2021年12月開港のトラジャ空港利用・空路でトラジャへ

空路で訪ねる秘境タナ・トラジャの旅【7日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 6月9日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥358,000〜ビジネスクラス利用¥578,000

旅のポイント

Point 1
トラジャ空港の開港により、空路でより楽に秘境へアプローチできるようになりました。
Point 2
タナ・トラジャに3連泊。高床式住居やタナ・トラジャ北部へも足を延ばします。
Point 3
スラウェシ島の伝統、信仰を大事に暮らす人々の生活風景を訪ねる。

ツアープランナーより

 インドネシアの秘境スラウェシ島はインドネシアのほぼ中央に位置する約19万k㎡の島です。この島のポイントは何と言ってもタナ・トラジャの地です。東西南北に4つの半島が細長く延びており、従来は空港がある南スラウェシのマカッサルからバスで北上し中央の高原地帯、タナ・トラジャへは、車で約10時間のドライブで山道を分け入る、まさに、秘境の地です2021年にトラジャ空港が開港したことで、空路を利用することが可能となり、僅か2時間半でタナ・トラジャへとアプローチできるようになりました。  また、この度は通常訪れる機会の少ないタナ・トラジャ北部にも足を延ばし、織物の村サダンや桃源郷と言われる美しい棚田が広がるバトゥトゥモガなどを見学し、スラウェシ島の驚きの伝統文化にも触れることができる村々を訪れます。

立派なトンコナンが美しく並ぶ貴重な集落 ケテケス村

  トラジャ文化を知る上で外せないのがケテケス村です。今でも生活が営まれているトラジャ族の伝統家屋トンコナンを見学することができます。トンコナンは木造の高床式船形家屋です。外壁にはトラジャ族伝統の色鮮やかで精巧な木彫りが施され、そのモチーフひとつひとつが意味を持つとされています。また正面には葬儀で生贄として捧げた水牛の角が何本も飾られており、その多さが富と権威の象徴となっています。

 トラジャ族は古くから受け継がれるアルック・ト・ドロという祖霊信仰を現在でも持ち続けており、彼らにとって死は人生における最重要要素と考えられています。そのため葬儀は莫大な費用と労力を費やし、村中の人を招いて何日間もお祭り騒ぎのように盛大に行われます。権力者や裕福な者の葬儀ほど盛大に行われ、貧しい者でも葬儀のために数年間働いて財産を投げ打つのです。その姿から、トラジャ族は「死ぬために生きる」人々だと形容されるようになりました。

 常に死と真摯に向き合う彼らの死生観や、古き伝統を継承し続ける村人たちの生き様を垣間見ることができるかもしれません。

トラジャ族の伝統家屋トンコナンが残る集落を訪れます

独自の伝統文化・風習に触れる レモ村

 レモ村では自然の鍾乳洞に造られた洞窟墳墓に埋葬する風習が今も受け継がれています。タウタウと呼ばれる、故人を模した等身大の木製人形がずらりと並ぶ様子はなんとも不気味ですが、よく見るとそれぞれに表情があってユーモアに溢れています。

 レモ村では自然の鍾乳洞に造られた洞窟墳墓に埋葬する風習が今も受け継がれています。タウタウと呼ばれる、故人を模した等身大の木製人形がずらりと並ぶ様子はなんとも不気味ですが、よく見るとそれぞれに表情があってユーモアに溢れています。

レモ村の風習がご覧いただける洞窟墳墓

眼下に広がる雄大な棚田風景とタナ・トラジャの町並み

 バトゥトゥモガは標高2千mほどの山の中腹に位置し、トラジャ観光の中心として発展してきたランテパオの町とその周辺に広がる雄大な棚田を見下ろすことができます。棚田というと世界遺産にも登録されているバリ島の棚田が有名ですが、こちらは地面からニョキニョキと生え出た大きな岩や、水牛たちが優雅に歩く姿が印象的です。トラジャ人は水牛を農耕用に使役せず、死者を天へ導く神聖な生き物として、人生最大のイベントである葬祭儀礼で生贄として捧げるべく大切に育てています。そのためここの水牛たちは丸々と太り、農業に勤しむ人々をしり目にのんびりと過ごしています。

