ベルリンフィル バーデン・バーデン イースター音楽祭「ザ・ファイナル」【9日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 4月15日(火)
  • ご旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,398,000

旅のポイント

Point 1
バーデン・バーデンで開催されるのは最後となるベルリンフィルの 「イースター音楽祭」を2度にわたり鑑賞します。
Point 2
ロレーヌ地方のナンシー、バーデン・バーデンともに3連泊。前半では美術鑑賞を、後半では音楽を楽しみます。
Point 3
ナンシーでの美術館巡りや、アルザスの森に佇むガラスの巨匠ルネ・ラリックの美術館訪問も楽しみです。

ツアープランナーより

春恒例のベルリンフィルのイースター音楽祭。かつてはザルツブルクを拠点に春の風物詩として音楽ファンに親しまれてきた音楽祭で、2013年以降は開催地をドイツの温泉保養地バーデン・バーデンへ移して開催されてきました。弊社では、開催地移行以来、音楽ファンに話題沸騰であったバーデン・バーデンで開催される当音楽祭を、演者や演目にも注視しながらチケットを確保し毎年ツアーとして実施して参りました。しかし、10年以上に亘り音楽祭のレジデント・オーケストラを務めてきたベルリンフィルが、2026年からのザルツブルク・イースター音楽祭へ復帰することとなり、バーデン・バーデンにおけるホストとしての演奏は2025年の春が最終年となり、今後は客演のみとなる予定です。 このたびは、二夜にわたりベルリンフィルのチケットを確保。しかも、指揮者は世界から最も注目を集めているといっても過言ではない、新進気鋭の若手指揮者、クラウス・マケラ、ベルリンフィルの主席指揮者のキリル・ペトレンコという注目のコンサートです。バーデン・バーデン・イースター音楽祭での有終の美を飾るべく、フィナーレはベートーベンの第九。歓喜の歌がバーデン・バーデンに響き渡ります。世界最高峰のオーケストラと注目の指揮者の共演とともにお楽しみください。

見どころのご紹介

バーデン・バーデン「イースター音楽祭」で二夜にわたり、ベルリンフィル・コンサートを鑑賞

温泉保養地バーデン・バーデンの旧駅舎を改修して建設された祝祭劇場。2013年から「イースター音楽祭」のレジデント・オーケストラを務めたベルリンフィルによる演奏は、2025年春が最後となる予定です。春の訪れを感じながら、ペトレンコとマケラの指揮とベルリンフィルによる、世界最高峰の音色を楽しむひと時は、忘れえぬ体験となることでしょう。

イースター音楽祭の会場となる、バーデン・バーデン祝祭劇場。1998年に誕生した比較的新しい劇場です

【イースター音楽祭 ベルリンフィル・コンサート鑑賞①】(ファーストカテゴリー席)
4月19日(土)18時開演 指揮:クラウス・マケラ

演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
演目:ピアノ協奏曲第3番 二短調 Op.30/作曲:セルゲイ・ラフマニノフ
アルプス交響曲 Op.64/作曲:リヒャルト・シュトラウス

世界屈指のオーケストラと指揮者の共演が楽しみです ©Marco Borggreve
2027年にはコンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任予定のクラウス・マケラ ©Marco Borggreve

Profile
クラウス・マケラ

フィンランド出身のマケラは1996年生まれ。2020年には、オスロ・フィルの首席指揮者(当時24歳)となり、翌年よりパリ管弦楽団の音楽監督を務め、これまでにロンドン・フィルをはじめ欧米の一流楽団と共演。2022年からは、オランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウの芸術パートナーを務めるなど、今目覚ましい活躍を見せている、新進気鋭の指揮者です。今後、益々の活躍が期待される「数十年に一度の天才指揮者」とベルリンフィルの共演を楽しめるチャンスをお聴き逃しなく。

【イースター音楽祭 ベルリンフィル・コンサート鑑賞②】(セカンドカテゴリー席)
4月21日(月)11時開演 指揮:キリル・ペトレンコ

演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
演目:交響曲第9番 二短調 Op.125/作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン
合唱:ベルリン放送合唱団
ソリスト(予定):カタリナ・コンラディ(ソプラノ)、ベス・テイラー(アルト)、セバスティアン・コールヘップ(テノール)、タレク・ナズミ(バス)

