今最も旬な人気ツアーが春のゴールデンウィークに登場
【2025ゴールデンウイーク】ヒマラヤの禁断の王国・ムスタンへの旅【10日間】
- 集合場所:成田空港
- 出発日: 4月26日(土)
- 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000~ビジネスクラス利用¥1,098,000
ツアーコード: IH104T
旅のポイント
- Point 1
- ムスタンへの道中は高峰が迫る絶景の連続が待っています。
- Point 2
- 「屋根のないチベット文化の博物館」ローマンタンに2連泊します。
- Point 3
- 旅の締めくくりは「ホテル アンナプルナ・ビュー」に宿泊します。
ツアープランナーより

辺境・秘境への旅を想う
辺境・秘境への旅は、異文化に触れたり、未知なる大自然の美しさに圧倒されたりと、旅の醍醐味を楽しめロマンに溢れたものです。
世界中の旅を提案する私共にとって、治安の悪化でツアーを企画できない地域が多くなり、とても残念であり悲しい想いをしております。古くは、最もシルクロードらしさを感じる地としてアフガニスタンの旅なども実施していました。バーミヤンの石窟やカイバル峠、カンダハルの町歩きなど興奮しながら旅をしたり、日本人訪問者が年間で30人足らずの頃の北イエメンで江戸時代を彷彿とする中世のアラビアの世界を楽しむ、イラクや西アフリカ、マリのトンブクトゥ、エジプトから国境を越えてのスーダンのメロエの遺跡などのピラミッド、フンザ王国への中パ公路。かつては実施していたツアー達です。
治安さえ許されれば、すぐにでもツアーを再開してみたい場所はたくさんありすぎます。
一方、治安的には問題ないものの過酷な行程から一般のツアーには不向きのエリアもあり、若き冒険家達にまかせざるを得ないカイラスや、エベレスト街道などの魅力的なところもあります。
ヒマラヤ奥地の禁断の王国・ムスタンも、そんなエリアに属していました。鎖国が15年前に開放され特別許可で入域できるようになったものの過酷な道を何日もかけてテント持参で訪ねるような場所でした。
2023年の春に嬉しいニュースが飛び込みました。長年の夢だった道路が未舗装とはいえ完成し、四輪駆動の車をキャラバンのように連ねてのツアーが可能になりました。外国人は2名以上での入域許可となっている為、東京支店の春名釈とアンナプルナ・ビューホテルの井本の両名で現地視察を敢行し、道路事情、ホテル、食事、ガイドさん全てを確認して手配を整え発表にいたったことは喜ばしいかぎりです。
この1、2年は、チベット文化を守り続ける人々の暮らしぶりは昔と何ら変わらないと思いますが、都会からの先進技術や物資の流入、観光客が世界中から押し寄せるなど、遠からず序々に一般化してしまうことも予想されます。
辺境・秘境を旅して楽しめる時期は、そう長くはないと危惧してしまいます。旅をする側も現地の文化を尊重していきたいものです。
最後の辺境・秘境の地を、なるべく早目に旅されることをお勧めします。 菊間潤吾
「ヒマラヤ最後の秘境」ムスタン王国と
古代チベット文化を訪ねて



ムスタンへの道中は高峰が迫る絶景の連続が待っています
3日かかっていたローマンタンまでの行程が、約14時間に短縮。道中両側には6000メートル級の峰が連なり、遥か先にはアンナプルナ、ダウラギリ連峰が。ムスタンへの期待がいやが上にも高まります。



「屋根のないチベット文化の博物館」ローマンタンに2連泊します
「薬草の豊かな町」を意味するローマンタン。城内には王宮を中心に3つのゴンパ(寺院)があり、160世帯が暮らすのみです。近代化の波を逃れてきた「屋根のないチベット文化の博物館」をご体験ください。


圧巻の岩窟寺院「チョサルの洞窟住居群」
ローマンタンからさらに北へ約1時間。中国チベット自治区との国境に近い場所に、チョサルの洞窟住居群があります。その様子はまるで「かつての敦煌莫高窟」。なかでも、壁に張り付いた岩窟寺院は圧巻です。

河口慧海が過ごした「ツァラン村」を訪ねます
河口慧海がおよそ10カ月を過ごしたツァラン村。当時鎖国していたチベット入国を果たそうと、この村を拠点に何度か試みたものの叶いませんでした。ジョムソン郊外のマルファ村へ戻り、別の谷から潜入に成功しました。村には、今でも村人が河口慧海だと信じ、崇拝している仏像が残ります。また、郊外にはムスタン最古のガール・ゴンパが残ります。


