~燃油サーチャージ込み~ 新旧の顔が入り混じる、ペルシャ湾岸の国々を訪ねる

アラビア半島湾岸6カ国周遊の旅【10日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 12月4日(月) 、 2月19日(月)
  • 旅行代金:¥898,000

旅のポイント

Point 1
10日間のコンパクトな日程ですが、2回の連泊で湾岸6カ国を効率よく巡ります。
Point 2
キング・ファハド・コーズウェイを走り、バーレーンからサウジアラビアへ入国。訪れる機会の少ないダンマームを見学します。
Point 3
新旧の様々な魅力が入り混じるアラビア湾岸諸国の様々な魅力にふれてください。

ツアープランナーより

中近東諸国にあって、常に注目を集めているペルシャ湾岸諸国。これらの国々はメソポタミアとインドを結ぶ交易の基地として重要な役割を果たしてきました。そのため、古代バビロニアからアッシリア、ヘレニズム、イスラム、そして近代のヨーロッパ列強などが覇権を争い、幾多の攻防を繰り返してきた場所でもあります。20世紀に入ると、多くの国で石油の発掘がはじまり、急速に近代化されました。まさに、新旧入り混じる現在のアラビアを代表する国々が、今回ご案内する6カ国なのです。オマーンは、山岳地帯の歴史的な要塞や古い町を良く残し、バーレーンでは紀元前2800年の遺跡やポルトガル統治時代の要塞などが残されています。一方、 クウェートは「石油に浮かぶ国」と表現され、そのオイルマネーを背景にした近代化には目覚ましいものがあります。改革開放政策に舵を切り、訪れやすくなったサウジアラビアのダンマームなど、それぞれ異なった魅力を持つ国々を比較するのも、旅の楽しさの一つでしょう。

見どころのご紹介

【アラブ首長国連邦:アブダビ】発展を続ける芸術都市

ルーブル・アブダビは、ルーブル美術館やオルセー美術館、ギメ東洋美術館から貸与された珠玉の作品が並びます。時期により展示作品は異なりますが、モネ、ゴッホなどの有名作品、日本の美術品もかなりレベルが高く、さらに世界史を俯瞰できる出土品なども興味深いものです。また、UAE初代大統領シェイク・ザイードの廟であり、「世界で最も美しい」と称されるシェイク・ザイード・グランドモスクもご案内します。約5万人を収容可能な世界最大級のモスクであり、世界最大のペルシャ絨毯など豪華絢爛です。

ルーブル・アブダビは、展示作品だけではなく美術館の建築そのものも世界的に高い評価を受けています
シェイク・ザイード・グランドモスクの豪華なシャンデリアや手織りペルシャ絨毯は必見です(アラブ首長国連邦アブダビ)

【カタール】イスラム美術の殿堂を訪ねて

アラビア半島の東側に突き出た国カタールでは、首都ドーハの観光へご案内。2022年10月にリニューアルしたイスラム美術館では、カタールの現首長のサーニー家が収集したイスラムアートをご覧ください。フランス・ルーブル美術館のガラスピラミッドの建築家、イオ・ミン・ペイが手がけたモダンな建物にも注目です。

昔ながらのダウ船の奥に高層ビルが並ぶドーハ
常設展示室を一新したイスラム美術館

【バーレーン】アラビア湾の「エデンの園」

約40もの島々から成り、その歴史は紀元前3000年に遡るバーレーン王国。古来より真水に恵まれ緑が豊かだったことから海上交易の要衝として栄え、この島こそ「エデンの園」だったとの伝説も残ります。16〜17世紀、島を支配したポルトガル人が建設した要塞カラート・アル・バーレーンや、国立博物館へ。また、サウジアラビアとを結ぶ全長25キロの海上道路、キング・ファハド・コーズウェイも通過し、サウジアラビアに入国します。

世界遺産カラート・アル・バーレーン
サウジアラビアへと繋がるキング・ファハド・コーズウェイ

【クウェート】湾岸有数の高福祉国家

過去2世紀にわたり、サバーハ首長家が統治する国家です。1990年8月のイラクの侵攻により不幸にも約7カ月間占領されましたが、1991年2月末、解放。市内には当時の荒廃は全く見られず近代的な町並みが広がります。経済は石油中心で、国民の94%が国家公務員または国営企業に勤め、手厚い保護を受ける高福祉国家です。石油収入による国内工業化は石油関連部門に集中し、その豊富なオイルマネーを海外での投資に向けることによる金融立国を目指しています。国のシンボルであるクウェート・タワーや国立博物館などへご案内します。

クウェート・シティ(手前はクウェート・タワー)

【オマーン】古き良きアラビアの面影

紀元前4000年からの古い歴史を持つオマーンは、湾岸地域では珍しく、7世紀のイスラム改宗にいたるまでペルシャの強い影響下にありました。そのため現在も使われているファラージ(水路による灌漑システム)などペルシャ時代からの文化が今も息づいています。1970年にカブース国王が即位しオマーン独特の近代化ルネッサンス(西洋的な近代化を推し進めると同時に伝統衣装の着用を公務員に義務づけるなど一見相反する改革を同時に行う)を行った結果、経済成長などの面で目ざましい実績を示しています。色濃く残る、古き良きアラビアをお楽しみください。

