中央アジア最後のフロンティアへ

タジキスタン周遊と世界遺産テルメズの旅【8日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 8月25日(金) 、 9月8日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000〜ビジネスクラス利用¥748,000

旅のポイント

Point 1
シルクロードの名商人、ソグド人の足跡をたどります
Point 2
山岳シルクロードの絶景を楽しみます
Point 3
三蔵法師も立ち寄った中央アジア有数の仏教遺跡の残るテルメズへ

ツアープランナーより

かつてはソグディアナと呼ばれ、ペルシャ系のソグド人が暮らす地として6~8世紀に栄え、シルクロード交易の代名詞ともなっていたタジキスタン。国土のほとんどをゼラフシャン山脈やパミール高原が占める山岳国で、首都ドゥシャンベと第二の都市ホジェンドを結ぶ道は山岳シルクロードとも呼ばれます。以前は中央アジア5か国のなかでも交通の便や陸路国境が遠いなどの理由からご案内しにくい訪問地でしたが、南から北へ抜けるルートをとることで、コンパクトな日程で周遊することが可能になりました。往時の遺跡や山岳シルクロードをご覧いただきながら歴史を味わい、旅の始まりは三蔵法師も立ち寄ったとされ、中央アジア有数の仏教関連遺跡が残ることでも知られるテルメズに2連泊。古代シルクロード浪漫たっぷりの旅です。

見どころのご紹介

ソグド人ゆかりのタジキスタンを訪ねて

シルクロード全盛期、現在のサマルカンドからタジキスタンに至るザラフシャン川流域は、かつてソグディアナと言われる要衝ともいえる地域でした。東西交易の交差点のこの地において商才を発揮し、6~8世紀に交易を一手に担ったのがこの地に住むソグド人です。中国では胡人と言われ、西方の最先端の文化を伝える役割を担いました。現在でも「胡椒」「胡坐」「胡瓜」などにその名が残るソグド人の足跡をたどります。

莫高窟25窟に描かれたソグド人の踊り「鼓旋舞」
ペルセポリス遺跡に残る、ソグド人と伝わるレリーフ

■タジキスタン共和国
首都 ドゥシャンベ
主要言語 タジク語、ロシア語
主要宗教 イスラム教
独立宣言 1991年9月9日 ロシアより
周辺国 中国、アフガニスタン、ウズベキスタン、キルギスに国境を接する内陸国。

ソグド人の夢の跡、ペンジケント遺跡を訪ねる

ザラフシャン川近くの丘の上にあるペンジケント。シルクロードの要所であり、隊商を主な収益源としていたソグド人は高度な都市文明をこの地に残しました。8世紀に住民が都を放棄したままになっていることから、東アジアのポンペイとも呼ばれる遺跡内には仏教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教の寺院遺構が残っており当時の豊かな国際色が窺えます。ペンジケントの出土品の多くを収蔵するドゥシャンベの国立博物館も併せて訪れご覧いただきます。

ペンジケント遺跡、当時はマーイムルグと呼ばれた都市でした
ソグド人の邸宅に残されていた壁画、左手にはハープ奏者右手には戦闘の場面が描かれています

中央アジア最大の仏教センター テルメズ

ウズベキスタン最南部にあるテルメズは、「鉄門」と呼ばれる峡谷地帯にあり、古来より南北アジアを往来する際には、必ず通過しなければならない要衝の町でした。仏教の大保護者として名高いクシャーナ朝カニシカ王の時代には、中央アジアの仏教の中心地として栄え、数多くのストゥーパや仏教寺院が建立されました。ツアーでは約1800年前のストゥーパが現存するファヤズ・テペ遺跡、中央アジアで唯一残る岩窟僧院跡カラ・テペを訪れます。

「鉄門」と呼ばれる峡谷は古来より険しい山脈を抜ける数少ないルートとして人々が行きかいました
ドームの中には約1800年前の仏塔ストゥーパが現存します
ファヤズ・テペ遺跡から出土した最高傑作、仏陀と弟子の像もウズベキスタン歴史博物館でご覧いただけます

