旅のポイント
- Point 1
- 海域内を航行する最大級の船、ガラパゴス・レジェンド号を利用し、3泊4日のクルーズでガラパゴス諸島を巡ります。
- Point 2
- 絶海の孤島・イースター島に3連泊。丸2日間たっぷりと島の観光をお楽しみいただきます。
- Point 3
- エクアドルの首都に2連泊し、旧市街の夜景ドライブもお楽しみいただきます。
ツアープランナーより
見どころのご紹介
進化論の現場は今も驚きに満ちています

エクアドル本土から約1,000キロ、赤道直下のガラパゴス諸島。1835年、若き日のダーウィンが滞在し、進化論の着想を得たのがきっかけとなり、聖書の教えに支配されていた欧米の価値観が揺らぎ、新時代へと移ってゆきました。世界を変えたガラパゴス諸島は時を経て世界遺産第一号となりましたが、ダーウィンが見た時と何も変わらず、そこには剥き出しの生命と地球の営みがあります。外界と隔絶された絶海の島々と、そこに生きる固有の動植物が紡いできた悠久の「時間」こそが彼の地の価値であると思います。人智の及ばぬ地球の営みに身を置く旅へ。年に一度のご案内です。
ガラパゴス諸島とは
固有の動植物に注目が集まりがちですが、ガラパゴス諸島は島の成り立ちもユニークです。ハワイ同様、海底にある噴出孔から放出されたマグマから成る火山島で、プレートに乗って毎年約5センチずつ南米大陸へ向かって今も移動しています。この過程が500万年もの間に幾度も繰り返されてきました。古い島は風雨の浸食を受けて植物が育つ一方、若い島には漆黒の溶岩原が広がります。島から島へ、そこに降り立つだけで数百万年の時を超え、地球のダイナミズムを肌で感じられます。これらの島を舞台に動植物が生き残りを賭けて進化を繰り返し、例えば世界で唯一海に潜って海藻を主食とするウミイグアナや、動物のエサとならぬよう茎の表面を樹木のように固くし、人の背以上に背を伸ばしたサボテンなど、島ごとに独自の進化を遂げた生物を見る事ができます。そもそも大陸から1,000キロ離れた島に、どこからどうやって最初の生物はやってきたのでしょうか。見るもの全てが私たちの好奇心を刺激します。

ガラパゴスの観光は船旅がおすすめ

ノースセイモア島
赤い喉を風船のように膨らませる求愛行動が有名なアメリカグンカンドリの営巣地があり、可愛らしいアオアシカツオドリも多く見ることができる島です。

バルトロメ島
世界で唯一、赤道直下に棲むガラパゴスペンギンやアオアシカツオドリなどを探します。アシカがいるビーチでのシュノーケリングもお楽しみいただけます。

サンティアゴ島
サンティアゴ島のサリバン・ベイに上陸し、1897年の噴火で流れ出た溶岩で覆われた新しい大地を見学します。バルトロメ島とサンティアゴ島との間の海峡にはペンギンが繁殖しています。

サンクリストバル島
美しい白いビーチが広がるセロ・ブルッホや、3種類のカツオドリが同じ場所に棲息するピット岬を訪れます。また、ゾウガメ保護施設も訪れます。

●一年でも揺れが少ない時期のひとつです。
船旅となると心配なのは船の揺れですが、3〜4月はこの海域で最も海流、風、波が弱くなる時期のひとつです。一概にはいえませんが、これまでの旅では揺れをほとんど感じることなくお楽しみいただけました。
●動物の求愛行動が楽しめる
3〜4月は動物たちの求愛行動が活発になる季節です。各地、各地で動物たちのこの時期ならではの、ほのぼのとした光景が楽しめます。
●時期だけでなくルート選びも工夫を
私どもでは各種設定されているクルーズルートの中でも、短い期間で多種多様の動植物がご覧いただけ、かつ移動距離が少なく、海流の影響を受けにくい3泊4日のクルーズルートを選んでいます。島と島の距離はさほど離れていないため、夜航行しても深夜にはすでに目的地に到着していて、停泊したままお休みいただいたこともありました。
海域内を航行する最大級の船、ガラパゴス・レジェンド号でご案内します

SHIP DATA
■総トン数:2890トン ■造船年・造船国:2002年・ドイツ ■改装年:2017年 ■全長92m
■乗客人数:100名 ■全幅15m ■乗組員:60名(うちナチュラリスト7名) ■デッキ数:4層
■グラスボトムボート一艘




