知られざるイラン西部の古代遺跡と都跡

カスピ海と西イラン歴史探訪の旅【13日間】

  • 集合場所:成田または羽田空港
  • 出発日: 5月21日(日) 、 10月1日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥938,000

旅のポイント

Point 1
聖地チョガ・ザンビル、アケメネス朝の夏の都ハマダン、冬の都であったスーサなど珠玉の古代遺跡をじっくりと巡る。
Point 2
珍しい地形や建築の残るキャンドバン村、マスレー村など個性的な村巡りを楽しみます。
Point 3
シルクロードの交易都市タブリーズ、世界最大の湖カスピ海などもご覧いただきます。

ツアープランナーより

イラン西部は、イスファハンやペルセポリスなどに比べると、まだ知名度は低いものの、実はペルシャ発祥の地であり、数多くの世界遺産が点在する古代遺跡の宝庫として、魅力にあふれた地域です。 エラム王国の聖地チョガ・ザンビルには階段状のジグラットが、良い保存状態で残り、アケメネス朝の夏の都でもあったハマダンには、当時の石のライオン像などが姿を残しており、それに対する冬の都であったスーサでは、アパダナと呼ばれる謁見宮殿の遺跡が見られます。 遺跡ばかりではありません。シルクロードの交易都市として栄えたタブリーズや、珍しい地形や建築の残るキャンドバン村、マスレー村、世界最大の湖カスピ海も魅力です。

見どころのご紹介

アケメネス朝の戦績を讃える石碑ビストゥーン

古代エクバタナとバビロンを結ぶ交通の要衝に彫られた、アケメネス朝ダリウス1世の戦勝記念碑です。碑文は楔形文字で古代ペルシャ語、エラム語、アッカド語の3言語によって書かれ古代文字の解読に役立ちました。

古代文字解読のきっかけとなったビストゥーン碑

アケメネス朝の冬の都、スーサを訪ねる

アケメネス朝の時代、夏の都はエクバタナ(現在のハマダン)に、冬の都、行政府はスーサに置かれていました。街を見下ろす高台にはダリウス1世の宮殿跡が残っています。王の道の起点もこのスーサです。

アケメネス朝の冬の都 スーサ宮殿跡

イル・ハーン朝の都が置かれたソルタニエ

ソルタニエは、13 ~ 14世紀にイランを支配したモンゴル系の王朝、イル・ハーン朝の都が置かれた街です。青いタイルで覆われたドームが印象的なウルジャーイトゥー・ハーン廟は8本もの尖塔を持つ建物です。

青いタイルが印象的なウルジャーイトゥー・ハーン廟

サーサーン朝の遺跡ターキ・ブスタン

槍と楯を手に馬にまたがるホスロー2世の雄姿、帝王の叙任式、有翼の天使のレリーフなどが生き生きと彫られています。後にシルクロードにより日本に伝わり、飛天のモデルになったとも言われます。

飛天のモデルになったとも言われるホスロー2世の像

世界遺産、シューシュタルの水利施設

紀元前5世紀、ダリウス1世の時代に創建され、塔、ダム、橋などで構成された水利施設で、古代ペルシャ人の水資源を有効に利用する卓越した技術を今に伝えます。この地の人々は現在でもこの水利施設を利用しています。

古代ペルシャ人の卓越した水利技術の粋 シューシュタル。今でも現役です。

「キャンドバン村」「マスレー村」西イランの個性的な村巡り

広大な国土に様々な気候、風土を持つイランでは各地に個性的な村や町が点在しておりますが、西イランも例外ではありませんん。このコースではまるでカッパドキアのような奇岩をくり抜いて作った独特の住居を持つ「奇観のキャンドバン村」や、急峻な斜面に家屋が階段状に張り付き、各家屋の屋根がそのまま上の階層の道路や広場として使われるという、極めて珍しい景観が見られる「驚きのマスレー村」にご案内します。

崖に張り付くようなマスレー村。屋上が道を兼ねています。
奇岩の岩を彫り込んで作られたキャンドバン村。

ツアー日程

13日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田または羽田空港22:30発

■夜、成田または羽田空港より航空機にて中東主要都市へ。

(機中泊)

2日目
中東主要都市04:50着 07 :45 発 テヘラン10:25着 夜発 アフワズ夜着

■中近東主要都市にて、航空機を乗り換え、イランの首都テヘランへ。

■着後、テヘランの市内観光へ。国立考古学博物館などへご案内。

■夜、国内線でアフワズへ。着後、ホテルへ。

(アフワズ泊)

3日目
アフワズ08:00発 チョガザンビル シューシュタル スーサ デズフール18:30着

■午前、世界遺産ューシュタルの水利施設をご覧いただきます。その後、チョガザンビルのジグラットを見学。更に紀元前2000年のエラム王国の遺跡、アフト・テペ

■午後、アケメネス朝時代の行政府があったスーサへ。ダリウス大王が造った宮殿跡、旧約聖書の預言者ダニエルを祀った●ダニエル廟などを見学します。

(デズフール泊)

