見どころのご紹介

一年に一度の風物詩　バレンシアの火祭りのクライマックスを見学

バレンシアの火祭りは、スペインの3大祭りの一つで、毎年3月15日から始まり19日の深夜まで続きます。毎年700体にも及ぶという巨大な張子人形ファージャが広場や通りに並び、街は大いに賑わいます。火祭り最大の見所は何といっても最終日の夜に張子人形のファージャを焼き尽くすクライマックスのイベントです。熱狂的なスペインの祭りをお楽しみください。

【アルハンブラ宮殿内のパラドールに宿泊】　アルハンブラ宮殿を満喫します

かつてイスラム教徒たちは、グラナダの地において高度な建築技術を駆使しました。その最高傑作とされるのがアルハンブラ宮殿です。観光のハイライトの一つと言えるこの世界遺産を、しっかりとご覧いただけるよう、このたびは、そのアルハンブラ宮殿の敷地内に建つ、かつてのサン・フランシスコ修道院の建物を利用した人気のパラドールを連泊でご用意しました。ここに宿泊することで、アルハンブラ宮殿やヘネラリフェ庭園の見学だけでなく、宿泊者の特権ともいえるパラドール内のパティオや礼拝堂などをご覧いただくことや、朝夕の観光客が少ない敷地内を歩くこともでき(※)、アルハンブラ宮殿をより満喫していただくことができます。(※場所により入ることのできない箇所もございます)

世界遺産 アルハンブラ宮殿内に泊まる 至福のひと時

スペインの数あるパラドールのなかでも人気の高い、世界遺産アルハンブラ宮殿の敷地内に建つパラドール。1492年、700年続いたイスラム支配に終止符を打ったイザベル女王とフェルディナンド二世のカトリック両王が、宮殿内のモスク跡に建てたサン・フランシスコ修道院が原点となるパラドールです。パティオを囲むように配置された客室はかつて修道士たちが暮らしていた部屋で、決して広くはありませんが、独特の寄せ木細工が施された調度品が配され、歴史を感じる空間となっています。アーチ状の回廊に囲まれたパティオには、幾何学模様の小石が敷き詰められ、アラブとキリスト教世界が融合した独特の空気が漂います。ごゆっくり、滞在をお楽しみください。

駆け足にならず、4都市に連泊でご案内

広大なスペインの国土に点在する珠玉の世界遺産は一つ一つに見応えがあり、それを取り囲む町並みも大変魅力的です。駆け足にならないよう厳選した見どころをじっくりご案内し、4つの都市で連泊するゆとりある行程といたしました。

イスラム建築の華コルドバのメスキータ
スペインに残るイスラム王国の遺産、その象徴と言えるのがアルハンブラ宮殿とコルドバのメスキータです。無数の美しい2重アーチが続くかつてのモスクには、カトリックの礼拝堂が建設され異色の雰囲気を放っています。

エル・グレコゆかりの城郭都市　世界遺産の町トレド
三方を川に囲まれ、中世の佇まいを残した石畳の町並みの古都トレドは、画家エル・グレコとゆかりの深い地です。傑作「オルガス伯の埋葬」で名高いサント・トメ教会や、町の中心に建つカテドラルへご案内します。

中世スペイン屈指の港町　コロンブスゆかりのセビリア
ローマ時代の隊商ルート「銀の道」、コロンブスが利用した「グアダルキビル川」。この2つに面するセビリアは、スペインに多くの富をもたらし、スペイン最大のゴシック建築であるカテドラルを築きあげました。

王都マドリッドではプラド美術館へ
マドリッドではプラド美術館へご案内します。ゴヤ、ベラスケス、エル・グレコなどスペイン絵画の巨匠の世界をお楽しみください。

モデルニスモ建築にロマネスク　バルセロナの見どころを多面的にご案内

パリと並ぶ「芸術の都」バルセロナ。町を象徴するサグラダ・ファミリアは、着工から100年以上経ち、2026年の完成を目前に世界遺産に登録されました。また、ガウディと同じくバルセロナのモデルニスモ建築（カタルーニャのアール・ヌーボー）を牽引したドメネク・イ・モンタネールの傑作、カタルーニャ音楽堂とサンパウ病院にもご案内します。華やかな装飾や美しいステンドグラスの絢爛豪華な内部は圧巻です。通常の周遊ツアーでは訪れることの少ないカタルーニャ美術館も世界屈指のコレクションを所蔵しており、ピレネー山脈の小さな教会から移された壁画などロマネスク様式の傑作は必見です。

白い村ミハスや風車の並ぶ風景にも立ち寄ります

今回はすべてバスで巡る旅ですので、移動の間に車窓から眺めるスペインの風景も楽しみです。アンダルシア地方では白壁の家々が並ぶかわいらしい白い村ミハスに立ち寄って散策にご案内します。カスティーリャ・ラ・マンチャ地方では「ドン・キホーテ」の物語を思い起こすような風車の並ぶ景色もご覧ください。