ポンペイじっくり参観とナポリ探訪の旅【9日間】 

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 1月21日(火)
  • ご旅行代金:エコノミークラス利用¥598,000〜ビジネスクラス利用¥1,118,000

ツアーコード: ES064T

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旅のポイント

Point 1
ポンペイで連泊し、見どころの多いポンペイ遺跡を新スポットを含めてじっくり訪ねます。
Point 2
ナポリに3連泊。地下鉄やケーブルカーなどを使いながら賑やかな下町の散策などを楽しみます。
Point 3
カポディモンテ美術館や眺望が素晴らしいサン・マルティーノ美術館へご案内します。

ツアープランナーより

「噛めば噛むほど」という言葉がありますが、「調べれば調べるほど」面白い発見が多く、胸が高まってくるエリアが、ナポリとその周辺です。今の「カンパニア州」の語源、古代ローマ人が「カンパニアフェリックス」(幸せな土地)と呼んだことでもお分かりのように、気候は温暖、食材も豊かで、古代ローマ貴族たちは、この地(エルコラーノ遺跡あたり)に別荘を持つことがステータスでした。ここには、「オーソレミオ」(明るい太陽讃歌)、「サンタルチア」などのカンツォーネそのままの風景が今も健在。このたびは、古代と中世と現代とが混然一体の下町エリアや、通常観光ではあまり行かない丘の上に広がるヴォメロ地区からの絶景眺望など、深堀りプログラムでナポリを探訪しましょう。一方、西暦79年にヴェスビオ火山の噴火で消えたポンペイ。2千年前のこの街には、銭湯、スポーツジム、劇場、パン屋に居酒屋、、、21世紀の今と、さほど変わらない暮らしがあったことが明らかになっています。さらに近年、7年間の長い修復作業によって、手つかずだった発掘エリアから、新しい見どころも公開されました。日中は観光客で混み合いますので、遺跡入り口に近いホテルに2泊して、朝からのじっくり参観にいたしました。

ツアーのみどころ

ポンペイ市街に連泊し、ポンペイ遺跡を新スポット含めてじっくりと見学

紀元79年、ヴェスビオ火山の噴火によって発生した火砕流によって一瞬にして地中に埋まり、18世紀に発掘されるまで火山灰に埋もれていた古代都市遺跡ポンペイ。当時の建築や暮らしの様子がそのままの状態で保存され、世界遺産に登録されています。このたびは、遺跡に近いホテルに連泊し、比較的すいている朝一番から見どころをじっくりとご案内します。

7年にわたる大規模な修復作業が完了。新たなスポットも公開されたポンペイ

ポンペイ遺跡では2014年から7年間、大規模な修復作業が行われ、2020年に完了したばかり。これまで手付かずだったエリアの発掘も実施され、修復を終え鮮やかに甦った「果樹園の家」など新しい見どころも公開されています。

「果樹園の家」 © PRESS OFFICE OF THE POMPEII ARCHAEOLOGICAL PARK
遺跡の近くに宿泊することで、朝のすいた時間帯からゆっくりと見学できます
秘儀荘も見どころのひとつ

ナポリ探訪 エリアで巡るナポリの見どころ

【ナポリ探訪①】ナポリ風情を味わえる下町スパッカ・ナポリを散策

ローマ、ミラノに次ぐイタリア第3の都市であり、南イタリア独特の陽気な風情の中に、古代ギリシャ時代の遺跡から中世ナポリ王国、シチリア王国、近代イタリアなど様々な時代の足跡が見られるのが魅力です。ナポリらしさが溢れる旧市街スパッカ・ナポリは、ナポリっ子の庶民的な雰囲気と生活が感じられる下町情緒あふれるエリア。細い路地には昔ながらの工房があり、散策が楽しい地区です。

下町風情が感じられるスパッカ・ナポリ。通りを歩けば、人々の生活が垣間見られます(イメージ)
サン・グレゴリオ・アルメーノ通りにはプレゼーペ(クリスマス飾り)の工房やお店、工芸品などを扱うお店も点在しています(イメージ)
日用品のお店や食料品店などが狭い路地に軒を連ねます(イメージ)

