南仏・リュブロン地方の村々とコートダジュールの旅【10日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 4月16日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥598,000〜ビジネスクラス利用¥1,038,000

ツアーコード: ET092T

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旅のポイント

Point 1
「フランスの美しい村」の点在するリュブロン地方を巡り、プロヴァンスの原風景と出会う
Point 2
コートダジュールに3連泊。南仏の陽光に魅せられた3人の巨匠の傑作の礼拝堂を訪ねます
Point 3
フレンチの巨匠、アラン・デュカス氏が手掛ける僅か10室のホテルでの特別な滞在やお食事を

ツアープランナーより

「とっておきの南仏体験を」をコンセプトに始まった企画が形になりました。コロナ前のようにグループを受け入れる大型ホテルにこだわるのではなく、規模は小さくとも、上質なホテルに小さなグループで宿泊する旅をつくりたい。これまで大人数では予約が難しかったホテルやレストランも、小さなグループであればこそ受け入れが可能となり、実現したツアーです。 旅のハイライトはプロヴァンスの田舎ラ・セル村にある現代フランス料理の巨匠、アラン・デュカス氏の手掛ける「オステルリー・ドラベイ・ド・ラ・セル」での宿泊。僅か10室しかない小さな宿にも関わらず、デュカス氏の薫陶を受けたシェフが腕を振るレストランは、有名ガイドブックで1つ星を獲得しており美食の宿としても知られています。特別な宿泊体験をお楽しみいただきます。 旅の後半は「フランスの美しい村の宝庫」といわれるリュブロン地方へ。美しい村での散策やリュブロン山麓のドライブを楽しみます。南仏を五感で感じる旅へ是非、お出掛けください。

見どころのご紹介

「フランスの美しい村」の点在するリュブロン地方を巡り、プロヴァンスの原風景と出会う

リュブロン地方の村にはそれぞれ個性があり、散策をしていると様々な発見があります。英国人作家ピーター・メイル「南仏プロヴァンスの12カ月」の舞台メネルブ、シャガールを魅了した鷲の巣村ゴルド、赤土の家々が並ぶルシヨンなど、リュブロンの山々の起伏に富んだ地形が村々の強烈な個性を育みました。ソルグ川の清流から引いた運河が流れるリール・シュル・ラ・ソングは弊社こだわりの訪問地。ゆっくりと水車が回る光景は何ともノスタルジックです。日曜市のアンティーク市の日に訪問しますので、掘り出し物が多いと評判の市もお楽しみください。リュブロンを2日に分けて案内します。

山肌を埋め尽くすように築かれたゴルド。天空の町とも呼ばれます
赤土の上に立つルシヨン村は壮観です
ソルグ川沿いの美しい村リール・シュル・ラ・ソルグ
日曜日になると村中でアンティークを取り扱う露店がオープンします(イメージ)

ニースに3連泊し、南仏の陽光に魅せられた3人の巨匠の傑作の礼拝堂を訪れます

陽光に照らされ、色彩と輝きに満ちたコートダジュールの風景は多くの芸術家を魅了しました。この地を愛し、各地に傑作を残したジャン・コクトー、ピカソ、マティスも例外ではありません。コートダジュールの開放的な雰囲気を感じるニースでは3連泊。このたびは、この3人の巨匠達が手掛けた知られざる傑作の礼拝堂を訪ねます。いずれも彼らの晩年の建築作品で、人生の集大成として持てる力のすべてを表現し創作した秀作です。見学が可能な開館時間が短いため、ニース3連泊だからこそのプログラムでご案内します。

ニースに3連泊


フレジュス近郊: ジャン・コクトーの礼拝堂(ノートルダム・ド・エルサレム礼拝堂 )

