見どころのご紹介

「知の宝庫」ザンクト・ガレンに4連泊

旅の前半の舞台は標高約700メートルの高原都市ザンクト・ガレンでの4連泊。涼やかで周辺の山や湖へのアクセスも抜群なこの街は夏の滞在にうってつけです。街の象徴ともいえるのが世界遺産の修道院付属図書館。その造形美には圧倒されます。旧市街を歩いてみれば、装飾の見事な出窓や、ユニークで可愛らしい家々が並ぶ小道や広場に、中世の街並みの面影を感じることができるでしょう。

ザンクト・ガレンから気軽に訪問① 古き良き素朴な村アッペンツェルとセンティス山

古き良き素朴なスイスの姿が残るアッペンツェル地方。この地方の最高峰は標高2,500mのセンティス山で、山頂からは雄大なパノラマビューが楽しめます。天気が良ければユングフラウの山々や、スイス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタイン、フランス、イタリアと6カ国を見渡すことができます。

また、「東部スイス発祥の地」と呼ばれるアッペンツェルは美しい風景と祭りなどの伝統や風習で知られる素朴な村です。牧歌的な風景の中で可愛らしい家並みが楽しめます（添乗員がご希望の方を実費にてご案内します）。

ザンクト・ガレンから気軽に訪問② ボーデン湖畔の町リンダウ（ドイツ）

ザンクト・ガレンの北には、スイスとオーストリア、ドイツの国境にまたがるボーデン湖畔があり公共交通機関で簡単にアクセスすることができます。ボーデン湖畔に浮かぶ島リンダウは、岸と橋で繋がれた小さな島ですが、夏には多くの観光客で賑わいます。神聖ローマ帝国時代には、自由都市として自治権を認められ、その栄華を残す歴史的な建物がよく残されています。

アルプスの古都インスブルックに4連泊

チロルの山々に囲まれ、歩いて楽しむのにちょうど良い規模、街中にお店や観光名所が豊富にあり、周辺の町や山へのアクセスも便利であるなど、様々な好条件を理由に、ワールド航空の長期滞在シリーズの舞台として取り上げてきたインスブルック。丸3日とたっぷりの自由行動時間をお取りしましたので、添乗員プランでのお出かけやご自身で気ままなそぞろ歩きをするなど、思い思いの過ごし方をお楽しみください。

インスブルックの街中や周辺で楽しめる場所の一例

王宮

インスブルックの象徴「黄金の小屋根」からすぐ、18世紀中葉にマリア・テレジアによってウィーン風の華麗なロココ様式に改築されました。皇帝、皇妃など、ハプスブルク家の肖像画が並ぶ大広間は圧巻です。

宮廷教会

ハプスブルク家とその婚姻関係にある人物28体の黒いブロンズ像が印象的な教会。内部にはチロル農民戦争の生活史が分かるチロル民族博物館もありますので、一緒に見学されると良いでしょう。

ノルトケッテ展望台

インスブルックの北側に聳える町から至近の展望台。ケーブルカーやロープウェイを乗り継いで展望台に到達すると、眼下にはインスブルックの町や空港、南側に聳えるパッチャーコーフェル連峰を望めます。

ベルクイーゼルジャンプ台

町中からも見える、スキージャンプ競技の会場がベルクイーゼルのジャンプ台。展望台としても開放されており、カフェレストランでは絶景を見ながらくつろげます。

国境を越え、南ドイツの小さな町ミッテンヴァルト

インスブルックからミッテンヴァルトへ向かう区間は、谷間を進み車窓からの景色も楽しめることで知られています。ヴァイオリンづくりとゲーテも称賛した可愛らしい町並みで知られる町ですが、周囲はぐるりと荒々しい山々に囲まれ、天気が良ければロープウェイで頂上へのぼることもできます。

小国リヒテンシュタインへ

スイスとオーストリアに挟まれた小国、リヒテンシュタイン。首都ファドゥーツには、街を見下ろすようにお城が聳え、目抜き通りには優美な建築が並び、美しい切手を発行する国としても知られます。観光局では入国のスタンプも押してもらえますので、訪れた記念に是非どうぞ。

チューリッヒ湖畔の古都ラッパーズヴィル

ラッパーズヴィルはローマ時代から交易路上にあり、またスイス随一の巡礼地アインジーデルンを経て、最終的にはスペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路「聖ヤコブの道」の途上にあることで発展し、12世紀以降は城を中心とした城下町として歴史を歩んできました。広場から広場へ、修道院や教会を結ぶ小道の散策が楽しめます。