見どころのご紹介

ワシントンD.C.の街としての美しさ

ニューヨークなどの大都市とは異なり、ワシントンD.C.には高層ビルがありません。それは街を建設するにあたって、ワシントン記念塔より高い建物を建ててはいけないという規制があるためです。アメリカの首都を新たに建設するにあたり造られた人工都市で、フランス人のピエール・ランファンによって計画された碁盤目状の街は、広くてわかりやすく、解放された公園と壮麗な国の建造物などが美しい街並みです。首都としての機能を果たすだけでなく、観光という視点からもゆっくりと歩いてみたくなるような街並みです。

アメリカ屈指の博物館群スミソニアン

世界最大のミュージアム集合体スミソニアン。航空宇宙や先住民、東洋美術や民芸品など、その分野は多岐にわたります。白眉はやはり、ナショナルギャラリー。全所蔵品が一般市民の寄贈からなる国立美術館で、ヨーロッパ以外に存在する唯一のダ・ヴィンチの絵画「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」が所蔵されています。航空宇宙博物館は航空機や宇宙関係の展示に関しては世界最大の博物館。ライト兄弟が最初に運転した飛行機の実物や、実際に触れることができる月の石などは必見です。これらの美術館・博物館はなんと全て入場無料。ホテルからもアクセスしやすいエリアに点在していますので、自由行動の際にご興味のある分野の博物館に訪れてみてはいかがでしょうか。

アメリカ建国ゆかりの地・フィラデルフィアではバーンズコレクションへ

5日目には、終日フィラデルフィアへ。ご案内するバーンズコレクションは印象派の貴重なコレクションを誇ります。中でもルノワールのコレクションは180作品以上所蔵しており特に目を見張ります。ギャラリー内は左右対称になるように壁一面に展示されている作品群に圧倒されます。東京から名古屋へ新幹線で訪れるような感覚で、ワシントンD.C.からフィラデルフィアへ高速鉄道でご案内します。

滞在中の楽しみ方

スミソニアン博物館群の観光だけでなく、アメリカ最初の個人所有の美術館であるフィリップスコレクションへもご案内します。ルノワールの傑作「舟遊びをする人々の昼食」は必見です。また、終日自由行動の際、ご希望の方は実費にて、アメリカ初代大統領であるジョージ・ワシントンの邸宅「マウント・バーノン」へご案内します。私邸、プランテーションとして使われており、現在は当時の様子を丁寧に再現しています。散策をしながらワシントン、そして建国当時の足跡を辿ります。マウント・バーノンへはポトマック川のクルーズをしながら向かいます。