南仏、フレジュスの近郊にジャン・コクトーの遺作となった通称ジャン・コクトーの礼拝堂(ノートルダム・ド・エルサレム礼拝堂)があります。町から離れた森の中にある礼拝堂でなかなか訪れる機会はありません。
八角形の礼拝堂はバチカンよりエルサレムの聖堂騎士団の聖域をフレジュスに作る命を受け造られました。ジャン・コクトーは1961年から「最後の晩餐」や「キリスト復活」など、キリストの受難をテーマにした壁画や十字軍の物語りを天井や壁いっぱいに色彩豊かにフレスコ画で描きました。1963年にジャン・コクトーは完成を見ることなくこの世を去るとエドアール・デルミが引き継いで1965年に完成させました。ニース出身の芸術家レイモンド・モレッティ作のステンドグラスとジャン・コクトーの色彩豊かな壁画が織りなす幻想的な空間をお楽しみください。

色彩豊かにキリスト受難や十字軍をテーマに描かれたジャン・コクトーの壁画 ©Office de Tourisme de Fréjus
八角形をしたジャン・コクトー礼拝堂に1歩立ち入るとそこには
ジャンコクトーの世界が広がります ©Office de Tourisme de Fréjus

ヴァロリス: 国立ピカソ美術館(ピカソの戦争と平和礼拝堂 )

1946年、ピカソはフランコ政権下のスペインを離れコートダジュールのアンティーブを訪れると、亡くなる1973年までコートダジュールで精力的に創作活動行いました。ヴァロリスを訪れたピカソはそれまで未開拓であった陶芸と出会い、それより陶芸に情熱を傾けるようになります。1952年には、前年の自身の70歳の誕生日を祝してくれた町の人々に応えるように、ヴァロリス城内の礼拝堂の壁いっぱいに「戦争と平和」を描きました。高さ5m近い空間全体に描かれた壁画は、アーチ状の天井の片側に「平和」、反対側には「戦争」が描かれています。特に馬が棺桶を引く様子、武器を振りあげている黒い人影など「戦争」の細かな表現は考えさせられるものがあります。

※著作権保護の為写真掲載はできません。ぜひ、現地で大迫力の「戦争と平和」壁画をご鑑賞ください。

ヴァンス:マティスのロザリオ礼拝堂

ヴァンスの町はずれにあるのがマティスのステンドグラスが印象的なロザリオ礼拝堂です。晩年のマティスがかつて自身のモデルを務めていたドミニコ会修道女のジャック・マリーとの再開をきっかけに、残りの人生を礼拝堂の装飾に捧げ、この宗教芸術の傑作を完成させました。色彩の魔術師と称されるマティスの集大成ともいえる作品で、内部には光のレモンイエロー、植物のグリーン、コートダジュールの空のブルーを表現したステンドグラス、そして黒だけで描かれた素描が残ります。マティス自身が自ら芸術の集大成と呼んだ礼拝堂をお楽しみください。

マティスが生涯をささげたマティスのロザリオ礼拝堂
陽が差すと3色が美しく礼拝堂内部を照らします ©Monica Arellano-Ongpin


フレンチの巨匠、アラン・デュカス氏が手掛ける美食の宿

マルセイユから東に1時間ほど、のどかなセル村の「オステルリー・ド・ラベイ・ド・ラ・セル」。フレンチの巨匠アラン・デュカス氏がプロデュースした小さなホテルでの宿泊を組み込むことができたのは、この企画だからこそです。オステルリーとはフランス語で「郊外の邸宅兼レストラン」の意味。ブドウ畑の中に佇む建物は12 世紀のロマネスク様式のベネディクト会修道院を改装したもので、わずか10室の客室は部屋ごとに趣が異なりますが、どの部屋もセンスがよく雰囲気たっぷりです。

お部屋はそれぞれ趣が異なりますが、どれも落ち着いた雰囲気です(イメージ)
修道院のを改装したホテルは、僅か10室ほどの小さな宿です。周辺のお庭の散策もお楽しみください

