進化するダッカ&歴史遺産、織物の村を訪ねて

躍動のベンガル・新バングラデシュの旅【8日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 11月1日(金) 、 11月15日(金) 、 12月6日(金) 、 12月13日(金) 、 12月27日(金) 、 1月17日(金) 、 1月24日(金) 、 1月31日(金) 、 2月14日(金)
  • 新日程でのご案内です
    旅行代金:エコノミークラス利用 ¥338,000〜ビジネスクラス利用 ¥628,000

旅のポイント

Point 1
インターコンチネンタルに泊まり、ダッカメトロを利用して新しいダッカを散策
Point 2
世界無形文化遺産にも登録された花模様が美しい「ジャムダニ織」の工房も訪れます。
Point 3
パハルプール、プティア、ショナルガオン。歴史を伝える3つの歴史遺産を訪問。

ツアープランナーより

バングラデシュの観光と聞いて何も浮かんでこないという人が大半ではないでしょうか。バングラデシュは1971年の独立後、国内の政治的混乱や自然災害などに悩まされ、世界最貧国の一つと認識されていました。その後、民主的な秩序を築き上げ、2024年現在、世界37位のGDPになるまでの経済的発展を遂げました。特に縫製業は世界2位であり、その伝統と技術は目を見張るものがあります。本ツアーでは、遺跡だけでなく、テキスタイルをはじめとする様々な魅力に焦点を当て、未知なるバングラデシュをご紹介します。進化を遂げるアジアのラストフロンティアをお楽しみください。
昨今のバングラデシュ情勢を鑑み、9月上旬に弊社幹部が現地を視察。学生デモの終結と、観光で訪れる場所の安全を確認しての募集継続としております。

見どころのご紹介

新しいバングラデシュを体験 「ダッカ・メトロ」と「インターコンチネンタル」

2022年12月、日本との協力により開通した「ダッカ・メトロ」。メトロといってもほぼ全線が高架鉄道として整備されていますので、町の眺めを楽しみながらの快適な移動が実現しました。通勤や通学だけでなく、新しい交通機関として乗車のみを楽しみに来るバングラデシュ人も多いとか。ホテル近くの駅から国会議事堂へ「ダッカ・メトロ」を利用した新しいダッカ散歩にご案内します。
ホテルも新しいダッカを象徴するものの一つ。今回のツアーは、ダッカの最高級ホテル「インターコンチネンタル」を選びました。ダッカ大学の北に位置し、国立博物館や公園にも近く、静かで落ち着いた便利な場所にあります。欧米のホテルと遜色なく、快適にご滞在いただけます。

昨年秋に開通したダッカ・メトロ
冷房の入った車両は日本製で快適
インターコンチネンタルの個性的なレストランの内装
ベンガル、中華、洋食、ベジタリアンと豊富なビュッフェが楽しめる

混沌とした時代からモダンな国へ 世界有数のモダンな国会議事堂

ダッカの中心地にある国会議事堂。イスラム文化とベンガルの風土を尊重し、アメリカの建築家ルイス・カーンにより設計されました。緑と水に囲まれて佇み、レンガ造りの議員宿舎も隣接しています。近くにある国立病院も同氏の作品です。

着工から20年で完成させた世界有数のモダンな国会議事堂

世界をリードするテキスタイルの国

もう一つ、バングラデシュを有名にしているのが、世界を代表する「テキスタイル(織物)」の国であることです。中国に次ぐ世界第2位の衣料品輸出国であるバングラデシュ。2013年に世界無形文化遺産に登録された「ジャムダニ織」や、機織り機を使ったジャガード織が、今でも綿々と受け継がれています。
ツアーでは、極薄の布に花模様を浮かび上がらせたジャムダニ織の村とジャガード織の村の工房を訪問します。親がその技術を子供に教えながら機を織る姿は、テキスタイルの伝統の国を感じさせてくれる光景です。

ダッカには美しい織物が並ぶショップも
ジャムダニ織りの工房では、親から子へ技術を教える姿も見られます

玄奘三蔵も訪ねた古代仏教の都(8~11世紀)

8世紀から11世紀にかけて、バングラデシュは、ミャンマーのバガン、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアにまで影響を及ぼすような仏教の中心地でした。大唐西域記の玄奘三蔵や、海路を利用してインドを往来していた義浄など唐時代の名僧をはじめとし、チベット、ネパール、東南アジアからも留学僧がやってきて学芸の交流を深める場となっていました。この地を支配していたパーラ朝は、最後まで仏教を庇護し、インド後期仏教が最も栄えた地でもありました。

バングラデシュを代表する世界遺産パハルプール
玄奘三蔵が訪ねたプールナヴァルタナ国とは今のモハスタンがその都城です
仏塔には当時のテラコッタが残る
仏塔の基台にも細かい彫刻が並ぶ

ベンガル様式のヒンドゥー教寺院が圧巻 プティア(17世紀)