4日目
デズフール08:00発 ポレ・ドホタル ケルマンシャー17:30着

■午前、デズフールよりケルマンシャーへ。

■途中、ササン朝時代の石橋ポレ・ドホタルを見学します。

■夕刻、ケルマンシャーに到着。

(ケルマンシャー泊)

5日目
ケルマンシャー08:00発 ビストゥーン ターキ・ブスタン ハマダン17:30着

■午前、ダレイオス大王の戦勝記念碑で有名なビストゥーン、ササン朝時代のレリーフが残る ターキ・ブスタンなどを見学します。

■午後、ハマダン着後、カンジナメのアケメネス朝時代の碑文やエクバタナ時代の石のライオン、更に旧約聖書の預言者エステルとモルデハーイの廟などを見学します。

(ハマダン泊)

6日目
ハマダン08:00発 タハテ・ソレイマン ザンジャン16:30着

■午前、古代のゾロアスター教神殿が残る聖地、世界遺産タハテ・ソレイマンを見学します。

■午後、ザンジャンへ。

(ザンジャン泊)

7日目
ザンジャン08:00発 ソルタニエ・ ドーム マラゲー タブリーズ17:30着

■午前、13世紀にモンゴル軍によって建設された、ソルタニエ・ドームを見学します。

■その後、マラゲーへ。昼食後、セルジュク朝時代の赤いドームの墓青いドームの墓を見学します。

■夕刻、古来、シルクロードの重要な宿場町として栄えたタブリーズへ。

【3連泊】(タブリーズ泊)

8日目
タブリーズ (マクーのアルメニア教会)

■午前、トルコとの国境に近いマクー郊外に位置する、アルメニア教会(聖タデウス教会)を見学します。

■途中、お天気が良ければアララット山が見られるかもしれません。

(タブリーズ泊)

9日目
タブリーズ (キャンドバン村)

■午前、タブリーズの市内観光バザール、●アゼルバイジャン博物館、●ブルーモスク、そして、マルコポーロも訪れたという○アルゲ・タブリーズなどを見学します。

■午後、トルコのカッパドキアを思わせる珍しい地形の○キャンドバン村を訪問します。

(タブリーズ泊)

10日目
タブリーズ08:00発 アルデビル バンダル・アンゼリ17:30着

■午前、サファーヴィー王朝発祥の地、アルデビルへ。

■着後、シェイフ・サフィー・アッデーンを見学します。

■午後、ボズブーシュ山を越え、カスピ海沿岸へ。

■夕刻、バンダル・アンゼリへ。

【2連泊】(バンダル・アンゼリ泊)

11日目
バンダル・アンゼリ(マスレー、カスピ海遊覧)

■午前、ギラン州にある珍しいスタイルの村●マスレー村を訪ねます。

■午後、カスピ海に繋がるアンゼリ干潟の遊覧をお楽しみください。

(バンダル・アンゼリ泊)

12日目
バンダル・アンゼリ08:00発 テヘラン23:45発

■朝、専用バスにてテヘランへ戻ります。

■夜、テヘランより航空機にて中東主要都市へ。

(機中泊)

13日目
中東主要都市00:20着 01:55発 成田または羽田空港18:35着

■中東主要都市着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、成田または羽田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は、カタール航空の成田空港発着を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港、時刻および日程は異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは13日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月21日(日)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥938,000

ビジネスクラス利用

10月1日(日)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥938,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥60,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間のみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥94,000:12月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,660円はお客様のご負担となります)

■イラン査証料:2,500円(2022年12月現在)

■査証取得手数料:6,000円(税別)

■査証用写真:1枚(サイズ:縦4.cm×横3.5cm、背景白のみ、メガネ着用不可)

■女性の方は、外国人といえども服装の規制があり、スカーフ(髪の毛を隠します)とコート、もしくはそれに準じる膝までのたっぷりとしたシャツとスラックスをご用意ください。色は派手な原色でなければ差し支えありません。詳細は担当までお問い合わせください。

■イラン訪問後、今後、アメリカを訪問される方は、アメリカ査証の取得が必要条件となります。査証免除プログラムの電子渡航認証(ESTA)を利用してのアメリカ入国ができませんのでご注意ください。

■イスラエルの出入国スタンプがあるパスポートの場合、イランに入国できないことがございます。弊社では、「イスラエル出入国スタンプのあるパスポート」をお持ちのお客様は、パスポートを取り直しいただいた上で、査証申請をお受けいたします。

■イラン政府により、旅行者は治療・傷害・死亡に関する項目においてそれぞれ保険金が支払われる海外旅行保険加入が義務付けられております。入国時に英文表記の保険証券が必要となりますので、必ず海外旅行保険証書をご持参ください(クレジットカード付帯の保険は不可)。

■初夏の特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

実施期間:2023年4月〜6月までの3カ月間(ゴールデンウィークなど当社が定める繁忙期を除きます)なお、航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

 

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