◆スパッカ・ナポリで見逃せない教会の数々

細い路地が交錯する賑やかな界隈だけでなく、点在する教会も見どころ。マヨルカ焼きのタイルが美しいサンタ・キアラ教会の回廊や、様々な時代の建築が混在するサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会、旧市街中心の大聖堂など歴史を感じる見どころがいっぱいです。

中央祭壇にはピエトロ・ブランカッチの「被昇天の聖母」が祀られるナポリの大聖堂
マヨルカ焼きのタイルが印象的なサンタ・キアラ教会の回廊

【ナポリ探訪②】カポディモンテ美術館と考古学博物館

丘の上に建つ、ファルネーゼ家が狩猟用に建てた宮殿を利用したカポディモンテ美術館。マザッチョやボッティチェリに始まり、ティツィアーノやカラバッジョなど、ルネサンス初期からバロックにかけての貴重な絵画が収められています。また、ナポリの考古学博物館ではポンペイやエルコラーノ遺跡のモザイクや出土品、ギリシャ・ローマ時代の彫刻などが見どころです。

丘の上にあり、周囲は公園になっているカポディモンテ美術館
カポディモンテ美術館の中の舞踏の間
彫刻も見どころのナポリ考古学博物館(添乗員撮影)

【ナポリ探訪③】ナポリ湾を一望する ヴォメロの丘

通常、あまり訪れることのない丘の上の「ヴォメロ地区」へ。公共交通機関を利用し丘にあがれば、サンテルモ城からは、(天気が許せば)ナポリ湾やヴェスビオ山、カプリ島が一望でき、眼下にはナポリの中心部が広がります。サンテルモ城の隣にある、かつての修道院の建物を利用したサン・マルティーノ美術館と合わせてご案内します。

ヴェスビオ火山とナポリの街並み
かつての修道院を利用したサン・マルティーノ美術館
かつての修道院教会部分も見ごたえがあります

ホテル周辺にも見どころが沢山 自由行動中に訪れてみてはいかがでしょうか

ご宿泊いただくホテルはスパッカ・ナポリに近いだけでなく、王宮のあるプレビシート広場も徒歩10分程です。広場そばの老舗カフェのガンブリヌスで休憩したり、ウンベルト1世のガレリアをのぞいてみるのもよいでしょう。また、朝はホテルから徒歩5分ほどのピーニャセッカ市場を訪ねてみてはいかがでしょうか。

プレビシート広場
ナポリの朝市(イメージ)
ウンベルト1世のガレリア


何といっても、食が楽しい街、ナポリ。本場のナポリピッツァや郷土料理も楽しみ

そして、ナポリで忘れてはならない「食」。モッツァレラチーズ、ポモドーロ(トマト)、リモーネ(レモン)など、彩りも美しいホテル近くの朝市さんぽ。サンタルチアの漁師が生んだタコの煮込料理「ポルポ・アラ・ルチアーナ」(タコのルチア風)、冬季にかかせない「ラグー・ナポレターノ」(牛肉や豚肉などとトマトの煮込みでパスタソースとしても使われます)などのナポリ郷土料理に舌鼓。また、「ババ」(サバラン生地にラム酒シロップ)などのナポリの絶品お菓子の数々も存分にお召し上がりいただきたいと思います。

そして、今やユネスコ文化遺産となったピッツァ。ナポリでは1984年にはイタリア政府公認の非営利団体「真のナポリピッツァ協会」が設立。職人の伝統技術の再評価と、その伝統を後世に伝えていくことを目的に立ち上げられました。協会が認める「認定店」で、本場の味をお楽しみください。

「真のナポリピッツァ協会」認定の店でピッツァをどうぞ(イメージ)
タコをトマトソースで煮込んだポルポ・アラ・ルチアーナ(イメージ)
ナポリの名物菓子ババ

旅の最後はローマへ。下町情緒漂うトラステヴェレ地区で一味違うローマの町歩き

現在あるローマは16世紀以降に整備されたものですが、テヴェレ川の西側にある下町トラステヴェレ地区周辺は、それ以前からのローマの姿が残る一角です。ビザンチン様式の残るサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会や路地からも、その面影を感じ取ることができます。

