センチュリー・レジェンド号でゆく

【中部発】大河・揚子江の船旅【14日間】

  • 集合場所:中部空港
  • 出発日: 4月9日(水)
  • 旅行代金:3階デラックスキャビン・エコノミークラス利用 ¥718,000〜5階エグゼクティブスイート・ビジネスクラス利用 ¥1,118,000

旅のポイント

Point 1
上海から重慶を目指す壮大な12日間の揚子江クルーズは年に数回のみ運行される貴重な機会です。
Point 2
世界最大級の三峡ダムを見学、通過します。
Point 3
各地での下船観光は日本語ガイドがご案内いたします。

ツアープランナーより

日本の約26倍もの面積を持つ中国。その国を旅しようとすると、周遊コースでもエリアが限られてしまいます。しかしクルーズであれば、その枠を超えて広大な中国を旅することができます。ご案内するのは、中国最長を誇る揚子江(長江)11泊クルーズ。満々と水を湛えるこの大河は古来より中国の歴史とともにあり、展開していく風景は漢詩や書画の数々を彩ってきました。それら、ほとりにある史跡や景勝を訪ねるのが旅のポイントであることはもちろんのこと、大河の流れに乗って中国を体感できるのが大きな魅力といえます。それゆえ私どもも、中国が初めてという方にもおすすめの旅としてご案内してまいりました。このたび、2016年以来実に10年ぶりにロング・クルーズのご案内の機会を得て、揚子江の中でも設備の良いセンチュリー・クルーズ社の船を視察。10年前とは全く生まれ変わった新時代の揚子江の旅へご案内いたします。

全室バルコニー・バスタブ付きのセンチュリー・レジェンド号

11泊クルーズをともにするのは2013年就航の快適な客船、センチュリー・レジェンド号です。乗船すると開放的な吹き抜けのホールが迎えてくれます。センチュリー・クルーズ社がロング・クルーズでも快適な船旅を楽しめるよう就航させた船で、船内には快適にお過ごしいただける工夫がたくさん備えられています。客室は通常タイプのデラックス・ツイン客室でも28㎡とホテル並みの居住性。全室バルコニー・バスタブ付きというのも長旅にはうれしいポイントです。船内には長江をゆったりと見渡せる広いサンデッキをはじめ、150席のシアター、屋内プールなど設備が整っています。電気とディーゼルのハイブリッド船のため、エンジン音が気にならない構造などもこだわりのポイントです。

センチュリー・レジェンド号
サンデッキで寛ぎのひとときを
150名収容のシアタールームも完備

客室はカテゴリーをお選びいただけます

今回は、3階デラックスキャビン及び5階のエグゼクティブスイートキャビンをそれぞれ確保いたしました。デラックスキャビンは28㎡とリバークルーズ船としては破格の広さを誇ります。(2016年に弊社で実施した大河・揚子江の船旅の客室は19.6㎡)5階のエグゼクティブスイートキャビンは38.5㎡。高級ホテルやクルーズのクラブルームさながらに、専用ラウンジや朝夕ゆったりと食事を楽しめる専用レストランも備えています。特にスイートキャビンは欧米からの予約が殺到する中、一定数を確保できましたのでお早めにお申しつけください。

全室バルコニー付きのキャビン(デラックスキャビン3階)
バスタブ付きの浴室も広々(デラックスキャビン)
エグゼクティブスイートキャビン(5階)
スイート客室専用レストラン

11泊12日で大河・揚子江をゆく 見どころのご紹介

旅の始まりはネオン輝く上海黄埔江から

これまでの揚子江ロングクルーズのなかでも最長となる11泊のクルーズ。出航は上海の黄埔江から。通常上海を発着するクルーズは長江本流の港から出発しますが、センチュリークルーズは外灘や高層ビル群を見渡す黄埔江から出航。ネオン輝く上海の景観を両岸に眺めながら、印象的な出航をお楽しみいただけることでしょう。

上海、黄埔江をゆくセンチュリー・レジェンド号(イメージ)

絢爛豪華な仏教の聖地、牛首山

南京は中国の仏教文化の発展に寄与した仏教の都といわれます。そのなかで南京の四大名勝のひとつに数えられ、仏教の名山として知られるのが牛首山です。2010年、南京市内にある大報恩寺で唯一現存するといわれるお釈迦様の頭部の遺骨が発掘されましたが、牛首山にその仏舎利を納めるための「仏頂宮」が建造されました。かつてキリスト教やイスラム教の巨大な寺院が信徒を圧倒したように、仏頂宮は現代に現れた絢爛豪華な宗教施設。光り輝く地下宮殿の様子は圧巻です。

