エジプト航空直行便でゆく

知られざるナセル湖クルーズとアレキサンドリアの旅【10日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 11月17日(金) 、 1月19日(金) 、 2月2日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥558,000〜ビジネスクラス利用¥1,108,000

旅のポイント

Point 1
4泊5日のアブシンベルクルーズで、湖畔に点在する世界遺産のヌビア遺跡群を見学します。
Point 2
アブシンベル大神殿では、音と光のショーを鑑賞。
Point 3
話題の大エジプト博物館をじっくり見学。(注1)

ツアープランナーより

エジプト南部からスーダン北部の地域は、鉱山資源が多く発掘されたことから古代エジプト語で「ヌブ(金)」を意味するヌビアと呼ばれ、かつて古代ヌビア人の王国が築かれていました。強大なエジプトのファラオたちはこの豊かな土地を支配しようと大神殿を建造、その力と権威を誇示してきたのです。このツアーの最大の魅力は、ナセル湖畔に佇む古代ヌビアの遺跡群を訪ねることです。カラブシャ神殿など陸上からは訪れるのが難しい遺跡群を、4泊5日のクルーズで巡ります。ナセル湖のクルーズ船は5隻程度で運航数や観光客が少なく、静かな環境の中でヌビア地方の奥深い歴史にふれていただけるでしょう。旅の締めくくりはカイロへ。2023年後半にオープン予定の大エジプト博物館にもご案内予定です(注1)。往復フライトはエジプト航空直行便を利用。日本ではあまり知られていない地域ですが、エジプトファンにおすすめしたいツアーです。

見どころのご紹介

4泊5日のナセル湖クルーズで世界遺産ヌビアの遺跡群を巡ります

エジプト南部アスワン周辺からスーダンにかけての地域はヌビアと呼ばれ、ナイル川の治水のため建設されたアスワン・ハイダムや、琵琶湖8個分もの巨大なダム湖・ナセル湖が広がります。ダム建設計画の際、ヌビアの多くの古代遺跡は水没の危機に見舞われますが、ユネスコが中心となり遺跡を安全な場所へ移築。これらの遺跡はヌビアの信仰や文化を伝える貴重な世界遺産として保存されました。300艘近くの船が運航するナイル川クルーズとは異なり、ナセル湖を航行するクルーズ船はわずか5艘ほど。その貴重なクルーズ船をご用意し、4泊5日で陸上からは訪れることが困難なワディ・エル・セブア神殿、カラブシャ神殿などを船旅でアプローチします。知られざる遺跡の数々をご覧ください。

ヌビアの太陽神マンドゥリスが祀られたカラブシャ神殿
独特なヌビアの神々のレリーフやヒエログリフが残ります
ラムセス二世により建造されたワディ・エル・セブア神殿
古代エジプトの神オシリスの妻である女神イシスを祀るイシス神殿
アスワン・ハイダム建設時、移動せずオリジナルの位置に残ったカスル・イブリム

世界遺産のアブシンベル大神殿で音と光のショーをご覧ください

ラムセス二世により建造された岩窟のアブシンベル大神殿。日中に見学するのはもちろんのこと、夜ににはライトアップされた大神殿で繰り広げられる感動的な音と光のショーをご覧いただきます。世界遺産の巨大遺跡を舞台にしてのショーは、エジプトならではの旅の贅沢です。通常のツアーでは日帰り観光で訪れることが多い場所ですが、クルーズの停泊地をアブシンベルにすることで、夜までゆっくりお楽しみいただきます。

アブシンベルに停泊し、ライトアップされた大神殿の姿をご覧いただきます

カイロ発祥の地、オールドカイロの2つの地区を散策

新約聖書の中で聖家族がエジプトへ逃避する有名なシーンをご存じの方は多いと思いますが、今でもエジプト人の1割は主に同国独自のキリスト教であるコプト教を信仰しています。起源は紀元42年、福音書でも知られるマルコが教会を建てたことに由来する歴史の深い一派です。カイロでは、カイロ発祥の地、オールドカイロのキリスト教(コプト)地区、及び世界遺産にも登録され、ここでしか見ることができない貴重な建築が残されているイスラム地区の散策を楽しみます。

キリスト教(コプト)地区の聖ジョージ教会
イスラム世界の最高学府、アズハルモスク
879年に建造。現存するエジプト最古のモスク、イブントゥールーン・モスク。極めて珍しい螺旋型ミナレットも必見です

2023年秋、待望のオープン!世界最大級の大エジプト博物館へ

2023年秋、待望の大エジプト博物館(GEM=Grand Egyptian Museum)がオープンを迎えます。ギザの三大ピラミッドの近くの広大な敷地に建設され、古代エジプトの至宝を一堂に集めた博物館です。単一文明を扱う博物館としては世界最大級。ツタンカーメンの黄金のマスクなど、エジプト考古学博物館の収蔵品のうち約10万点を引き継がれています。建設にあたっては日本のJICA(国際協力機構)も様々に協力し、パピルスの修復には日本の和紙の技術などを活用。世界が注目する最新スポットへ、いち早くご案内します。見学後は、三大ピラミッドを見渡せるレストランでの昼食をご用意しています。

三大ピラミッドから2キロほどの場所にある大エジプト博物館
大ロビー内のラムセス二世像
大エジプト博物館はただ展示するだけの博物館ではなく、修復や保存も行う、文化センターの役割も担います(イメージ)
現在はエジプト考古学博物館にあるツタンカーメン王縁の品々をはじめ、貴重な品々を展示予定です