レストランは有名ガイドブックで1ツ星を獲得しており、ガストロノミック・ホテルとしても名を馳せます。シェフは地元出身のニコラ・ピエラントニ氏。2016年にアラン・デュカスのモナコの3ツ星レストラン「ルイ・ⅩⅤ」より戻ってきました。自家菜園のハーブや地元産の農産物など、プロヴァンスの日射しを浴びた新鮮な食材をいかしたひと皿をお楽しみください。

隣町で生まれたニコラ・ピエラントニ氏
プロヴァンスの食材を生かした見た目も華やかな料理 (イメージ)

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:55発

■深夜、羽田空港より、航空機にてパリへ。

(機中泊)

2日目
パリ07:00着 08:50発 ニース10:20着 ムージャン ヴァロリス ニース

■パリ着後、航空機を乗り換えニースへ。

■着後、ピカソが晩年過ごしたムージャン村を訪ね、散策と昼食を楽しみます。

■午後、ヴァロリスへ。ルネッサンス様式の城館を改築した●ピカソ美術館へ。館内のアーチ状壁面に「戦争と平和」をテーマに描かれた壁画が残るピカソの礼拝堂を訪ねます。

■夕刻、ニースのホテルへ。

【3連泊】(ニース泊)

3日目
ニース

■午前、ニースの観光。活気あるサレヤ広場や、ニースを見渡す城址公園などへ。

■午後、自由行動。

(ニース泊)

4日目
ニース (サン・ポール・ド・ヴァンス、ヴァンス)

■午前、サン・ポール・ド・ヴァンスの散策。

■午後、ヴァンスのマティスの礼拝堂へ。

(ニース泊)

5日目
ニース08:30発 フレジュス サントロペ ガッサン セル16:30着

■午前、フレジュス近郊にあるジャン・コクトーの遺作ジャン・コクトーの礼拝堂へ。キリストの受難や十字軍をテーマにしたコクトーらしいタッチの壁画が印象的です。その後、サントロペへ。

■午後、フランスの美しい村ガッサンの散策。展望台からはサントロペの町並みが美しく見えます。その後、セル村へ。

■夕刻、アラン・デュカス氏プロデュースの「オステルリー・ド・ラベイ・ド・ラ・セル」にチェックイン。

(セル:オステルリー・ド・ラベイ・ドラ・セル泊)

6日目
セル ムスティエ・サント・マリー ルールマランまたは アヴィニヨン

■午前、迫力あるヴェルドン渓谷のドライブを楽しみます。

■その後、フランスの美しい村ムスティエ・サント・マリーへ。

■午後、リュブロン地方へ。

【2連泊】(4/16発 ルールマラン泊、5/7発 アヴィニヨン

 

7日目
ルールマランまたは アヴィニヨン (カルパントラ、ゴルド、ルシヨン、メネルブ)

■午前、リュブロン地方のドライブへ。カルパントラやフランスの美しい村ゴルドの散策。

■午後、「南仏プロヴァンスの12カ月」の舞台となった美しい村のメネルブルシヨンに立ち寄ります。

4/16発 ルールマラン泊、5/7発 アヴィニヨン

8日目
ルールマランまたは アヴィニヨン マルセイユ14:45発 パリ16:10着

■午前、南仏のベネチアと称されるリール・シユル・ラ・ソルグへ。日曜市には生鮮市場やアンティーク市が催されて賑やかです。

■午後、マルセイユ空港から航空機にてパリヘ。

■着後、空港近郊のホテルへ。

(パリ空港近郊泊)

9日目
パリ09:40発

■午前、パリより航空機にて帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
羽田空港05:55着

■朝、羽田空港到着。着後、解散。

※日程表の時刻はエールフランス航空、羽田空港発着を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港および時刻、日程は異なります。

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出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月16日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,038,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加料:¥140,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間のみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥98,800:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■初夏の特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

実施期間:2023年4月〜6月までの3カ月間(ゴールデンウィークなど当社が定める繁忙期を除きます)なお、航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

 

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