トリュフマルシェの特別訪問とルレ・エ・シャトー「ルレ・ベルナール・ロワゾー」滞在を楽しむ

秋のシャンパーニュ地方とブルゴーニュの真髄【11日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 10月24日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用 ¥798,000 〜 ビジネスクラス利用 ¥1,238,000

旅のポイント

Point 1
ブルゴーニュ地方・ソリュ村の名宿ルレ・エ・シャトー「ルレ・ベルナール・ロワゾー」で舌鼓
Point 2
美しい村・ノワイエ・シュル・スランではブルゴーニュ・トリュフ騎士団の方と共にマルシェ訪問やトリュフランチを
Point 3
ジュラ山脈を走る「つばめ鉄道」に乗車し、秋景色を楽しみます
Point 4
名門メゾンのモエ・エ・シャンドンでの特別シャンパン・ランチを楽しみいただきます

ツアープランナーより

■■はじめに■■
「新シリーズ ヨーロッパ食彩紀行」を発表します。
旅には様々な「楽しみ」がありますが、中でも「食の楽しみ」は格別なようで、「全体の楽しみの半分」とまでおっしゃる方もいらっしゃいます。ここ3年間ほどの弊社の国内旅行でも「ローカルガストロノミー」(地方の美食学)、「うまし旅ニッポン」などのシリーズが人気を呼び、都市部の有名高級レストランに出掛けて、というコンセプトとは大きく異なり、地方の「土地と伝統」を尊重しながら、その土地特有の様々な「上質な食」を舌と眼で味わいながら、ローカルの食文化を通じて、無意識のうちにその風土や伝統、さらに人々の暮らしや人間性までを知り学ぶことができるから、かもしれません。
このたび「ヨーロッパ食彩紀行」を立ち上げることにしましたが、それは日本以上に長い歴史を有するヨーロッパには、各国、各地域に長い年月をかけて先達たちが育んできた特有の食材や自慢の生産物、それを「料理」に昇華させるまでの伝統的な手法や技術などが受け継がれていて、目の前に登場する「一皿」には、先人から今に至る多くの人々の智恵と努力の結晶がギュッと詰まっている、そんな風にも思えます。
このシリーズは「単なるグルメの旅」ではなく、文字通り「食が旅を彩る」という観点から、もう少し視野を広げて、下記のような様々な食の要素を旅の中に組み込むように企画しております。土地の郷土料理や家庭料理にスポットライトをあてたり、時には土地の自慢の食材の生産現場や工房へ足を運んでみたり、アグリツーリズモ的なランチを楽しんだり、さらに土地に暮らす人からの食に関する解説などもできれば織り込みたい、と考えております。 「美味だったね」で終わらずに、ローカルの食を通じて「その土地の文化や風俗、伝統そしてそこに生きる人々について、多角的に知り学ぶことが出来たみたい」とおっしゃっていただける旅を目指しております。

~秋のシャンパーニュ地方とブルゴーニュの真髄~ -短い秋に煌めくシャンパーニュとブルゴーニュの絶景と美食を堪能-

ルレ・エ・シャトーの名宿「ルレ・ベルナール・ロワゾー」での宿泊や、ワールド初紹介のブルゴーニュ・トリュフのマルシェの特別訪問、そして絶景の秋景色広がる景勝鉄道「ツバメ鉄道」乗車など、紅葉の美しい秋にシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方の自然、歴史、グルメを満喫する旅にご案内します。
フランスを代表する美しい村や文化的景観が残る両地方。ブルゴーニュ地方は、中世にシトー派の修道僧が中心となってフランスワインの礎を築き、発展しました。また、シャンパーニュ地方は修道士「ドン・ペリニョン」によって至高の飲み物のシャンパンが造られたことでよく知られています。両地方共にワイン・シャンパン醸造よって代々受け継がれた伝統が今なお息づき、ブルゴーニュ・ワイン街道沿いの有名ドメーヌ(ワイン農家)や、多くのシャンパンメゾン立ち並ぶ町エペルネの「シャンパーニュ通り」では、独特な文化的景観が残ります。9月中旬から10月初旬にブドウの収穫が終わると、いよいよ辺りは一気に秋の装いに。人々はその年のワインの出来に心躍らせながら、秋の味覚や秋景色など、長い冬の前に訪れる一瞬の秋を楽しみます。 このたびはランス観光局や「フランスの美しい村」登録のノワイエ・シュル・スランのブルゴーニュ・トリュフ騎士団の協力のもと、秋のシャンパーニュ・ブルゴーニュを思いっきり堪能するプログラムを加えてのご案内です。シャンパーニュ・ブルゴーニュの真髄に出会う旅へ、どうぞお出かけください。