席数2500を誇る欧州屈指のバーデン・バーデン祝祭劇場
キリル・ペトレンコ ©Wilfried Hösl

Profile
キリル・ペトレンコ

1972年、ロシア・オムスク生まれのユダヤ系ロシア人指揮者。ウクライナ・リヴィウ出身のヴァイオリン奏者の父と音楽学者の母を持つ。95年にプロ・デビュー。マイニンゲン宮廷劇場での音楽総監督をはじめ、ドイツ語圏のオペラ界でキャリアを積む。ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督で高い評価を獲得して以降は、世界的なオーケストラとも数多く共演。その後、バイエルン州立歌劇場音楽監督に就任。2019年にベルリン・フィル首席指揮者・芸術監督に就任。以来、作品の完成度の高さで聴衆を魅了している。

(注1)指揮者、演奏者および演目は、2024年9月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください

【ご希望の方は追加チケットの手配も承っております】

ツアーでご案内する演目の他にも、ご希望の方にはチケット手配を承っております。お気軽に担当までお問い合わせください。

日時:4月20日(土)18:00~ 会場:バーデン・バーデン祝祭劇場

演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
指揮:キリル・ペトレンコ
演目:『蝶々夫人』(作曲:プッチーニ)
出演:エレオノーラ・ブラット(蝶々夫人)、ジョナサン・テテルマン(ピンカートン)、タシス・クリストヤニス(シャープレス)、テレサ・イエルヴォリーノ(スズキ)など
ファーストカテゴリー:チケット1枚あたり¥62,000、および弊社手配手数料¥3,000
セカンドカテゴリー:チケット1枚あたり¥55,200、および弊社手配手数料¥3,000

(注2)ご希望をいただく時期によっては、売り切れなどの状況でチケットが手配できない場合があります。また、手配後のチケットのキャンセルはできませんので、予めご了承ください。

風格あるヨーロッパ屈指の温泉保養地バーデン・バーデンに3連泊します

ドイツの温泉保養地のなかでも、ひときわ風格を兼ね備えているのが、「入浴(温泉)」が冠せられた、バーデン・バーデンです。その歴史は古く、古代ローマの時代まで遡ります。やがて上流階級が訪れる保養地となり、ドストエフスキーが訪れて小説の舞台として描き、ブラームスは毎年のように避暑にやってきてひと夏を過ごすようになりました。このたびは、祝祭劇場のそばに位置するホテルをご用意しています。

緑に包まれるバーデン・バーデン(イメージ)
ギリシャ神殿のような温泉施設のひとつ

ロレーヌのガラス芸術作品とナンシーのアールヌーボー

知名度の高いシャンパーニュとアルザス地方に挟まれており、意外に訪れることが少ないのがロレーヌ地方です。あまり知られていませんが、ロレーヌ地方は世界に冠たるガラスの芸術品、バカラ、サンルイ、そしてラリックが生まれた場所であり、実は大変多くの見どころがあります。ナンシーでは3連泊し、ナンシー派美術館などへご案内します。

アールヌーボーの作品が展示されるナンシー派美術館
優美なステンドグラスの展示なども見ごたえがあります

アルザスの森の中に佇む、ガラスの巨匠ルネ・ラリックの美術館

アルザス地方とロレーヌ地方では、木材が豊富なヴォージュの森が広がることから、古くからガラス産業が栄え、現在でもラリックやバカラなどフランスを代表するガラス製品が造り続けられています。ルネ・ラリックが創設したガラス工場では、今でも作品が造られており、隣接する美術館には初期のアールヌーボー様式のジュエリー作品や、直線美が印象的なアール・デコ様式を用いた初期のガラス工芸、そしてラリックの弟子により引き継がれた作品の数々が約650点あまり展示されています。

約650点の作品を収蔵するラリック美術館はかつてのガラス工場跡に造られました。©Musée Lalique
日の出の風景の櫛©Musée Lalique

壮麗な大聖堂も魅力 ナンシーから鉄道で訪ねるフランス・ロレーヌの地方のメッス

ナンシーより鉄道を利用し、メッスを訪れます。フランスとドイツとの国境沿いにある多くの町と同様、この町もドイツ領だった歴史を持ちます。ドイツ皇帝のヴィルヘルム二世によって建てられ、「フランスの最も美しい駅」とも称されるネオロマネスク建築のメッス駅や、シャガールが手がけたステンドグラスがあるサン・テティエンヌ大聖堂などが見どころです。

