アラゴンとバレンシアの知られざる美しい村巡りへ

バレンシアの火祭りとアラゴンの「最も美しい村」【12日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 3月16日(土)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,238,000

ツアーコード: EU357T

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旅のポイント

Point 1
火祭りが開催されているバレンシアに3連泊し、献花行列や火祭り博物館など伝統文化とイベントを楽しみます。
Point 2
アラゴン州とバレンシア州に点在する「スペインの最も美しい村」を丹念に訪ねます。
Point 3
アラブ世界の影響を色濃く残すムデハル建築が見どころのアルバラシンとテルエルを訪ねます。

ツアープランナーより

スペイン中部から北部に至るアラゴン州は、かつてのアラゴン王国を中心にイスラム文化が色濃く残る地域です。このたびはバレンシアの火祭りを3連泊でじっくり訪ねた後、スペイン・アラブ世界を体現する村アルバラシンを始めとするアラゴン州各地に点在する「スペインの最も美しい村」、そしてバレンシア州の東海岸沿いの美しい村や町を丹念に巡ります。これまで観光地としてはほとんど知られていない場所ばかりで、田園の村あり、渓谷の村あり、海や絶壁に立つ村ありと、その多様で個性的な姿に驚かれることでしょう。ヨーロッパの田舎巡りがお好きなお客様にぜひお勧めしたい旅です。

見どころのご紹介

バレンシアの火祭りをたっぷりとお楽しみいただきます

バレンシアの火祭りは、スペインの3大祭りの一つで、毎年3月15日から始まり19日の深夜まで続きます。火祭り最大の見所は何といっても最終日の夜に張子人形のファージャを焼き尽くすクライマックスのイベントですが、その前の二日間で行われる献花パレードも見応えのあるイベントです。これはビルヘン広場に立つ巨大な聖母マリア像に街の人たちが花を捧げるというもので、献花に訪れる人々は皆華やかな民族衣装で着飾り、列を出して歩く様は圧巻です。また、街中には毎年700体ほど作られるファージャが並べられ、躍動感溢れるユニークなデザインの作品を見て歩くだけでもあっという間に時間が過ぎていきます。コンテストで1位を取った歴代のファージャ作品が展示されている火祭り博物館も見学し、バレンシアの人々が大切にしてきた伝統の祭り文化にたっぷりと触れていただくプログラムといたしました。

祭りの熱狂とともに燃え上がるファージャ (イメージ) ©︎csanchisb
コンテスト優勝を賭けて制作された迫力あるファージャが並びます (イメージ)
ファージャに火がつけられるクライマックス (イメージ)
献花に訪れる伝統衣装の人々はとても華やかです (イメージ)

アラゴン州とバレンシア州の「最も美しい村」を丹念に訪ねます

アラゴン州とバレンシア州には、歴史上でアラブ世界とキリスト教世界、その両方の影響を受けてきたスペイン屈指の美しい村や町が点在しています。海、山、谷を背景にその歴史を守り続ける町の姿は一つ一つが個性的で、小さな路地が入り組んだ古い街並みは歩くだけでも楽しめます。

テンプル騎士団によって造られた、地中海に突き出た要塞を持つペニスコラ。ビーチから見ると村自体が海に浮かんでいるようです
バルデロブレス 川が町の中心部を流れ、ゴシック式のアーチが見事なサン・ロケ橋を渡ると入り組んだ旧市街が広がります
かつてアラブ人の集落が築かれたカラセイテ。町はレコンキスタで解放されましたが、建物には今も往時の雰囲気が残ります
カンタビエハは石灰岩の絶壁の上に建つ村で、13世紀、テンプル騎士団が支配していた時代の城壁や城の遺構が残ります
各時代の歴史的建築が残るルビエロス・デ・モラ。市庁舎はルネッサンス様式です
中世の城の麓に広がるモレーリャは遠くから見ると天に浮いているかのようです
カラセイテの石造りのアーケード。どの町も絵になる路地風景が続きます

これぞスペイン・アラブ世界 アルバラシンとテルエル

イベリア半島は、アフリカからのイスラム系国家とローマからのキリスト系国家との両勢力の狭間にあり、両文化の折衷ともいえる新しい文化が創造されました。アルバラシンは、キリスト教世界に支配されますが、8世紀頃にはベルベル人が小王国を形成していたと言われ、不思議な色彩の建物や民家が印象的です。テルエルでは、イスラム様式が色濃く混じった美しい建物が多く、この町の4つの教会は「アラゴンのムデハル建築」として世界遺産にも登録されています。ムデハル独特のタイル装飾は必見です。