元王室が運営する迎賓館ホテルに宿泊 暖房完備で快適な滞在を
道路事情とともに、ローマンタンのツアーが実現した要因は、新しくホテルが完成したことです。今まではロッジのみであったため、暖房設備、お湯を供給できる設備を持つ宿泊施設がありませんでした。今までは寝袋持参でロッジ泊を余儀なくされていましたが、ローマンタンに旧王室が運営する、ホテル兼迎賓館「ロイヤル・ムスタン・リゾート」が完成。暖房、温水を完備した宿泊施設が誕生しました。ホテルでは旧王室の皇太子も、ホテルスタッフとしてお客様のお世話にあたっています。「もう、王政は終わりました。自分もホテルのスタッフとして、皆様をお迎えし、素晴らしいチベット文化の残る、ローマンタンを楽しんでほしい」と、お話しされていました。
ツァラン村の「マヤズ・ヘリテージ・イン」ホテルも快適で、聞けば「ロイヤル・ムスタン・リゾート」の系列とのこと。この2つの「ロイヤル・ホテル」を利用することにより、ムスタンへの旅が大きく広がりました。






ローマンタンで出会った日本語案内人 チベット文化の語り部が同行します
日本の企業で研修した経験を持つことから、日本語を話せるグルンさん兄弟が、今回案内人を引き受けてくれることになりました。ガイドのいないツァラン村や、洞窟住居群チョサルへの同行も快諾。ネパール人のスルーガイドとともに、ムスタンをご紹介いただける心強い助っ人です。(※急病などのやむを得ない事情が発生した際には、同行できない場合もございますので、予めご了承ください。)

旅の締めくくりは「ホテル アンナプルナ・ビュー」に宿泊します
帰路ジョムソンからは再び山岳フライトにてポカラへ。この旅の最後のハイライトは、弊社の「ホテル アンナプルナ・ビュー」の宿泊をお楽しみください。アンナプルナ三峰やマナスル、ダウラギリといった著名な 8000メートル峰を眺望できる絶好の地として知られるサランコットの丘に位置します。かつては、朝日を見るために歩いて登ったサランコットの丘も、今ではペワ湖畔からロープウェイで登ります。旅の疲れも吹き飛ぶ絶景をご期待ください。



チベット圏で、最も楽しめた食事でした(東京支店・春名釈が視察時に撮影)
視察中、意外だったのは各地での食事でした。チベット圏にあって、ましてや奥地であることで、正直食事には全く期待していませんでした。ところが、新しくできたホテルを中心に、洗練されたチベット料理、ネパール料理を味わうことができました。また、ポカラの「アンナプルナビュー・ホテル」では洋食と日本食を、9日目のカトマンズでは、人気の日本そば店「ヒマラヤ蕎麦処」をご用意しています。各地での食事もどうぞお楽しみください。