島唯一の集落、ハンガロア村をぶらぶら散歩
イースター島の玄関口、マタベリ空港に到着。こんな小さな島なのに、その滑走路は何と大型のジェット機も発着可能な3,200メートル。1985年、NASA(アメリカ航空宇宙局)がスペースシャトルの緊急着陸用に整備した滑走路です。空港から村の中心までは1キロもありません。イースター島の人口8,500人のほとんどがこのハンガロア村に住んでいます。メインストリートを中心に市場や役場、郵便局、レストランなどがあって、ちょっとした散策が楽しめます。おみやげ物やさんやマーケットなど、どのお店も店員は親切で、観光地なのにすれていないところがまた、この島の人の良さを感じさせてくれます。

オロンゴ儀式村とイースター島博物館
モアイ倒し戦争が始まった18世紀以降、モアイに代わって登場したのが、オロンゴという儀式村で行われた鳥人儀礼でした(島の沖合にある無人島に泳いで渡り、鳥の卵を持って帰るという宗教儀式)。絶海を見下ろす村を散策すると、争いではなく、平和を望んだ先人の思いが伝わってきます。またイースター島博物館の見どころは「モアイの目」。白いサンゴに赤い石の瞳がはめ込まれています。この目に霊力が宿るとされたため、争いでは真っ先に破壊の対象となりました。島内でも数少ない、現存する目です。

ハイライトはモアイ像の製作工程がわかるラノ・ララク
イースター島には約1,000体ものモアイ像があります。写真などではモアイ像は整列しお行儀よく並んでいるところがよく紹介されますが、それは、復元された一部。島の東ラノ・ララクは山全体がモアイの素材である凝灰石で出来ていて、山の中腹には、切り出す前の製造途中のモアイ像が数多く残されているイースター島で最も興味深い場所です。そこを訪ねると、あたかも切り出している石斧の音が今にも聞こえてきそうなくらい、リアルな作りかけのモアイ像があり、モアイがどのようにして作られたのか、その過程を知ることができます。一説には5メートルほどのモアイを切り出すのに20人で1年ほどかかったとも言われています。モアイがどうやって運ばれたのか、どうやって立てられたのか、モアイづくりがなぜ終焉を迎えたのか、そもそも、なぜこの地にモアイが立てられるようになったのか……。謎解きのスタートはこのラノ・ララクから始まります。ぜひこの地を訪ね、絶海の孤島の遙かな歴史に思いを馳せてください。