城壁のある丘から眺めるアルバラシン(添乗員撮影)
テルエルのサンタマリア大聖堂の鐘楼はミナレットを模して建てられました
彩色タイルが用いられたアラベスク模様の装飾

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京22:35発

■夜、羽田または成田空港より航空機にて、中東またはヨーロッパ主要都市へ。

(機中泊)

 

2日目
中東またはヨーロッパ主要都市06:25発/09:10発 バレンシア11:10着

■着後、航空機を乗り換え、バレンシアへ。

■着後、スペインを代表する米どころアルブフェラ湖畔の町エル・パルマールへ。昼食は本場のパエリアをお召し上がりください。

■午後、アルブフェラ湖のボート遊覧をお楽しみいただき、その後、バレンシアのホテルへ。

【3連泊】(バレンシア泊)

3日目
バレンシア

■午前、バレンシアの観光。●カテドラル、●ラ・ロンハなどへご案内します。

■午後、火祭りのイベントのひとつ「献花行列」を見学します。

(バレンシア泊)

 

4日目
バレンシア

■午前、市バスを利用し●火祭り博物館へ。コンテストで1位になった張り子の人形が展示されています。

■午後、自由行動。町中にはファージャ(人形)が飾られています。

■深夜、火祭りのクライマックスです。大きなファージャに火が放たれる様子をご覧ください。

(バレンシア泊)

5日目
バレンシア09:00発 アルバラシン テルエル15:00着

■午前、「自然の要塞」と称される★アルバラシン村へ。

■午後、テルエルに向かい、●カテドラルや●恋人たちの霊廟などへご案内します。

(テルエル泊)

6日目
テルエル09:00発 ルビエロス・デ・モラ プエルトミンガルボ カンタビエハ16:00着

■午前、スローシティにも加盟し、ゆったりとした時間が流れる村ルビエロス・デ・モラと、2つの川が造り出す渓谷にある小村プエルトミンガルボに立ち寄ります。

■午後、カンタビエハへ。

(カンタビエハ泊)

7日目
カンダビエハ09:00発 ミランベル モレーリャ ベニカルロ15:30着

■午前、田園の中に佇む小村ミランベルと、全長2.5kmの城壁に囲まれた村モレーリャを訪ねます。

■午後、ベニカルロへ。ご宿泊は「パラドール」です。

【2連泊】(ベニカルロ泊)

8日目
ベニカルロ (ペニスコラ)

■午前、タクシーにて、海に突き出した要塞が印象的なペニスコラへ。

■昼食後、タクシーにてベニカルロに戻り、自由行動。パラドールでごゆっくりお寛ぎください。

(ベニカルロ泊)

9日目
ベニカルロ08:30発 バルデロブレス カラセイテ フエンデトドス サラゴサ18:00着

■午前、ゴシック様式のアーチ橋が特徴の★バルデロブレス村に立ち寄り、2つの河川に挟まれた丘の上に建つ小村カラセイテへ。

■午後、ゴヤの故郷フエンデトドスへ。着後、●ゴヤ版画博物館、○ゴヤの生家へご案内します。

■夕刻、アラゴン州の州都サラゴサへ。

【2連泊】(サラゴサ泊)

10日目
サラゴサ

■午前、サラゴサの徒歩観光。●ピラール聖母教会、●ラ・セオ(大聖堂)にご案内します。

■午後、自由行動。

(サラゴサ泊)

11日目
サラゴサ09:30発 マドリッド18:10発 中東またはヨーロッパ主要都市23:40着

■午前、マドリッド空港へ。

■夜、航空機にて中東またはヨーロッパ主要都市へ。

■着後、航空機を乗り換え帰国の途へ。

(機中泊)

12日目
中東またはヨーロッパ主要都市02:30発 東京19:35着

■夜、羽田または成田空港に到着。着後、解散。

 

※日程表の時刻は、羽田空港発着のターキッシュエアラインズの便を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港、時刻および日程は異なります。

※★は、スペインの最も美しい村協会(Los Pueblos mas Bonitos de Espana)により、「スペインの最も美しい村」に認定されている村です。

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出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月16日(土)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,238,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥140,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,800:9月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円または羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■国内線割引料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。

 

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