アレキサンダー大王ゆかりの都であるホジェンドへ

タジキスタン第二の都市であるホジェンドは、2500年前にアレキサンダー大王によって征服され、都がおかれて以来交通の要衝であり続けている地です。城砦には往時作られた部分を見ることができ歴史を感じます。今もなお中央アジアでも有数の規模を誇るバザールが開かれており、民族衣装アトラスを着た女性の姿も見られ、異国情緒満点です。

ソグド州立博物館
中央アジアにずっと続いているバザールを歩いてみましょう

山岳シルクロードの絶景も楽しみます

タジキスタンは中央アジア諸国の中でも、ドライブルートの車窓からの景観が美しいことで知られています。今回はタジキスタン・シルクロードと呼ばれるこの絶景ルートをバスで巡ります。特にドゥシャンベからペンジケントへと至る道は、ゼラフシャン山脈のダイナミックに切り立った渓谷を走る景勝ルートです。

ドゥシャンベヘ向かうアンゾーブトンネルを抜けるとそこには絶景が待っていました
深い峡谷沿いを進みます

無形文化遺産チャカン刺繍

タジキスタンでよく目にするのが、色とりどりの立体的な刺繍が施された織物の数々。これはチャカン刺繍と呼ばれ2018年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。モチーフは様々でザクロの花、柳といった草花から雄鶏のトサカ、孔雀の尾などの鳥、また太陽や月といった天体まで様々で楽しいです。ぜひ旅行中にはご注目ください。

壁掛けはスザニと呼ばれ有名な伝統工芸品です©Dan Lundberg

ツアー日程

8日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港11:05発 タシケント16:10着/20:40発 テルメズ22:00着

■午前、成田空港より、ウズベキスタン航空にてタシケントへ。

■着後、航空機を乗り換え、テルメズへ。

■着後、バスにてホテルへ。

【2連泊】(テルメズ泊)

2日目
テルメズ

■終日、テルメズ周辺に点在する仏教遺跡群などを訪れます。○カラ・テペ、〇ファヤズ・テペ、〇キルク・キズ宮殿遺跡、○スルタンサオダット廟と付属施設、アフガニスタンを望む○カンプル・テペ城塞を訪れます。

(テルメズ泊)

3日目
テルメズ 08:00発 ダルベルジン・テパ ヒサール要塞 ドゥシャンベ 18:00着

■終日、テルメズより国境を越えてタジキスタンの首都ドゥシャンベへ。

■途中、加藤九祚氏が発掘に携わった●ダルベルジン・テパ、●ヒサール要塞を訪れます。

【2連泊】(ドゥシャンベ泊)

4日目
ドゥシャンベ

■午前、仏教寺院遺跡●アジナ・テパの見学へ。

■午後、ドゥシャンベに戻り、●タジキスタン国立博物館、●古代民族博物館を見学します。

(ドゥシャンベ泊)

5日目
ドゥシャンベ 08:00発 ペンジケント 14:00着

■終日、ドゥシャンベよりペンジケントへ。

■着後、●ルダーキー博物館を見学します。

(ペンジケント泊)

6日目
ペンジケント 09:00発 ホジェンド 17:00着

■午前、ペンジケントの観光。ソグド人の遺跡◯ペンジケント遺跡、◯サラズム遺跡を見学します。

■その後、バスにてホジェンドへ。

(ホジェンド泊)

7日目
ホジェンド 13:00発 タシケント22:05発

■午前、ホジェンドの観光。●ソグド州立博物館、◯パンジシャンベ・バザールなどを見学します。

■午後、国境を越えてタシケントへ。

■着後、●ウズベキスタン歴史博物館を見学します。

■夜、タシケントよりウズベキスタン航空にて帰国の途へ。

(機中泊)

8日目
成田空港09:40着

■午前、成田空港に到着。着後、解散。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは8日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月25日(金)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥748,000

ビジネスクラス利用

9月8日(金)発

旅行代金:¥398,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥748,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥50,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間のみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥50,000:4月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,660円(9月1日出発以降は3,010円)ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

 

■特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

なお、航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

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