見どころのご紹介

ブルゴーニュ地方の美しい村・ノワイエ・シュル・スランへ
トリュフ騎士団の方と共にトリュフのマルシェ訪問とトリュフ・ランチを堪能

ブルゴーニュ地方の首都ディジョンからパリへの街道町として発展したのが「フランスの美しい村」に登録されるノワイエ・シュル・スランです。スラン川沿いに造られた城下町として発展し、いまでも24の塔を持つ城壁に囲まれ、中世の趣を残します。
この町では10月の最終日曜日からブルゴーニュ・トリュフ(秋トリュフ)のマルシェが開かれます。ブルゴーニュ・トリュフ騎士団というトリュフの品質や伝統を守る組織による主催で、季節の風物詩として地元の方々も楽しみにしている活気あるマルシェです。当日はブルゴーニュ・トリュフ騎士団の方の案内のもと、トリュフのマルシェの楽しみ方を解説していただきながら村を巡ります。また、昼食には採れたてのブルゴーニュ・トリュフを使ったメニューをご賞味いただきます。地元素材を大切にし、文化を継承する。いかにもフランスらしい文化的側面を垣間見ることが出来るのではないでしょうか。

24の塔と城壁に囲まれた美しい村 ノワイエ・シュル・スラン。10月の最終日曜日に行われるブルゴーニュ・トリュフのマルシェへご案内します。
10月の最終日曜日に行われるブルゴーニュ・トリュフのマルシェ。ブルゴーニュ・トリュフ騎士団のメンバーが開催を宣言します。
ブルゴーニュ・トリュフのマルシェの開会の鐘の合図を待つ地元の方々がずらり。鐘が鳴ると一斉にトリュフ農家のもとへ走り、買い物がスタートします。
黒いダイアモンドと呼ばれるトリュフ。品質もしっかり検査を受けます。

ソリュ村の名宿ルレ・エ・シャトー「ルレ・ベルナール・ロワゾー」で舌鼓

ルレ・エ・シャトー加盟のルレ・ベルナール・ロワゾーでは贅沢な時間を堪能いただきます。(2022年3月視察時撮影)

ブルゴーニュ地方の首都ディジョンから西に約70キロにあるソリュ村。パリからリヨンを繋ぐ旧国道6号線沿いの中間地点にあることから、高速道路ができる以前はパリ~南仏プロヴァンスを行き来する際の中継地として発展しました。「ルレ・ベルナール・ロワゾー」はフレンチ界の重鎮、ベルナール・ロワゾー氏が1975年にこの地にあったレストランを買い取り、3つ星レストランに育て上げた名店。2003年に惜しくも他界後は、弟子のパトリック・ベルトランが店の伝統を守っています。このたびはルレ・エ・シャトー加盟のホテルでの宿泊と、2つ星の「コート・ドール」でのお食事をお楽しみいただきます。

ベルナール・ロワゾー氏の魂を受け継ぐパトリック・ベルトラン氏
地元食材を使った彩り豊かな料理の数々(イメージ)

ランス観光局とのコラボ企画で楽しむシャンパン製造の中心地・エペルネ
名門メゾンのモエ・エ・シャンドンでの特別シャンパン・ランチを楽しみいただきます

丘陵地帯に囲まれた美しい村々が点在する北フランスのシャンパーニュ地方。17世紀半ばに修道士の「ドン・ペリニョン」によって微発泡性のワインであるシャンパンが作られて以来、一躍有名になりました。シャンパーニュ地方の首都ランスは古来より歴代のフランス国王が戴冠式を行った地。シャガールのステンドクラスが幻想的な光を放つランス大聖堂、藤田嗣治が描いた静謐なフレスコ画が残るフジタ礼拝堂にご案内します。また、世界遺産にも登録されたシャンパン製造の中心地エペルネでは名門シャンパン・メゾンの「モエ・エ・シャンドン」を訪問。ランス観光局の協力によって実現したヴィンテージシャンパンをお楽しみいただきながらの特別ランチをご用意しました。