池とヤシの木の林に囲まれた小さな村プティアは、大小のヒンドゥー教寺院、旧王の館などが点在し、17世紀のベンガルの村の姿を今に残す貴重な村です。特に目を見張るのは独特な屋根の形が印象的な、ベンガル様式のヒンドゥー教寺院を飾るテラコッタ(粘土に彫刻して焼いたもの)です。ベンガル地方では良質の石材が採れなかったため、外壁はテラコッタで飾られました。ゴヴィンダ寺院のテラコッタには、古代インドの神話『ラーマーヤナ』や村人の生活が描かれており、その緻密さは圧巻です。
この緻密な模様が、バングラデシュのテキスタイルの模様の原点ともいわれています。

17世紀の姿を残すプティアの村(イメージ)
シヴァ寺院より村を囲む池を望む
ベンガル様式のヒンドゥー寺院が残る
見事なテラコッタ芸術は圧巻

古都ショナルガオン(19~20世紀)

バングラデシュで古都の趣が残るのがショナルガオンです。古くはデーヴァ王朝の都であり、イスラム教のスルタンや16世紀にはラージプート族のイサ・カーンが治めた地として知られます。英領時代には最高級のモスリン産地として貿易の拠点となり、19世紀から20世紀初頭にかけてヒンドゥー教の商人が欧風建築を建てました。東パキスタンの成立により彼らは街を出て衰退しましたが、今も昔ながらのモスクや欧風建築が残ります。

ショナルガオンの建物(イメージ)

ベンガル料理だけでなく多彩な食も楽しめるようになりました。

ベンガル湾のデルタ地帯に位置するバングラデシュは、肥沃な大地に恵まれ多くの野菜や米が産出されます。特に米の消費量は中国や日本を抜いて世界一。インド料理に似てはいますが、野菜のカレーが多彩で、インド程辛くないのが特徴。豊富なライスと共に食べやすいと言われています。
また、近年では首都ダッカを中心に、多彩なレストランも増えバラエティーに富んだ料理も楽しめるようになりました。
ツアーでもベンガル料理、中華、西洋料理を含め、多彩な料理をお楽しみいただけるように工夫しました。最終日の夕食はダッカで評判のベンガル料理レストラン「PATURI BANANI」で伝統と新しさを融合させたベンガル料理もお楽しみいただきます。

ベンガル料理(イメージ)

8日間の日程となり、バングラデシュを深く知るプログラムを追加しました。

ラジシャヒはボッダ川(ガンジス川)河畔の町(イメージ)

当初6日間の日程で発表したバングラデシュの旅。航空機の運航の都合で8日間となり、滞在が2日間増えた部分は、あえて名所、旧跡ではなくバングラデシュを深く知るプログラムを加えることといたしました。
ベンガル料理のデザートとしても好まれる、ヨーグルト「ドイ」造りの村や、ノーベル平和賞受賞者で、現在の暫定政権のトップとして、国民から慕われるユヌス氏が推進する「グラミン銀行」の活動風景の見学。そして、ユネスコの世界無形文化遺産に登録される「修行僧バウルのラロン音楽」をお聞きいただく機会を作りました。より、深くなったバングラデシュ訪問をお楽しみください。

バングラデシュのヨーグルト(ドイ)を造る村へ(イメージ)
グラミン銀行に集まる村人(イメージ)
ユネスコ世界無形遺産に登録されるバウルのラロン音楽

バングラデシュの歴史遺産と未来に思いを馳せて

ベンガル様式のヒンドゥー寺院にて

ビーマン・バングラデシュ航空直行便の17年ぶりの再開とともに、かつての「アジアの最貧国」がどのように変化を遂げたのか。この目で確かめるために、東京支店の春名釈とともに視察へ。
個人的に、今回見学した遺跡の中で最も目を奪われたのは、曲線を描いた独特の屋根を持つベンガル様式の寺院群のプティアです。壁から柱まで埋め尽くされたテラコッタの彫刻の数々。カメラのシャッターを押す手が止まらないほどでした。その繊細な彫刻は、織物の装飾にも影響を与えたともいわれます。遺跡の隣には小学校があって、子どもたちがこちらに手を振ってくれました。生活と共にある歴史的建造物を見ると、この建物がこの子どもたちに影響を与え、彼らがまたバングラデシュの新しい一歩を踏み出すことになるのだろうな、と漠然と思いながらこの地を後にしました。菊間陽介

ツアー日程

8日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:00発 ダッカ15:10着

■成田空港より、ビーマン・バングラデシュ航空直行便にて、バングラデシュの首都ダッカへ。

■市内のレストランにて夕食後、新しいバングラデシュを象徴する高級ホテル「インタコンチネンタル・ダッカ」にチェックイン。

【2連泊】(インターコンチネンタル・ダッカ泊)