雄大な棚田の風景

「幻のコーヒー」コピ・トラジャ

 「コピ」はインドネシア語でコーヒーの意。タナ・トラジャで生産されるトラジャ・コーヒーは、第二次世界大戦前、オランダ領だったインドネシアでオランダ人がトラジャの人々にコーヒー豆を栽培させたのが始まりでした。当時はオランダ王室御用達となるほどの高級豆でした。しかし、戦後にインドネシアが独立しオランダ人が追放されるとトラジャのコーヒー産業は衰退し、「幻のコーヒー」となってしまったのです。

 そのトラジャ・コーヒーを再興したのはキーコーヒーの大木久氏。トラジャの人々と共にインフラ整備から始め、彼らに近代的な栽培技術や品質管理を教え、20年もの歳月をかけてコーヒー農園事業を軌道に乗せることに成功しました。これにより現地の人々の収入が安定し、生活水準も大きく向上しました。「幻のコーヒー」復活の舞台裏には、1人の日本人とトラジャ族との絆があったのです。その絆を示すように、現地の村にはキーコーヒーのマークが埋め込まれた「オオキ橋」という橋が架かっています。

 ツアーでは、タナ・トラジャ滞在中にトラジャ・コーヒーを試飲していただく機会を設けております。現地の風土で飲む1杯は格別です。

幻のコーヒーを産み出すコーヒー農園

ツアー日程

7日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港11:45発 ジャカルタ17:05着

■羽田空港よりガルーダ・インドネシア航空にてジャカルタへ。

■着後、ホテルへ。

(ジャカルタ泊)

2日目
ジャカルタ09:05発 マカッサル12:40着

■午前、航空機にてスラウェシ島のマカッサルへ。

■昼食後、マカッサルの歴史を肌で感じられる●ロッテルダム要塞などへご案内します。夕刻、ホテルへ。

(マカッサル泊)

3日目
マカッサル09:50発 タナ・トラジャ10:50着

■午前、国内線にてマカッサルより2021年12月に開港したトラジャ空港へ。

■本日は、ランテンパオ村へ。市場では、焙煎された豆から挽いた粉まで様々な種類のコーヒー豆が売られています。カフェもありますので、是非お楽しみ下さい。

【3連泊】(タナ・トラジャ泊)

4日目
タナ・トラジャ(終日タナ・トラジャ南部の観光) (ケテケス村、レモ村、ロンダ村)

■終日、タナ・トラジャの観光。

本日はタナ・トラジャの南部の観光にご案内します。まず、船型の高床式の住居が並ぶケテケス村、独特な岩窟墳墓で知られるレモ村ロンダ村などを訪ねます。

(タナ・トラジャ泊)

5日目
タナ・トラジャ(終日タナ・トラジャ北部の観光) (パラワ村、サダン村)

本日は観光客の少ないタナ・トラジャ北部の観光にご案内します。

■装飾の美しいトンコナンハウスで有名なパラワ村、イカットの機織りで有名なサダン村などを見学します。

(タナ・トラジャ泊)

6日目
タナ・トラジャ11:10発 マカッサル12:10着 マカッサル18:30発 デンパサール20:05着

■午前、国内線にて、マカッサルへ戻ります。

マカッサル着後、●アミール・ムクミニン・モスクなどへご案内します。

■夜、国内線でデンパサールへ。

(機中泊)

7日目
デンパサール00:25発 成田空港08:40着

■デンパサールにてガルーダ・インドネシア航空に乗り継ぎ、帰国の途へ。

■朝、成田空港到着。

※日程表がガルーダインドネシア航空、羽田発・成田着を利用した場合の日程表です。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは7日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月9日(金)発

旅行代金:¥358,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥578,000

ビジネスクラス利用

※日程表の時刻は羽田空港発、成田空港着のガルーダ・インドネシア航空の便を想定したものです。場合により他の便を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

■1名室利用追加代金:¥40,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥61,000:1月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

 

■特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

なお、航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

 

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