アイルランド最果ての孤島へ

スケリッグ・マイケル訪問とアイルランド西部の田舎巡り【11日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 5月22日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥858,000〜ビジネスクラス利用¥1,438,000

旅のポイント

Point 1
最果ての孤島に残る祈りの祠、世界遺産スケリッグ・マイケルへ、予備日も設けてご案内。
Point 2
静寂の谷間の礼拝堂や小島の秘境ガーデン等、アイルランドの隠れた見所もご紹介。
Point 3
地元で人気のレストラン、こだわりのカントリーホテルでの宿泊もお楽しみください。

ツアープランナーより

圧巻の大自然、そして文化や芸術、史跡など様々な面でケルト文化の影響が色濃く残されたヨーロッパの辺境の国、アイルランド。その南西部に浮かぶ最果ての孤島に、古の修道士たちが信仰の日々を過ごした祠が残されています。それが、隔絶された世界遺産、スケリッグ・マイケルです。波が穏やかな日にのみボートツアーが運行し、一般的な周遊ツアーでは決してご案内できませんが、このたびはアイルランド有数の景勝ルート、リング・オブ・ケリーの先端の長閑な港町ポートマギーに4連泊。2日間の予備日を設けてご案内するツアーを企画しました。あわせて、アイルランド西部の数々の知られざる景勝地や原風景のコネマラ国立公園にもご案内。もちろん、食事やホテルにも心配りをしております。田舎巡りがお好きな方には是非お勧めしたい、こだわり抜いたアイルランドの旅です。

見どころのご紹介

俗世界から離れ修道士が祈りの日々を送った聖なる地へ

ローマ帝国崩壊後の5世紀、動乱の時代を迎えたヨーロッパ本土とは異なり、アイルランドでは聖職者による布教活動が続けられ「聖者と学者の島」と称されるほどキリスト教が栄えました。その南西部に浮かぶ最果ての島、スケリッグ・マイケルには、ひたすら信仰を追い求め、俗世間から切り離されることを望んだ修道士たちによって、6世紀頃に修道院が建てられました。打ち付ける大西洋の荒波と周囲の速い海流、そして切り立った崖に不安定な天気。考えられうる、あらゆる厳しい自然環境に耐え、石を積みあげただけの小さな小屋で神と向き合い、ただ祈りの日々を過ごした人々。その思いの強さと荒涼たる自然美は訪れた者の心を打ちます。歴史を感じさせる600段の階段を登る苦労はありますが、世界遺産に登録され、簡単には立ち寄ることができない希少性と共に訪れる価値のある秘境と言えるでしょう。(注1)

現在は石造りの船着き場がありますが、かつては手漕ぎのボートで上陸するのも容易ではない地でした。©Fáilte Ireland
石段は比較的、段差が小さく、上陸から出航までは十分に時間を設けております。©Failte Ireland

隠れた名所の宝庫 アイルランド南西部のケリーを満喫

日本ではあまり知られていない見所にもご案内します。静寂の谷間のゴエイン・バラは、湖面に逆さに映る礼拝堂(注)がうっとりするほどの美しさで、ぜひともご紹介したかった地。また、アイルランドの南西部の複雑な海岸線に浮かぶ小さなガーニッシュ島には、まるでユートピアのような庭園があります。ノーベル文学賞作家のジョージ・バーナード・ショーや、往年の西部劇の大女優モーリン・オハラが、風光明媚なこの地を気に入り、滞在したことでも知られています。(注)天候によりご覧いただけない場合もございます。

コークからケリーへ、幹線道路ではなくあえて丘陵の合間の道を進み、ゴエイン・バラへとご案内します。
アイルランドの中でも温暖な気候の南西部に位置するガーニッシュ島で、島内では希少な花々が見られます。

荒涼のバレン高原から原風景のコネマラへ まだまだ紹介したいアイルランド西部

西部のゴールウェイ周辺の中でもとっておきの場所へご案内します。丹念に積み上げられた石垣が続く風景が絵になるバレン高原の、知る人ぞ知る田舎道を進んだ先にあるのが、バレン香水製造所。可愛らしい小屋では、バレンに自生する天然の花々から作り出される香りに心が躍ることでしょう。また、コネマラの山並みに抱かれたカイルモア・アビーは、ベネディクト派の修道院として利用され、19世紀のイギリスの富豪ヘンリー夫妻によるロマンチックなエピソードを残す邸宅です。湖畔越しの見事な佇まいをゆっくりとご覧ください。