「地中海の真珠」と評されるアレキサンドリアに2連泊

カイロに次ぎ、エジプト第2の都市として発展するアレキサンドリアは、紀元前331年にアレキサンダー大王によって建設され、プトレマイオス朝の都として繁栄しました。アレキサンドリアでは2連泊し、ローマ支配時代の集合埋葬施設であったカタコンベや、新アレキサンドリア図書館などにご案内します。海のエジプトを感じる、風情漂う町並みにもご注目ください。

地中海の真珠、アレキサンドリア
古代エジプト、ギリシャ、ローマの文化が混じり合ったカタコンベのレリーフ

コプト教の聖地、アブ・メナ遺跡を訪ねます

カイロからアレキサンドリアへ向かう途中では、砂漠に残るアブ・メナ遺跡を見学します。ローマ帝国の兵士・メナスが埋葬されている墓を中心に、4世紀頃から発展した古代都市の面影が残ります。キリスト教の一派、コプト教の重要な巡礼地として、世界遺産に登録されています。

アブ・メナ遺跡

 
5ツ星客船シュタイゲンベルガー・オマール・ハヤム号で4泊5日のナセル湖クルーズ

乗船するオマール・ハヤム号は、5ツ星にランクされる高級客船です。ジェットバスやプールのあるサンデッキからは、心地よい風を感じながら湖畔の景色をお楽しみください。メインレストランのアブ・ナワスでのお食事やラウンジバー、スパなど設備も充実しています。運営はドイツの高級ホテルチェーン、シュタイゲンベルガーです。

高級客船シュタイゲンベルガー・オマール・ハヤム号
プールのあるサンデッキ
メインレストランのアブ・ナワス
スパでおくつろぎください
客室(イメージ)
地図はこちらをご覧ください

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港21:30発

夜、成田空港よりエジプト航空直行便にてカイロへ。

機中泊)

2日目
カイロ04:30着 アレキサンドリア13:00着

着後、バスにてカイロからアレキサンドリアへ。

■途中、アブ・メナ遺跡を見学し、早めにホテルへチェックインします。

【2連泊】(アレキサンドリア泊)

3日目
アレキサンドリア

■アレキサンドリアの市内観光。国立博物館カイトベイの要塞新アレキサンドリア図書館カタコンベポンペイの柱をご覧いただきます。

(アレキサンドリア泊)

4日目
アレキサンドリア09:00発 カイロ12:00着 18:45発 アスワン20:10着

■午前、バスにてカイロへ。着後、オールドカイロのキリスト教(コプト)地区の見学。聖ジョージ教会聖セルジウス教会などにご案内します。

■夜、航空機にてアスワンへ。

■着後、オマル・ハヤム号に乗船します。

【オマル・ハヤム号4連泊】(アスワン停泊)

5日目
アスワン カラブシャ ワディ・エルセブア

■船はカラブシャに向けて出航。

■着後、ヌビアの神々に捧げられたカラブシャ神殿の見学。

■見学後、ワディ・エルセブアへ。広大なナセル湖のクルージングをお楽しみください。

(ワディ・エルセブア停泊)

6日目
ワディ・エルセブア アマダ

■午前、ワディ・エルセブア神殿を見学します。

■その後、アマダに向けて出航。

■着後、アマダ神殿の見学。

■船はアマダに停泊します。

(アマダ停泊)

7日目
アマダ カスル・イブリム アブシンベル(音と光のショー)

■早朝、船はカスル・イブリムに向けて出航。

アスワン・ハイダム建設時にも移動させられなかったオリジナルの位置にある遺跡、カスル・イブリムを船上から眺めます。

■その後、アブシンベルへ。

■着後、世界遺産アブシンベル大神殿小神殿の観光へご案内します。

■夜、アブシンベル神殿の音と光のショーをお楽しみください。

(アブシンベル停泊)

8日目
アブシンベル09:00発 アスワン12:00着 20:40発 カイロ22:05着

■午前、バスにてアスワンへ。

■着後、アスワン博物館の見学。

■夜、航空機にてカイロへ。

■着後、ホテルへ。

(カイロ泊)

9日目
カイロ23:40発

■午前、2023年後半に正式オープン予定の大エジプト博物館(GEM)をじっくり探訪します。収蔵品の数々をご覧ください。(注1)

■昼食三大ピラミッドを遠望するレストランでご用意しました。

■午後、オールドカイロのイスラム地区へ。イブントゥールーン・モスクアズハルモスクなどを訪ねます。

■夕食後、空港へ。

■深夜、エジプト航空直行便にて、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
成田空港18:25着

■夕刻、成田空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のエジプト航空を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港および時刻、日程は異なります。

※エジプト国内線のスケジュールは非常に流動的で、確定出来るのは出発の約1か月前となります。スケジュールによっては一部観光の順番を入れ替えてご案内させていただきます。

(注1)現地からの情報では、大エジプト博物館は2023年後半に開館予定です。万が一開館が遅れた場合、カイロ考古学博物館へご案内します。

 

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出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月17日(金)発

旅行代金:¥558,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,108,000

ビジネスクラス利用

1月19日(金)発

旅行代金:¥558,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,108,000

ビジネスクラス利用

2月2日(金)発

旅行代金:¥558,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,108,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:130,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:【成田〜カイロ間往復】

■燃油サーチャージ別途目安:53,000:6月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3010円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金

大阪・名古屋~東京 片道・・・  ¥5,000

福岡・札幌~東京 片道・・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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