フランスの歴代国王の戴冠式が行われてきたランスの世界遺産、ノートルダム大聖堂 
フジタが制作したフレスコ画が残るフジタ礼拝堂
フジタが設計と内装をデザインしました(キリストの生誕)
ブドウ畑が広がるエペルネ
シャンパンのカーヴ(貯蔵庫)も訪れます
ワイナリーの見学後、モエ・エ・シャンドン本社で特別シャンパンランチをお楽しみいただきます。
ランス観光局とのコラボレーションで実現した、シャンパンの名門「モエエシャンドン本社」(エペルネ)でのシャンパン・ランチをお楽しみ下さい

ジュラ山脈を走る「つばめ鉄道」に乗車し、秋景色を楽しみます

隣国スイスとの国境をなすフランス東部・ジュラ地方。ジュラ期の地層から恐竜の化石が発見されたことで知られます。ジュラ山脈はさほど標高の高い山はないものの、非常に起伏があり、変化に富んでいます。ツアーでは山々が紅葉する中を走る景勝列車の「つばめ鉄道(Ligne des Hirondelles)」の乗車を組み入れました。世界遺産の王立製塩所があるアルケスナン(Arc-et-Senans)からモレ(Morez)まで約75キロ。高低差950メートルを幾つもの高架橋やトンネルを通りながら約1時間40分かけて走ります。ハイライトはモレ駅到着前のモレ高架橋。列車の名前の由来にもなった、山肌をつばめがジグザクと上っていくように敷設された線路が印象的です。

山肌にジグザクと敷設された線路を下り、モレ高架橋へ。10月末、辺りは美しい紅葉に染まります。
©Bourgogne-Franche-Comte_Tourisme
生活路線としても使われる路線で、いくつもの高架橋を進んでいきます。©Mizenboite_Production_BFC_Tourisme
理想の工業都市を目指し、都市計画までを視野に入れ建設されたアルケスナン王立製塩所。
その過程が評価され、世界遺産に登録されています。 ©Bourgogne Franche-Comte Tourisme

北フランス随一の歴史遺産を残す丘上の旧都ランを巡る

ランスの北西部に位置する丘上の古都ランは平野部に突き出した丘状地であったため、古来より多くの民族が防衛の為に砦を築いた痕跡を残します。特に10世紀のカロリング朝時代は王が居城を置いた首府として発展しました。現在でも城壁をはじめ、多くの歴史的建造物を残す旧市街の中でもひと際美しく建つのが13世紀に完成した初期ゴシック様式のノートルダム大聖堂です。ランスの大聖堂にも勝るとも劣らない美しさを誇ります。

小高い丘の上に建つ中世の町ラン。大聖堂の尖塔が印象的です
初期ゴシック様式の特徴をよく残したラン大聖堂の内部。ランスの大聖堂にも引けを取りません。

ブルゴーニュ地方、ジュラ地方を代表するワイナリーを訪ねます

ブルゴーニュを代表する白ワイン シャブリ

中世のブルゴーニュではクロ・ド・ヴジョーを中心にシトー派の修道士によってワインの研究が行われ、フランスワイン文化の礎を築きました。このたびはブルゴーニュ地方の最北の産地であり、ブルゴーニュの白ワインの代名詞として知られるシャブリのワイナリー訪問を楽しみます。シャブリの特徴は「キンメリジャン」といわれる、かつての海の底にあった白亜紀の石灰石の土壌にあります。ブドウもその影響を受け、その果汁から造られたワインはミネラリーで独特な芳香を楽しむことが出来ます。

ブドウの収穫された畑の違いによって味も微妙な違いをみせます。

独特な製法で造られる ジュラ地方のヴァン・ジョーヌ

訪れる機会事の少ないフランス東部ジュラ地方。スイスとの国境をなし、山岳地形が特徴です。ジュラ地方では収穫後6年の長きにわたってオーク樽で熟成する独特の製法で造られるヴァン・ジョーヌが名産です。長期熟成によって生まれたナッツのような芳ばしい香りが特徴で、クラヴランと呼ばれるこの地方特有の瓶に詰められます。ジュラ中部のアルボワでは特別な製法で造られたヴァン・ジョーヌをお楽しみいただきます。