バレン香水製造所は、石灰岩でできたバレン高原だからこそ生育する花々の実りを生かした施設です。©Burren Perfumery
ヘンリー夫妻は、ハネムーンでコネマラ地方を訪れ、2人の思い出の地であるカイルモア・アビーに、邸宅を築きました。

企画者が惚れこんだアイルランドの豊かな食文化 こだわりのレストランにご案内

良質な素材を活かしたシンプルな調理が基本のアイルランド料理。海に囲まれているため魚介類が豊富で、冷涼な気候が生み出す高品質の乳製品も自慢です。伝統あるコネマラ地方のスモークサーモン、ゴールウェイ湾のムール貝や、全粒粉と重曹を使用した伝統製法で焼くブウンブレッド、そしてケリー名産のバターなどご賞味いただきます。また、雄大なコネマラ地方の静かな漁村ラウンドストーンでは、地元の人々に愛されるアイリッシュパブ「オダウズ・シーフード・バー&レストラン」でのお食事もご用意。穏やかな入り江の風景も絵になる地で、自慢の一品シーフードチャウダーをお召し上がりいただきます。
※当日の食材仕入によりメニューは変更となる場合があります。

オダウズ・シーフードレストランは、コネマラの雄大な景観の漁村で、地元に人々に愛され続ける家族経営の名店です。
手つかずの自然が溢れるコネマラでは伝統の燻製技術を使用した地元産のスモークサーモンが高い評価を受けています。(イメージ)

春。花咲く5月のアイルランドへ

高緯度に位置しながらも海流の影響で、比較的温暖なアイルランド。この時期は夜10時頃まで明るく、天候の移り変わりの早さはいつものことにはなりますが、どこまでも続く丘陵風景は鮮やかな緑色をしています。5月末、西海岸のドライブルートでは、各地でシャクナゲの大木の群生が見られ圧巻です。また、それに加えて、各地で群生するハリエニシダは、その名の通り針のように鋭い葉先がありますが、鮮やかな黄色い花は甘いココナッツの香りがしますので、ぜひ気を付けて嗅いでみてください。(注)例年、花が咲く季節に合わせて設定しておりますが、自然現象の為、咲き具合は年によって異なります。

シャクナゲはケリー周辺や、コネマラの丘陵に群生しています。(イメージ)
シャクナゲよりも開花時期が長いハリエニシダ。羊や牛の群れなどの牧歌的な風景と共にご覧ください。(イメージ)

聖なる山と雄大なクルー湾の眺望広がるカントリーホテルに連泊

アイルランドの守護聖人、聖パトリックの伝道の地である秀峰、クロー・パトリック。その麓の町ウェストポートの小高い丘の上に建つホテルが「ノックラニー・ハウス・ホテル」です。かつてAA(自動車協会)により、「アイルランド・ホテル・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたこともある快適なカントリーホテルです。落ち着いた雰囲気の客室での滞在をお楽しみください。多くの受賞歴を誇る地元出身のシェフ、シェイマス・コモンズによるモダン・アイリッシュ料理も二夜に渡りお召し上がりいただきます。

4連泊するポート・マギーのホテル、ムアリングス。静かな港町風情が周囲に広がります。
ノックラニー・ハウス・ホテルでは、地元メイヨー出身の注目のシェフによるメニューもお楽しみください。

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港12:35発 アムステルダム19:30着/21:00発 コーク21:50着

■午後、成田空港より航空機にてアムステルダムへ。

■到着後、航空機を乗り換え、コークへ。

(コーク泊)

2日目
コーク10:30発 ゴエイン・バラ ポートマギー17:00着

■午前、○ゴエイン・バラへ。湖畔の礼拝堂へご案内します。昼食は、ゴエイン・バラ・ホテルにてお召し上がりください。

■午後、リング・オブ・ケリーをドライブし、ポートマギーへ。

【4連泊】(ポートマギー泊)

3日目
ポートマギー (スケリッグ・マイケル)

■午前、●スケリッグ・マイケルの上陸ツアーにご案内します。(古い石段を約600段、約15~20分登ります。)最果ての地で修道生活を送った初期キリスト教会の史跡を見学します。(注1)

(ポートマギー泊)

