見どころのご紹介

世界遺産ルイス・バラガン邸の特別参観が実現

建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞を受賞し、安藤忠雄氏にも多大な影響を与えたといわれる20世紀のメキシコを代表する建築家ルイス・バラガン。彼はメキシコの太陽の光に則した色、デザイン、建築にこだわり、生涯をメキシコ国内での作品創作に捧げました。1948年に建てられ、晩年を過ごした自邸にも彼のデザインの哲学、特徴がはっきりと見られます。このたび、この世界遺産ルイス・バラガン邸において、ワールド航空サービスの特別参観が実現しました。閉館後に貸し切り、エギアルテ館長による日本語解説でたっぷりとご見学いただきます。

館長のエギアルテ氏は、大の親日家であり、元々は在東京メキシコ政府観光局長として長年にわたり日本からのメキシコ訪問者の拡大に向けて貢献されました。新型コロナウイルス感染拡大によるやむなき閉局に伴い帰国し、ルイス・バラガン邸の館長に就任されました（そもそも日本大学建築学科で建築を学ぶなど、日本での生活が長く日本語も流暢。建築の専門家でもあります）。日本を良く知り、建築が専門でもある館長を交えての歓談タイムもきっと有意義で楽しいひとときとなることでしょう。

メキシコ文化を映す歴史的ホテル「キンタ・レアル・オアハカ」に2連泊

メキシコ全土に僅か9軒の「キンタ・レアル」の厳しい条件は、建物そのものが歴史遺産建築であり、ハード・サービスともに最高級レベルであることです。このホテルへの宿泊そのものが旅のひとつの目的と言ってよいほどです。このたびはコロニアル都市オアハカの旧市街、中心広場ソカロにほど近い、16世紀のドミニコ会修道院を改装したホテル「キンタ・レアル・オアハカ」に2連泊します。石畳の路地にメキシコらしい彩色の建築物が続く、オアハカ中心部の街並みに溶け込む2階建ての歴史的建造物のホテルに一歩足を踏む入れると、表の喧騒とは別世界の静寂の世界。中庭を囲む白漆喰の壁に窓が設けられた回廊、館内を飾るオアハカの伝統織物や工芸品の数々は中世の雰囲気そのまま。歴史や伝統文化の趣とともに中世のロマンチックな雰囲気をお楽しみいただけます。

（注）お部屋の広さ・眺望などはお部屋により異なります。

無形文化遺産のメキシコ料理、こだわりのレストランでお楽しみください

メキシコ土着の伝統と16世紀以降にスペイン人達がもたらした文化が融合し、独自の食文化が確立されたメキシコ料理は、和食と同様にユネスコ無形文化遺産に登録されました。このたびは本場のメキシコ料理を存分にお楽しみいただくため、こだわりのレストランでのお食事をご用意しました。ルイス・バラガンが設計したペドレガル邸内のレストラン「テテトラン」や宿泊する「キンタ・レアル・オアハカ」の雰囲気あるダイニングでのディナーに加え、最後の夕食ではメキシコシティ旧市街のソカロを見渡す展望レストランでのお食事をお楽しみいただきます。