ジュラ地方を代表するヴァン・ジョーヌを是非、味わって見てください。

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:05集合

■羽田空港に集合。

(機中泊)

2日目
羽田空港00:05発 パリ07:55着 ラン ランス

■深夜、羽田空港よりエールフランス航空にてパリへ。

■朝、パリに到着。その後、まずは丘上の古都ランへ。着後、○ラン大聖堂や丘上の古都ランの旧市街散策へ。

■午後、歴代フランス王の戴冠式が行われた古都ランスへ。

【3連泊】(ランス泊)

3日目
ランス

■午前、ランスの散策。シャガールのステンドグラスが美しい世界遺産●ノートルダム大聖堂や●フジタの礼拝堂などを訪ねます。

■午後、自由行動。

(ランス泊)

4日目
ランス(エペルネ) 【日帰り列車旅】

■午前、ランスより列車にてエペルネへ。シャンパーニュ・メゾンが立ち並ぶ世界遺産の「シャンパーニュ通り」の散策と名門モエ・エ・シャンドンにてグランドヴィンテージ・シャンパンと共に楽しむランチをお楽しみいただきます。

■午後、再び鉄道にてランスに戻ります。

(ランス泊)

5日目
ランス エッソワ シャブリ

■午前、ルノワールが愛した村、エッソワへ。●ルノワールのアトリエを訪ねます。

■午後、ブルゴーニュ地方のシャブリへ。着後、シャブリのワイナリーを訪ねます。

(シャブリ泊)

6日目
シャブリ ノワイエ・シュル・スラン ディジョン

■午前、フランスの美しい村ノワイエ・シュル・スランへ。古くから街道沿いの町として発展しました。10月の最後の日曜日からは黒トリュフのマルシェが開かれます。このたびはブルゴーニュ・トリュフ騎士団の方の案内でトリュフのマルシェと町を散策します。その後、「トリュフメニュー」のランチをお楽しみください。

■午後、ディジョンへ。

【3連泊】(ディジョン泊)

7日目
ディジョン

■午前、繁栄を極めたブルゴーニュ公国の首都ディジョンの散策へ。●ノートルダム教会、マンサールによって改築された○ブルゴーニュ大公宮殿などをご覧いただきます。

■午後、自由行動。

(ディジョン泊)

8日目
ディジョン (アルケ・スナン王立製塩所) (モレ) (アルボワ) ディジョン

■午前、バスにてジュラ地方のアルケスナンへ。世界遺産の●アルケスナン王立製塩所の見学。

■その後、ジュラ地方の秋景色の中をゆくツバメ鉄道の乗車をお楽しみいただきます。鉄道の名前の由来となった、山肌をジグザグにみ、モレ高架橋を通りジュラ山中モレ駅へ。

■午後、バスにてジュラワインの中心地アルボワへ。ワイナリーの見学後、ディジョンに戻ります。

(ディジョン泊)

9日目
ディジョン ボーヌ ソリュー

■午前、ワイン街道をドライブし、ブルゴーニュワインの中心、古都ボーヌへ。●オテル・デューなど旧市街の散策へ。

■午後、ソリュー村へ。ルレ・エ・シャトー加盟の「ルレ・ベルナール・ロワゾー」でのご宿泊をお楽しみください。

■夕食は2つ星のレストラン「コート・ドール」にて

(ル・ルレ・ベルナール・ロワゾー泊)

10日目
ソリュー13:00発 ヴェズレー パリ23:20発

■午前、ホテルにてゆっくりとお過ごしください。

■午後、バスにてパリ・シャルルドゴール空港へ。途中、世界遺産のヴェズレーの●サント・マドレーヌ聖堂にご案内。

■夜、パリより航空機にて帰国の途へ。

 (機中泊)

11日目
羽田空港19:25着

■夜、羽田空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、エールフランス航空の羽田空港発着を想定したものです。他の便を利用の場合には、利用空港、時刻、日程が異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月24日(火)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,238,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥160,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥66,800:5月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

■特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

 

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111