ローマの下町トラステヴェレ地区を歩きます
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会のファサード
伝統的なオステリアがひしめく、下町トラステヴェレ地区(イメージ)

ナポリ:ホテル・プリンチペ・ナポリターモ

ナポリ旧市街の中心を南北に貫く「トレド通り」に面したホテルをご用意。立地を重視して選んでいる為、ホテル自体は中級クラスで設備は簡素となりますが、街歩きをお楽しみいただける便利な立地が魅力です。(※シャワーのみの客室となります)

トレド通りに面して建つホテル
客室の設備はシンプルとなります

ローマ:アナンタラ・パラッツォ・ナイアディ

最終日のローマでの宿泊は、共和国広場の宮殿のような高級ホテル「アナンタラ・パラッツォ」をご用意しました。

共和国広場に面して建つホテル
重厚な雰囲気が漂います

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港21:55発

■夜、羽田空港より、航空機にてヘルシンキへ。

(機中泊)

2日目
ヘルシンキ04:00着/07:25発 ローマ09:55着 ポンペイ18:00着

■航空機を乗り換え、ローマへ。

■着後、南下しカゼルタへ。ブルボン家の●カゼルタ王宮を見学します。

■夕刻、ポンペイ遺跡に近いホテルにチェックイン。

 

【2連泊】(ポンペイ:ホテル・フォーラム泊)

3日目
ポンペイ (ポンペイ遺跡、エルコラーノ遺跡)

■午前、徒歩にて●ポンペイ遺跡へ。発掘が進み、近年新たに公開された遺跡スポットも楽しみです。

■午後、鉄道にてエルコラーノへ。●エルコラーノ遺跡を見学します。

(ポンペイ:ホテル・フォーラム泊)

4日目
ポンペイ09:00発 ナポリ10:00着

■午前、ナポリへ。着後、●国立カポディモンテ美術館へ。ティツィアーノやラファエロなど、名画の数々を鑑賞ください。

■午後、徒歩にて世界遺産ナポリ旧市街の「スパッカ・ナポリ地区さんぽ」にご案内します。美しいマヨルカ焼きのタイルで飾られた優美な回廊が美しい●サンタ・キアーラ教会や、ギリシャ・ローマ時代のナポリ最古の遺跡が残る●サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会、ナポリの信仰の中心である●ドゥオーモなどにご案内します。

■夕刻、スパッカ・ナポリ地区近くのホテルにチェックイン。

【3連泊】 (ナポリ:ホテル・プリンチペ・ナポリターモ泊)

5日目
ナポリ

■午前、公共交通機関を利用し●国立考古学博物館へ。ここにはポンペイ遺跡やエルコラーノ遺跡からの発掘品、出土品が多く展示されています。

午後、自由行動。

(ナポリ:ホテル・プリンチペ・ナポリターモ泊)

6日目
ナポリ

■午前、公共交通機関を利用し、ナポリの街やナポリ湾、ヴェスビオ山を一望に見渡す高台「ヴォメロ地区」へ。●サンテルモ城へ。ナポリの中心部、カプリ島、ヴェスビオ山、ソレント半島が一望です。隣の●国立サン・マルティーノ美術館(旧修道院)にもご案内します。

■午後、自由行動。

(ナポリ:ホテル・プリンチペ・ナポリターモ泊

7日目
ナポリ08:30発 ローマ11:30着

午前、ローマへ。着後、昼食と共にローマの下町トラステヴェレ界隈の散策。ラファエロの傑作『ガラテア』がある●ファルネジーナ荘やローマ最古の●サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂などにご案内します。

■午後、共和国広場に面する宮殿のような外観の上級ホテルにチェックイン。

(ローマ:アナンタラ・パラッツォ・ナイアディ・ホテル泊)

8日目
ローマ10:50発 ヘルシンキ15:15着/17:45発

■午前、航空機にてヘルシンキへ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

9日目
成田空港14:05着

■午後、成田空港に到着後、解散。

 

 

   

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出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月21日(火)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,118,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥80,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間(羽田~ヘルシンキ/ヘルシンキ~成田)のみ適用

燃油サーチャージ:¥81,000:7月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

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