現地視察に赴いた東京支店 春名釈による視察レポート「禁断のムスタン王国へ」もぜひご覧ください
4・5月のツアーも続々帰着しております。
ツアー日程
10日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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成田空港11:00発 カトマンズ16:35着(標高1400m)
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■午前、成田空港より、ロイヤルネパール航空直行便(所要8時間40分)にて、ネパールの首都カトマンズへ。 ■着後、ホテルへ。夕食はホテルにて。 (カトマンズ泊) |
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2日目
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(ムスタン許可取得) カトマンズ午前発 パタン カトマンズ午後発 ポカラ午後着(標高820m)
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■午前、ムスタン訪問の特別許可取得のため、カトマンズでの滞在です。 ■皆様は、世界遺産の古都パタンを見学します。○旧市街地区ダールバール広場、旧王宮内にある●パタン博物館、パタンの金閣寺といわれる●黄金寺院へご案内します。 ■昼食後、国内線にてポカラへ。 (ポカラ泊) |
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3日目
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ポカラ午前発 ジョムソン午前着(標高2810m) (マルファ村、トゥクチェ村)
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■早朝、山岳フライトにてジョムソンへ。アンナプルナ南峰(7219m)、ヒマラヤの高峰ダウラギリ峰(8172m)などを望む、山岳フライトです。(注) ■午後、四輪駆動車に分乗し、カリガンダキ川に沿った、ジョムソン谷周辺の観光。 ■河口慧海の小さな●博物館があるマルファ村、河口慧海の滞在した家が残るトゥクチェ村を訪れます。 ■また、日本人農学者近藤亨(とおる)氏が開拓したリンゴ園の特別見学もお楽しみください。 (ジョムソン泊) |
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4日目
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ジョムソン08:00発 (カグベニ村) (ムクティナート村) ツァラン16:00着(3560m)
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■朝、いよいよ四輪駆動車に分乗し(1台3名制)、ムスタン王国への旅に出発です。 ■午前、下ムスタンの村巡りにご案内します。 ■古い城跡やチベット寺院が残るカグベニ村、仏教、ヒンドゥー教の聖地ムクティナート村を訪ねます。 ■昼食後、城塞が残るチェサン村へ。ムスタン王国へのチェックポイントを抜け、上ムスタンに入ります。 ■自然の岩が作り上げた絶景、○岩のトンネルを遠望し、カリガンダキ川に別れを告げてダシュリ峠を目指します。ダシュリ峠からは、ダウラギリ峰、ニルギリ峰が望めます。(注) ■夕刻、河口慧海が10か月を過ごしたという、ツァラン村に到着です。 (ツァラン泊) |
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5日目
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(ガール・ゴンパ) ツァラン15:00発 ローマンタン16:00着(3760m)
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■午前、ムスタン王国最古の寺院と言われる、●ガール・ゴンパを訪ねます。 ■午後、ツァラン村の見学。●ツァラン・ゴンパ、河口慧海像が大切に収められる●アニ・ゴンパ、●旧王宮を訪ねます。 ■見学後、ロー峠を越え、かつてのムスタン王国の首都、城壁都市ローマンタンへ。 ■宿泊は、ムスタン王家が経営し、今も王族の迎賓館となってる「ロイヤル・ムスタン・リゾート」での2連泊です。 【2連泊】(ローマンタン泊) |
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6日目
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ローマンタン
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■午前、ローマンタンよりさらに北、中国領チベット自治区との国境にも近い、洞窟住居群チョサルを訪ねます。 ■午後、「薬草の豊かな町」という意味がある、城塞都市ローマンタンの見学。○ローマンタン旧市街の散策、○ローマンタン王宮、3つの寺院●チョエデ・ゴンパ、●トゥプチェン・ゴンパ、●ジャンバ・ゴンパを見学。 (ローマンタン泊) |
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7日目
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ローマンタン08:00発 (ツァラン村) (ガミ村) ジョムソン16:00着
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■午前、再び四輪駆動車に分乗し、ムスタン街道をジョムソンに戻ります。 ■帰りは、アンナプルナ連峰の北側を望みながら、6000メートル級の山々の間を走る、絶景の眺めが楽しめます。(注) ■途中、ツァラン村にて早めの昼食。 ■その後、ネパールの村の原風景を残すガミ村の散策を楽しみます。 ■午後、ヒマラヤの絶景を楽しみながら、ジョムソンに戻ります。 (ジョムソン泊) |
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8日目
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ジョムソン午前発 ポカラ午前着 (ホテル アンナプルナ・ビュー)
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■早朝、山岳フライトにてポカラへ戻ります。 ■着後、ポカラにて自由行動。 ■宿泊は、サランコットの丘に完成した高級ホテル「ホテル アンナプルナ・ビュー」です。ヒマラヤの優雅な滞在をお楽しみください。 (ポカラ泊) |
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9日目
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ポカラ午前発 カトマンズ午前着 (ホテルにて休憩) カトマンズ空港23:25発
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■午前、国内線にてカトマンズに戻ります。 ■昼食は、評判の日本そばの店「ヒマラヤ蕎麦処」にて、久しぶりの日本の味をお楽しみください。 ■昼着後、自由行動。 ■夕刻、ホテルをチェックアウトし、ホテルのレストランにて夕食。 ■夕食後、カトマンズ空港へ。 ■夜、ロイヤルネパール航空直行便(所要6時間20分)にて帰国の途へ。 (機中泊) |
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10日目
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成田空港09:00着
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■午前、成田空港に到着後、解散。 |
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(注)天候によりご覧いただけない場合もございます。予めお含みおきください。
※ポカラ〜ジョムソン間の国内線航空機は小型飛行機のため、1人15kgに制限されております。荷物は軽装で、大型のスーツケースは持参いただけません。(スーツケースは、ポカラに預けることとなります)
※天候により、ポカラ~ジョムソン間の航空便が欠航となる場合は、ポカラまたはジョムソンより四輪駆動車にて移動します(片道約9~10時間)。
出発日・旅行代金
このツアーは10日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
---|---|
4月26日(土)発 |
旅行代金:¥798,000 エコノミークラス利用 旅行代金:¥1,098,000 ビジネスクラス利用 |
■1名室利用追加代金:¥100,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
■燃油サーチャージ:¥11,800:9月1日現在
■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間:成田〜カトマンズ間往復
■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)
■別途、2023年9月よりネパールを航空機で出国するすべての旅客に対し新設されたネパール付加価値税¥13,000~¥32,000(航空機のクラスにより異なる)はお客様のご負担となります。
■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
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