4日目
ポートマギー (カーダニエル) (キラーニー)

■午前、カトリック救済の父である国民的英雄のダニエル・オコンネル縁の●デリーネン・ハウスを見学します。

■午後、●マクロスハウスの庭園と伝統的な農家へご案内します。

■夕刻、ポートマギーへ戻ります。

(ポートマギー泊)

 

5日目
ポートマギー (グレンガリフ)

■午前、秘境の庭園●ガーニッシュ島を訪れます。

■午後、ポートマギーへ戻ります。

(ポートマギー泊)

6日目
ポートマギー09:00発 トラリー エニス17:30着

■午前、トラリーへ。

昼食は、自然に包まれたカントリーホテル、「バリーギャリー・エステート」(注2)にてご用意しました。

■午後、カーフェリーにてシャノン川を渡り、エニスへ。

(エニス泊)

7日目
エニス09:00発 バレン高原 ゴールウェイ ウエストポート16:00着

■午前、バレン高原へ。●バレン香水製造所を見学します。

■昼食は、ゴールウェイにてシーフードをお召し上がりください。午後、ゴールウェイの散策へ。

■その後、秀峰クロウ・パトリックと風光明媚なクルー湾に面したウエストポートへ。

【2連泊】(ウエストポート泊)

8日目
ウエストポート (コネマラ地方)

■午前、アイルランドの原風景と称される、雄大な景観が広がるコネマラ地方へ。●カイルモア・アビーを訪れます。

■昼食は、「オダウズ・シーフードバー&レストラン」(注2)にてご用意しました。

■午後、独立闘争の父、●ピアース・コテージを見学します。

(ウエストポート泊)

9日目
ウエストポート08:00発 ダブリン12:00着

■午前、ダブリンへ向かいます。

■午後、自由行動。

(ダブリン泊)

10日目
ダブリン08:50発 アムステルダム11:30着/14:20発

■午前、航空機にてアムステルダムへ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

11日目
成田空港10:45着

■午前、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は成田空港発着のKLMオランダ航空の利用を想定したものです。他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、日本を夜に出発する航空会社を利用する場合には、前日(5/21)発となり、初日の機中泊を含む12日間の行程でご案内となります。

(注1)悪天候や波の状況により上陸ツアーが中止となった際、2日間ある予備日にご案内します。また船長の判断により、上陸ツアーの予定で出発後、島の周りをボートで周遊するパノラマツアーに変更する場合もあります。その場合、差額75ユーロ(2025年11月現在)を返金いたします。万が一、3日間ともご案内出来なかった場合、上陸ツアー代125ユーロ(2025年11月現在)を返金いたします。また、日程の入れ替えに柔軟に対応する為、3日目、4日目の昼食・夕食は敢えて手配せず、自由食としております。

(注2)体調不良等による臨時休業等、店側のやむを得ない事情が発生した場合、別のレストランへご案内する場合があります。

その他、各地からのご参加の場合の国内線に関しましては、最寄りの店舗にお問い合わせください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月22日(木)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,438,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥120,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金料金にて承ります。

■ビジネスクラス適用区間:
【エールフランスグループ、ブリティッシュエアウェイズ、日本航空、フィンエアー利用の場合】日本発着の国際線区間にのみ適用
【それ以外の航空会社を利用の場合】東京~中東主要都市~ヨーロッパ主要都市

■燃油サーチャージ別途目安:¥55,000:12月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の旅客取扱施設使用料3,160円または羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡〜東京 片道・・・¥10,000

※但し付帯条件がございますので支店へお問い合わせください。

■新千歳空港からは、企画者&添乗員 真島 智が同行します。(※体調不良等、やむを得ない事情により急遽変更となる可能性があります。)

 

新千歳発着プランのご案内 追加料金¥25,000(往復国内線+前泊ホテル代)


往路 :5月21日(水)
新千歳空港13:40発成田空港15:25着 
着後、成田空港到着後、送迎バス(混載)にてホテルへ。(東横INN成田空港本館泊)


復路 :6月1日(日)成田空港13:50発新千歳空港15:40着 


利用予定航空会社 : 日本航空、全日空、エアドゥ、ジェットスターまたはPeachピーチ

※日程表の時刻は往路は全日空、復路はPeachピーチの利用を想定したものです。他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、付帯条件がございます。お問い合わせください。

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