シャガールのステンドグラスも見どころです

 バーデン・バーデンでは祝祭劇場近くのホテルに3連泊
「ルーマーズ・バーデン・バーデン・オートグラフ・コレクション」

イースター音楽祭の会場となる祝祭劇場から徒歩3分ほどの好立地に位置するホテルです。コンサートの訪問時にとても便利です。2016年にオープンした比較的新しいデザインホテルで、設備も整っており、快適な滞在が楽しめます。(※シャワーのみの客室となります。また、2名様利用の客室のベッドタイプはダブルベッドとなります。ご希望により、エキストラベッドを加えることもできますので、担当までお問い合わせください。)

祝祭劇場から徒歩3分程に位置する快適なホテルです © Roomers Baden-Baden
スタイリッシュな雰囲気のロビーまわり © Roomers Baden-Baden

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港23:05発

■夜、成田空港より航空機にてヘルシンキへ。(※)

 

(機中泊)

2日目
ヘルシンキ05:55着/07:40発 フランクフルト09:20着 ナンシー16:00着

■航空機を乗り換え、フランクフルトへ。

■着後、バスにてナンシーへ。

【3連泊】(ナンシー泊)

 

3日目
ナンシー

■午前、公共交通機関を利用し、ナンシーの観光。●ナンシー派美術館●ナンシー美術館、世界遺産スタニスラス広場にご案内します。

■午後、自由行動。

(ナンシー泊)

4日目
ナンシー (メッス)

■終日、鉄道にてメッスの観光へ。シャガールの手掛けたステンドグラスが残る●サン・テティエンヌ大聖堂やフランス最古のオペラ座である○メッス歌劇場、また、●ポンピドゥーセンター別館へご案内します。

(ナンシー泊)

5日目
ナンシー09:00発 バーデン・バーデン16:00着
【18:00開演 イースター音楽祭コンサート①】

■午前、クリスタル製造の中心として知られる、アルザス北部の森へ。18世紀にルイ15世の命を受け、王立のガラス製造所としてスタートし現在はエルメスの傘下の●サンルイの工房へ。その後、ナンシーを中心にガラス工芸作家として活躍したルネ・ラリックの●ラリック美術館を訪ねます。

■午後、バーデン・バーデンへ。

■夜、「バーデン・バーデン・イースター音楽祭」にて、ベルリンフィル・コンサートを鑑賞します。(注1)

 

【3連泊】(バーデン・バーデン泊)

6日目
バーデン・バーデン

■午前、公共交通機関を利用し、メルクール山へ。展望台から眼下に広がる黒い森をご覧ください。また、●ブラームスハウスへご案内します。

■午後、自由行動。

■夜、ご希望の方はオペラ『蝶々夫人』チケットの手配を承っております。(キリル・ペトレンコ指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏)(注2)

(バーデン・バーデン泊)

7日目
バーデン・バーデン
【11:00開演 イースター音楽祭コンサート②】

■午前、「バーデン・バーデン・イースター音楽祭」にて、ベルリンフィル・コンサートを鑑賞します。(注1)

■午後、自由行動。

(バーデン・バーデン泊)

8日目
バーデン・バーデン07:00発 フランクフルト11:30発 ヘルシンキ14:55着/17:45発

■朝、バスにてフランクフルト空港へ。

■着後、航空機にて帰国の途へ。

 

(機中泊)

9日目
成田空港13:05着

■午後、成田空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のフィンエアーの利用を想定したものです。フィンエアーの羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また、日本を午前または午後に出発する航空会社利用の場合は、翌日(4/16)発、同日にフランクフルト空港着となる8日間の日程でのご案内となります。

(注1)指揮者、演奏者および演目は、2024年9月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください。

(注2)ご希望をいただく時期によっては、売り切れなどの状況でチケットが手配できない場合があります。また、手配後のチケットのキャンセルはできませんので、予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月15日(火)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,398,000

ビジネスクラス利用


【2回のチケット代金込み】

※いずれも、2回のチケット代金込みの旅行代金となります。

■1名室利用追加代金:¥80,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:
○エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、カタール航空:東京~中近東主要都市~フランクフルト間の往復に適用
上記以外の航空会社:日本発着の国際線区間に適用

 

■燃油サーチャージ別途目安:¥79,700:9月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

※但し、羽田空港~成田空港間のリムジンバス代はお客様のご負担となります。その他、付帯条件がございますので各支店にお問い合わせください。

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