2日目
ダッカ (オールド・ダッカ) (ダッカ・メトロにて散策) (国立博物館、国会議事堂) ダッカ

■午前、ダッカの旧市街、オールドダッカへ。迷路のような街並みの中、装飾の素晴らしい●スターモスク、ダッカの交通の要衝、古くからの港○ショドル・ガットを訪れます。

■午後、日本の協力で完成した高架鉄道「ダッカメトロ」に乗車し、「幻のダッカ・モスリン」が見られる●国立博物館、建築家ルイス・カーンの手掛けた○国会議事堂を訪れます。

(インターコンチネンタル・ダッカ泊)

3日目
ダッカ 08:00発 (タンガイル村) (ヨーグルト造りの村) ボグラ 17:00着

■午前、バングラデシュの歴史散歩の拠点となる、ボグラへ。

■途中、ジャガード織りの盛んな、サリー造りのタンガイル村にて、サリー造りの工房を訪れます。

■午後は、ベンガル料理に欠かせないヨーグルト「ドイ」造りの村に立ち寄ります。

■夕刻、ボグラに到着します。

(ボグラ泊)

4日目
ボグラ08:00発 (モハスタン遺跡) パハルプール遺跡) ラジシャヒ17:00着

■午前、玄奘三蔵も訪れたと言われる都市遺跡、●モハスタン遺跡へ。

■見学後、8世紀に建設された大仏教寺院で、アンコールワット、ボロブドゥール、バガンのアジア三大仏跡にも影響を与えたと言われる、
バングラデシュを代表する世界遺産●パハルプールを訪れます。

■見学後、ボッダ川(ガンジス川)のほとりの町、ラジシャヒへ。

【2連泊】(ラジシャヒ泊)

5日目
(ガンジス川の夜明け) ラジシャヒ08:00発 (グラミン銀行) (プティア) ラジシャヒ16:00着

早朝、ボートにてボッダ川(ガンジス川)の日の出を観賞(注)します。

■午前、ノーベル平和賞受賞者で暫定政権のトップのユヌス氏が推進する、グラミン銀行の活動風景を見学します。

■午後、ベンガル様式のヒンドゥー寺院が集まる、貴重な歴史の町、プティアへ。彫刻の見事なベンガル様式の寺院○ゴヴァンダ寺院、○アニク寺院、町を見下ろす○シヴァ寺院などを訪れます。

(ラジシャヒ泊)

6日目
ラジシャヒ08:00発 (バウルのラロン音楽) ダッカ17:00着

■午前、ムガール帝国時代より水運の街として栄えたクシュティアへ。

■クシュティアでは、●ラロン廟にてユネスコの世界無形遺産に登録される、ベンガル地方の吟遊詩人「歌う修行僧バウル」のラロン音楽をお楽しみください。

■その後、ガンジス川を渡りダッカへ。

(インターコンチネンタル・ダッカ泊)

7日目
ダッカ08:00発 ショナルガオン ダッカ17:00着 ダッカ23:15発

■午前、織物などの製品が豊富なNGOが運営するショップへ。

■その後、水運で栄えた「黄金の都」ショナルガオンへ。昼食後、民族博物館となっている●ショドルバリ、古い街並みが残る○パノム・ノゴルを訪れます。

■見学後、ジャムダニ織りの村を見学しダッカへ戻ります。

■夕食は、伝統的な食材を使用したベンガル料理のレストランPATURI BANANIにてお楽しみいただきます。

■夕食後、ダッカ空港へ。

■深夜、ダッカ空港よりビーマン・バングラデシュ航空、直行便にて帰国の途へ。

(機中泊)

8日目
成田空港 08:15着

午前、成田空港に到着。

■着後、解散。お気をつけてお帰りください。

※現地の状況により、観光順序を入れ替えてご案内する場合がございます。

※土地柄、マイクロバス利用となります。

(注)悪天候の場合、見られないこともございます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは8日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月1日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

11月15日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

12月6日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

12月13日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

12月27日(金)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥628,000
ビジネスクラス利用

1月17日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

1月24日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

1月31日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

2月14日(金)発

旅行代金:¥338,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥558,000
ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥75,000

■おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

燃油サーチャージ込みの旅行代金です。

■ビジネスクラス利用区間:成田~ダッカ間往復

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。

(ただし、成田空港の旅客取扱施設使用料及び保安サービス料合計3,010円ならびに国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

 

■1/24出発のみ 名古屋からの参加プランをご用意しております (その場合、旅行日数は9日間となります)
追加代金:¥15,000(中部~成田の航空機、前泊ホテル、成田〜名古屋までの列車が含まれます)


往路:1月23日(木)出発(日本航空普通席)
中部14:35発 成田16:00着(エアポートレストハウス成田空港泊)


復路:成田空港 午前発 (成田エクスプレス普通車指定席) 品川駅 (新幹線普通車指定席) 名古屋駅 午後着


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