります。

パウル・クレー チュニジア旅行以前の作風(1912年)
ハンマメットのモスク(1914年)ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵
カイラワン(1914年)
南チュニジアの庭(1919年)ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵
陶器生産で知られるナブールでは、鮮やかな色合いのナブール焼きをご覧いただきます(イメージ)
お土産屋さんも色とりどりで見ているだけでも楽しめます(イメージ)
スークではスパイス店もお見逃しなく(イメージ)
チュニジア料理といえばクスクス。野菜や肉の煮込みと一緒に食べます(イメージ)

青と白のコントラストが印象的なシディ・ブ・サイド

地中海に面し、チュニジアンブルーの窓枠と白壁の家々が続く町並みが印象的なシディ・ブ・サイド。どこかヨーロッパ的な雰囲気が漂う旧市街には色鮮やかな陶器や人形を売るお店などが立ち並び、のぞき見ながら散策をするのが楽しい町です。クレーが旅した時代の面影も感じながら、周辺の見どころへも足を伸ばします。

青と白のコントラストが印象的なシディ・ブ・サイド
町にはお土産を売るお店などが軒を連ねています

チュニジアの7つの世界遺産を訪ねます

フェニキア人により建設されたカルタゴの時代に始まり、古代ローマやイスラム、フランスと多くの民族がこの地の覇権を握ってきました。それぞれの時代や文化を物語る遺跡や町並みが、現在のチュニジアの各地によく残されており、それが多面的な魅力を生み出す様はまさにモザイクの国と言えるしょう。国土面積の大半は砂漠に覆われているため見どころが凝縮されており、7つの世界遺産を効率良く巡ることができます。

カルタゴはチュニジアの歴史が始まった地とも言える場所です
ローマのコロッセオに匹敵するほど巨大なエルジェム円形闘技場
北アフリカにイスラム勢力が進出した9世紀頃の町並みが残るスース
4世紀〜紀元前3世紀の古代カルタゴの都市遺跡ケルクアン
イスラムの商業都市として発展したチュニスの旧市街(イメージ)
ドゥッガのシンボル「キャピトル」(3神を祀る神殿)

ツアーの見どころ

世界有数のモザイクコレクションを誇る バルドー博物館

紀元前2,500年頃から発達したモザイク画は様々な地で見られますが、中でも有数のコレクションを収めるのがバルドー博物館です。写実的で躍動感に溢れるローマ時代のモザイクを中心に、質の高い作品をご覧いただけます。

2023年に再オープンしたバルドー博物館(添乗員撮影)
海の神ポセイドンを描いたモザイク 

クレーも訪ねた「イスラム第4の聖地」世界遺産カイラワン

西暦670年頃に町の建設が始まり、9〜10世紀には北アフリカのアラブ人王朝の首都となり、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐ第4の聖地として知られています。その中心となる大モスクは、見学できる貴重なウマイヤ朝時代のモスクです。

ウマイヤ朝時代の大モスク(イメージ)
大モスク内は見学することができます

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:35発 イスタンブール17:45着/22:20発 チュニス23:15着 ガマルタ深夜着

午前、航空機にてイスタンブールへ。

■航空機を乗り換え、チュニスへ。

■着後、シティ・ブ・サイド近郊、ガマルタのホテルへ。

 

【2連泊】(ガマルタ泊)

2日目
ガマルタ (シディ・ブ・サイド《青と白の美しい町並みを散策》、世界遺産カルタゴ)

午前、シディ・ブ・サイドの散策へ。青と白の統一された美しい町並みの散策をのんびりとお楽しみください。18世紀創業のカフェ・デ・ナットでの名物の松の実のティーやバンベローニ(チュニジア版ドーナツ)の試食などもお勧めです。

■午後、フェニキア人の都市国家遺跡世界遺産①カルタゴへ。フェニキア人の墓地トフェ○古代カルタゴの港、○ビュルサの丘をご覧いただきます

(ガマルタ泊)

3日目
ガマルタ08:00発 カイラワン11:30着(世界遺産カイラワン)

午前、「イスラム教4番目の聖地」と称される古都カイラワンへ。

■午後、カイラワンの市内観光。●グランドモスク、○シディ・サハブ霊廟、○アグラブ貯水池など、古代アラブ人が造り上げた聖都の世界遺産②旧市街の散策へご案内します。(注)

【2連泊】(カイラワンまたはスース泊)

4日目
カイラワンまたはスース (世界遺産スース、世界遺産エルジェム)

午前、「サヘル地方の真珠」と称されるスースへ。世界遺産③スース旧市街の散策へご案内します。

■午後、円形闘技場が残る世界遺産④●エルジェムへ。アフリカ大陸で最大級、かつ素晴らしい保存状態を誇る遺跡を見学します。

(カイラワンまたはスース泊)

5日目
カイラワンまたはスース08:30発 世界遺産ケルクアン チュニス17:00着

午前、北部の陶器の町ナブールを経由し、古代ポエニ時代の都市遺跡世界遺産⑤●ケルクアンを訪れます。その後、チュニスへ。

【3連泊】(チュニス泊)

6日目
チュニス (世界遺産ドゥッガ遺跡、世界遺産チュニス旧市街)

午前、チュニス西郊外へ。北アフリカを代表する世界遺産⑥●ドゥッガ遺跡を訪ねます。

■午後、世界遺産⑦チュニス旧市街の観光。○グランドモスクスーク市場)散策へご案内します。

(チュニス泊)

7日目
チュニス (バルドー博物館)

午前、バルドー博物館にご案内します。

■午後、自由行動。

(チュニス泊)

8日目
チュニス09:55発 イスタンブール14:50着/15:50発

■朝、チュニス空港へ。

■午前航空機にてイスタンブールへ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

9日目
成田空港09:05着

■朝、成田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は、4月17日、5月15日発、成田空港発着のターキッシュエアラインズを利用した場合のものです。

※5月3日(ゴールデンウィーク)出発のコースは、羽田発着のターキッシュエアラインズを利用し、日程・宿泊地が異なります(観光内容は変わりません)。また、1日目は機中泊となり、8日目の昼食はご用意します。

1日目:羽田空港21:55発 (機中泊)
2日目:イスタンブール空港05:05着、イスタンブール空港07:55発、チュニス08:55着 ※着後の観光内容は同一です。
8日目:チュニス空港17:50発、イスタンブール空港22:45着(機中泊)
9日目:イスタンブール空港01:55発、羽田空港19:20着

(注)宗教行事等の理由で、カイラワンの宗教施設内部にご案内できない場合もございます。予めご了承ください。また、4月17日発の旅は、3、4日目の宿泊地がスースとなり、観光の順番を入れ替えてご案内する場合があります。

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月17日(木)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

5月3日(土)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

5月15日(木)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥978,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥50,000(4月17日、5月15日発)¥45,000(5月3日発)

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ:¥54,500:12月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:東京~イスタンブール~チュニス間の往復

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

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