湾岸諸国で最も伝統的な生活を続けているオマーンの人々。男性の大半のは伝統衣装ディシュダシュと帽子のクッマを着用しています(イメージ)
マスカットのスルタン・カブース・グランド・モスク
ニズワの旧市街と金曜日のモスク

【サウジアラビア】改革・開放政策に動くアラビアの源流

イスラムの2大聖地、メッカとメディナを擁するサウジアラビア。近年は厳格なイスラム法の解釈に基づく規制や入国規制などもあり、訪問しづらいイメージもありましたが、脱石油依存を掲げる皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンの改革・開放政策により他のアラビア湾岸諸国と同様に訪れやすい国へと変わりました。このたびのコースでは、通常のサウジアラビアのコースでは訪れないダンマームを訪問。「サウジアラビアの文化的拠点」と位置付けられ、独特の外観が特徴的なキング・アブドゥル・アジズ・世界文化センターなどをご覧いただきます。

独特の外観が特徴的なキング・アブドゥル・アジズ・世界文化センター ©サウジアラビア観光局
天井が高く吹き抜けのエントランス ©amanderson2

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京21:55発

■成田または羽田空港より、カタール航空にてドーハへ。

 

(機中泊)

2日目
ドーハ05:00着 <①カタール>

カタールに到着。着後ドーハの市内観光。中東でも有数の収蔵品を誇る、イスラム美術館スーク・ワキーフステート・グランド・モスクなどにご案内します。その後、少し早めにホテルへ入ります。

(ドーハ泊)

3日目
ドーハ07:55発 <②クウェート>09:30着

朝、航空機にてクウェート・シティへ。

着後、クウェート・シティの市内観光。この国のシンボルでもあるクウェート・タワー、1万人を収容できるグランド・モスク国立博物館へご案内します。

(クウェート・シティ泊)

4日目
クウェート・シティ11:35発 マナーマ12:40着 <③バーレーン>

午前、クウェート・シティより航空機にてバーレーンの首都マナーマへ。

■午後、マナーマの市内観光。世界遺産のバーレーン要塞、中東で最大規模のバーレーン国立博物館アハマド・アル・ファテフ・モスクを見学します。

【2連泊】(マナーマ泊)

5日目
マナーマ (ダンマーム) <④サウジアラビア>

午前、キング・ファハド・コーズウェイを走り、サウジアラビアへ入国し、ダンマームへ。キング・アブドゥル・アジズ・世界文化センターなど簡単な市内散策と食事へご案内。

午後、バーレーンへ戻り、世界遺産のアアリの古墳群、世界遺産の真珠養殖の遺構生命の木へご案内します。

(マナーマ泊)

6日目
マナーマ09:35発 アブダビ11:50着 アル・アイン <⑤アラブ首長国連邦(UAE)>

午前、航空機にてアラブ首長国連邦のアブダビへ。

午後、アブダビの観光。ルーブル・アブダビ、●シェイク・ザイード・グランドモスクを見学します。その後、バスでオマーンとの国境に位置するオアシス都市、アル・アインへ。

(アル・アイン泊)

7日目
アル・アイン10:00発 ニズワ18:00着 <⑥オマーン>

朝、アル・アインの観光。アル・ジャヒリ要塞アル・アイン・オアシスを見学します。

その後、バスでオマーンに入国、ニズワへ。途中、ジャブリン城バハラ要塞に立ち寄ります。

【2連泊】(ニズワ泊)

8日目
ニズワ

午前、古き良きアラビアの風情を色濃く残すオアシス都市ニズワの観光。ニズワ・フォートから伝統的な土づくりの家並みや広大なナツメヤシのオアシスのパノラマをご覧いただきます。

午後、自由行動。ご希望の方は、ニズワ・スークの散策などにご案内します。

  (ニズワ泊)

9日目
ニズワ08:00発 マスカット12:00着 マスカット22:50発 ドーハ23:30着

午前、バスにてマスカットへ。

午後、マスカットの観光。この国を代表する建築スルタン・カブース・グランド・モスク、マトラ地区にある市場マトラ・スーク、王室の宮殿であるアラム・パレス(王宮)国立博物館を見学します。

夜、航空機にてドーハへ。

(機中泊)

10日目
ドーハ02:00発 成田空港17:55着

深夜、カタール航空にて帰国の途へ。

成田または羽田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は、カタール航空の成田空港発着を想定したものです。他航空会社、または羽田空港発着のカタール航空利用の場合、発着空港、時刻や日程は異なります。

(注)地域柄、事前の情報なく、突然、観光施設に入れなくなってしまうことがございます。その際は代替観光を試みますが、それに伴う返金はございません。予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
12月4日(月)発

旅行代金:¥898,000

燃油サーチャージ込み・エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,398,000

燃油サーチャージ込み・ビジネスクラス利用

2月19日(月)発

旅行代金:¥898,000

燃油サーチャージ込み・エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,398,000

燃油サーチャージ込み・ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥95,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラスは東京~ドーハ間の往復に適用となります。

■燃油サーチャージ:ご旅行代金に含まれております。

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円または羽田空港施設使用料及び保安サービス料合計2,950円のならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

 

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