高さ88メートルの仏頂塔の横に見えるドームの最下層に仏舎利を納めた仏頂宮があります

世界遺産の公園にそびえる名勝 廬山

廬山は江西省・九江の南にある山塊。標高1474メートル、九十九峰と呼ばれる峰々が雲霧に囲まれ、さながら山水画の世界が広がります。雄大さと奇絶さ、険しさ、秀麗さで知られ、「香炉峰の雪は簾を撥げて看る」という李白の詩をはじめ、多くの詩人によって歌い継がれてきました。清代には蒋介石や毛沢東、周恩来が別荘を建て、避暑地や療養地としても注目されました。

廬山は数々の詩に詠まれてきた中国を代表する名勝であり、世界遺産です

長江を見渡す名楼「黄鶴楼」と「岳陽楼」

数々の漢詩にも詠まれた黄鶴楼

長江中流では、李白の『故人西のかた黄鶴楼を辞し 煙花三月揚州に下る』、杜甫の『岳陽楼に登る』など数々の漢詩に詠まれた名楼を訪れます。町の様子は変わったとはいえ、楼閣の上からは詩人たちが見た風景とおなじ悠久の長江の風景をご覧いただくことができます。

世界最大級のダム 三峡ダムを通過・見学

中盤のハイライトはなんといっても三峡ダムです。近代中国で最大の国家プロジェクトとして1993年に着工、2009年に工事は完成しました。全長2.3キロ、高さは180メートルを超え、当時、世界最大の建築規模に世界最大の工事量、世界最大の排水能力、世界最大の発電所を持つと紹介されました。日中は三峡ダムの全容をご覧いただき、その後、高低差のあるダムの通過の模様をお楽しみいただきます。観光船で三峡ダムを越えるのはロング・クルーズならではの特別な経験です。

巨大な三峡ダム
世界最大級のダム通過を体験

中国ならではの壮大な大峡谷 三峡

全長6300キロの大河、長江のなかでも、その美しさで名を馳せたのが「三峡」です。三峡ダムの完成により、場所にもよりますが、60メートル以上水位が上昇しました。以前のような険しさは影をひそめたとはいえ、雄大な風景が広がっていることに変わりはありません。東から、瞿塘(くとう)峡は最も雄大壮観な峡谷で約33キロにわたって続き、巫(ふ)峡は全長40キロ、最も麗しく、断崖の美しさは三峡一といわれ、巫山十二峰が変わらずそびえています。そして西陵峡は全長75キロと三峡の中で最も長く、船は流れに乗って悠々と流れていきます。サンデッキから、客室のバルコニーから、ごゆっくり絶景をお楽しみください。

今も三峡は中国ならではのスケールの大きな景勝を望むことができます

『三国志』を彩る舞台 白帝城

3世紀の三国時代、蜀漢の皇帝として即位した劉備が、かつて治めていた荊州(長江中流域)を奪還すべく呉と戦い敗北。意気消沈した劉備は逃れた白帝城で、諸葛亮孔明に後を託し没します。三国志ファンならずとも、白帝城の名は耳にされたことがおありではないでしょうか。唐代に李白が残した「早発白帝城」の詩はあまりにも有名です。以来多くの文人墨客、時の権力者もこの地を訪れています。この度は、日中の観光のほか、夜には三峡を舞台としたチャン・イーモウ監督のショー『帰去三峡』もご覧いただきます。

橋を渡って対岸の白帝城に上陸
チャン・イーモウ監督のショー『帰来三峡』

ツアー日程

14日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
中部空港13:35発 上海15:55着

■午前、中部空港より上海へ。

■着後、上海の中心地・淮海中路に位置するオークラ・ガーデン・ホテルへ。フランス租界時代、1926年に建設されたフランスクラブの面影を残し、アールデコ調の美しいたたずまいが今も感じられます。28,000㎡の広大な庭園散策などお楽しみください。

(上海泊)

2日目
上海14:00発 (ウェルカムパーティー)

■出発まで自由行動。租界時代の面影を求めて、ホテル周辺の散策などお楽しみください。

■午後、センチュリー・レジェンド号に乗船。黄埔江の港から乗船します。11泊12日の壮大な船旅の始まりです。

■夕食後、船内にてキャプテンのウェルカムパーティーなどお楽しみください。

【11連泊】(センチュリー・レジェンド泊)

3日目
揚州

■朝は船内にて揚州式の飲茶(早茶)をお楽しみください。

■午後、揚州に到着。歴代皇帝も愛した揚州一の景勝地○痩西湖を訪れます。

(センチュリー・レジェンド泊)

4日目
南京

■午前、南京に到着。南京の南郊外に整備された仏教文化の中心●牛首山を訪ねます。

(センチュリー・レジェンド泊)

5日目
九華山

■午前、池州に到着。終日、バスにて四大仏教名山の一つ、地蔵菩薩の霊場である九華山にご案内します。

■午前、○化城寺○施壇林、そして、●九華山の三大宝殿を訪ねます。

■午後、ケーブルカーに乗って○五百羅漢堂○東崖禅寺などへご案内し、船に戻ります。

(センチュリー・レジェンド泊)