ツアー日程
15日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
---|---|---|---|
1日目
|
成田空港 11:55発 メキシコシティ 09:35着 16:50発 リマ 23:55着
|
■午後、成田空港より航空機にてメキシコシティへ。 ■着後、○カテドラルや○ソカロなどの市内観光および昼食へご案内します。 ■夕刻、航空機にてリマへ。 ■着後、空港近郊ホテルへ。 (リマ空港近郊泊) |
|
2日目
|
リマ 10:00発 キト 12:20着
|
■午前、航空機にてキトへ。 ■着後、バスにてホテルへ。 【2連泊】(キト泊) |
|
3日目
|
キト
|
■終日、バスにて○赤道記念碑と●博物館およびキト旧市街の観光にご案内します。南米一古い●サンフランシスコ教会、○大統領官邸、約7トンもの金を使った祭壇がある●ラ・コンパニーア教会などへご案内します。 ■夜、キトの夜景ドライブにご案内します。 (キト泊) |
|
4日目
|
キト 午前発 バルトラ島 午前着 ノースセイモア島
|
■午前、航空機にてグアヤキルを経由し、ガラパゴス諸島のバルトラ島へ。 ■着後、ガラパゴス・レジェンド号に乗船。 ■昼食後、ノースセイモア島へ上陸。アオアシカツオドリ、グンカンドリ、リクイグアナなどの生息地です。 【3連泊】(ガラパゴス・レジェンド泊) |
|
5日目
|
バルトロメ島 サンティアゴ島
|
■午前、バルトロメ島に上陸。溶岩が流れた跡や噴火口があり月面のような島です。約600mの木道を歩いて山頂へ。バルトロメ島を一望します。希望者はシュノーケリングも可能です。ウミイグアナ、ガラパゴスペンギンやウミガメとも出会えるチャンスです。 ■午後、サンティアゴ島の東側のサリバン・ベイに上陸。溶岩大地やビーチの散策。希望者はシュノーケリングも可能です。 (ガラパゴス・レジェンド泊) |
|
6日目
|
サンクリストバル島 (ピット・ポイント) (セロ・ブルッホ)
|
■終日、サンクリストバル島へ。 ■午前、ピット・ポイントに上陸。ここは唯一3種類のカツオドリ(アオアシカツオドリ、アカアシカツオドリ、ナスカカツオドリ)を全てご覧いただける島です。希望者はシュノーケリングも可能です。 ■午後、セロ・ブルッホに上陸。美しい砂浜のビーチでアシカが寝転ぶ姿などをご覧いただけます。希望者はシュノーケリングも可能です。 (ガラパゴス・レジェンド泊) |
|
7日目
|
サンクリストバル島 午後発 グアヤキル 夕刻着
|
■午前、ガラパゴスの首都と呼ばれるプエルト・バケリソ・モレノにてガラパゴス・レジェンド号を下船。 ■ゾウガメ保護施設の訪問や町の散策をお楽しみください。 ■その後、航空機にてグアヤキルへ。 (グアヤキル泊) |
|
8日目
|
グアヤキル 14:39発 サンチャゴ 21:34着
|
■午後、航空機にてサンチャゴへ。 ■着後、空港近郊ホテルへ。 (サンチャゴ空港近郊泊) |
|
9日目
|
サンチャゴ 09:05発 イースター島 12:45着
|
■午前、航空機にてイースター島へ。 ■着後、バスにて●イースター博物館を訪ねます。 ■その後、ホテルへチェックイン。 【3連泊】(イースター島泊) |
|
10日目
|
イースター島
|
■終日、島東南部の見どころへ。プカオを載せて復元したモアイの並ぶ○アフ・ナウナウ、倒されたままのモアイが残る○アフ・バイフ、○アフ・アカハンガを見学。 ■午後、かつてのモアイの生産工場だった○ラノ・ララクや15体のモアイが並ぶ○アフ・トンガリキへ。プカオの赤い石の切り出された○プナ・パウを訪ね、最後に島内で唯一、海に向かって立っている7体のモアイをご覧いただける○アフ・アキビを訪ねます。 (イースター島泊) |
|
11日目
|
イースター島
|
■午前、ハンガロア村の散策へ。○市場、○ハンガロア教会、○民芸品市場を訪ねます。 ■午後、島南部の見どころへ。○アフ・ビナプ、鳥人儀礼の行われた○オロンゴ儀式村を訪ねます。 ■夕刻、○タハイ遺跡へ。天候が許せば、絶海に沈む夕日と夕日に照らされたモアイをご覧いただきます。 (イースター島泊) |
|
12日目
|
イースター島 14:40発 サンチャゴ 21:05着
|
■午前、ハンガロア村の散策をお楽しみください。 ■午後、航空機にてサンチャゴへ。 (サンチャゴ空港近郊泊) |
|
13日目
|
サンチャゴ 08:30発 メキシコシティ 14:15着
|
■午前、航空機にてメキシコシティへ。 ■着後、空港近郊ホテルにて休憩およびご夕食。 (メキシコシティ空港近郊休憩/機中泊) |
|
14日目
|
メキシコシティ00:05発
|
■深夜、航空機にて帰国の途へ。
(機中泊) |
|
15日目
|
成田空港 06:20着
|
■朝、成田空港に到着。 |
|
※ガラパゴス諸島クルーズ中に見られる動植物につきましては、天候、採餌行動などの理由により、見られない場合があります。また天候やその他やむを得ない事由により、事前の予告なしに上陸の中止、寄港地の変更、滞在時間の変更などの可能性があります。
出発日・旅行代金
このツアーは15日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
---|---|
3月29日(金)発 |
旅行代金:¥1,480,000 エコノミークラス スタンダード・プラス利用 1名室利用追加代金:¥300,000 旅行代金:¥2,030,000 ビジネスクラス スタンダード・プラス利用 1名室利用追加代金:¥300,000 旅行代金:¥1,520,000 エコノミークラス ジュニア・スイート利用 1名室利用追加代金:¥340,000 旅行代金:¥2,070,000 ビジネスクラス ジュニア・スイート利用 1名室利用追加代金:¥340,000 旅行代金:¥1,580,000 エコノミークラス バルコニー・スイート利用 1名室利用追加代金:¥400,000 旅行代金:¥2,130,000 ビジネスクラス バルコニー・スイート利用 1名室利用追加代金:¥400,000 |
■お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
■ビジネスクラス適用区間:(往路)成田空港~メキシコシティ~リマ (復路)サンチャゴ~メキシコシティ~成田空港
■燃油サーチャージ別途目安:¥39,000:7月1日現在
■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円ならびに国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)
■旅行代金にはガラパゴスの入島税15,000円は含まれておりません。
■旅行代金には船内チップは(1日あたり30米ドル)は含まれておりません(船内での精算となります)。
■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:RT015T
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 藤沢
- 0466-27-0111