6日目
廬山

■午前、九江に到着。

■終日、世界遺産・廬山国立公園の観光。「廬山の奇秀(険しさ、秀麗さ)は天下一である」と称えられてきた峰々をロープウェイに乗って満喫します。

■白居易が詩を残した○花径公園、美しい景観を望む○錦繍谷、蒋介石と毛沢東に共に縁のある●美廬別荘などの観光です。

(センチュリー・レジェンド泊)

7日目
武漢

■終日、武漢の観光。武漢随一の景勝地、李白の詩にも詠われた○黄鶴楼、春秋戦国時代の楚の遺跡から出土した宝物で知られる●湖北省博物館を見学します。

(センチュリー・レジェンド泊)

8日目
岳陽

■午前、岳陽に到着。

■赤壁の戦いの後、呉の魯粛が水軍を訓練する際の閲兵台として築いたのが始まりとされる●岳陽楼の観光。

■午後、クルーズ船は荊州に向けて出港。河畔の雄大な景観をお楽しみください。

(センチュリー・レジェンド泊)

9日目
荊州

■午前、荊州に到着。

■前漢時代(約2000年前)のお墓から出土した数多くの貴重な副葬品や越王勾践の剣などが展示される●荊州博物館、関羽が築いた江陵城が始まりとされる○荊州古城の観光。

(センチュリー・レジェンド泊)

10日目
葛州覇ダム 西陵峡 三峡ダム

■午前、葛州覇ダムを通過。
■午後、三峡ダムの上陸観光へ。●三峡ダム記念公園●ダム工事博物館の見学。西陵峡を通過し、夜、三峡ダムを通過します。

(センチュリー・レジェンド泊)

11日目
巫峡 瞿塘峡 白帝城

■午前、左右から迫りくる山々が三峡の中でも屈指の美しい景観を作り出す巫峡を通過。

■午後、瞿塘(くとう)峡の絶景を満喫し、劉備が没した●白帝城の上陸観光。

■夜、世界的映画監督チャン・イーモウがプロデュースした『帰来三峡』をお楽しみください。

(センチュリー・レジェンド泊)

12日目
豊都鬼城

■午前、船内にてごゆっくりお過ごしください。

■午後、閻魔大王の居城とされる●豊都鬼城の観光。

■夜、フェアウェルパーティーです。

(センチュリー・レジェンド泊)

13日目
重慶

■朝、重慶にてクルーズ船を下船。

●重慶中国三峡博物館○磁器口の散策など重慶の観光へご案内します。

(重慶泊)

14日目
重慶07:20発  上海浦東09:35着 12:25発 中部16:00着

■朝、重慶より上海を経由し、帰国の途へ。

■午後、中部空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、中部空港発着の中国東方航空の便を利用したものです。

※天候、水位、航路、ダムの状況、政府の発令などにより、一部の行程はやむを得ず変更となる場合がございますので、ご了承ください。状況に応じて、揚州~上海間が航行できない場合は、バスでの移動となりますので、お含みおきください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは14日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月9日(水)発

旅行代金:¥718,000

1名利用追加料金¥280,000

エコノミークラス利用

3階デラックスキャビン(28㎡、バルコニー2.8㎡)


旅行代金 ¥918,000

1名利用追加料金¥280,000

ビジネスクラス利用

3階デラックスキャビン(28㎡、バルコニー2.8㎡)


旅行代金 ¥918,000

1名利用追加料金¥530,000

エコノミークラス利用

5階エグゼクティブスイート(38.5㎡、バルコニー3.6㎡)


旅行代金 ¥1,118,000

1名利用追加料金¥530,000

ビジネスクラス利用

5階エグゼクティブスイート(38.5㎡、バルコニー3.6㎡)

※船舶の運航において、安全を最優先で行いますので、現地にて船側の都合でスケジュールは変更となる場合がございます。その際に観光ができない箇所が生じた場合は、入場料などはご返金とさせていただきます。

 

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:中部〜上海間の往復に適用

燃油サーチャージ:¥21,000 (9月1日現在)

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし中部空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,200円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金:新千歳、羽田、中部、伊丹、福岡空港から、各出発及び到着までの国内線は、片道追加代金¥10,000(往復追加代金¥20,000)でご提供します。

ご希望の場合は、お申し込み時にお申し出ください。但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

 

■ビザの要件が大幅に緩和。お手続きも簡素になりました。

2022年の海外渡航再開以来、中国ビザの取得が厳しくなっておりましたが、2024年9月現在大幅に要件が緩和され、パスポートコピーなどお客様のお手続きの手間も大幅に簡素化。気軽に中国への渡航が可能となりました。ぜひお気軽にお出かけください。

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