北から南へ風土豊かなポルトガルを周遊し美食を楽しむ

ポルトガル食彩紀行【9日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 5月7日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥598,000〜ビジネスクラス利用¥998,000

旅のポイント

Point 1
ポルトでのグルメ散策など食文化に触れるプログラムをご用意。また、郷土料理の数々を各地で味わいます。
Point 2
独特の文化が残り、訪れる機会の少ない北部のミーニョ地方をご紹介します。
Point 3
ポルトとリスボンでは町の中心部にある便利なホテルに宿泊。各地で上級ホテルをご用意しました。

ツアープランナーより

■■はじめに■■
「新シリーズ ヨーロッパ食彩紀行」を発表します。
旅には様々な「楽しみ」がありますが、中でも「食の楽しみ」は格別なようで、「全体の楽しみの半分」とまでおっしゃる方もいらっしゃいます。ここ3年間ほどの弊社の国内旅行でも「ローカルガストロノミー」(地方の美食学)、「うまし旅ニッポン」などのシリーズが人気を呼び、都市部の有名高級レストランに出掛けて、というコンセプトとは大きく異なり、地方の「土地と伝統」を尊重しながら、その土地特有の様々な「上質な食」を舌と眼で味わいながら、ローカルの食文化を通じて、無意識のうちにその風土や伝統、さらに人々の暮らしや人間性までを知り学ぶことができるから、かもしれません。
このたび「ヨーロッパ食彩紀行」を立ち上げることにしましたが、それは日本以上に長い歴史を有するヨーロッパには、各国、各地域に長い年月をかけて先達たちが育んできた特有の食材や自慢の生産物、それを「料理」に昇華させるまでの伝統的な手法や技術などが受け継がれていて、目の前に登場する「一皿」には、先人から今に至る多くの人々の智恵と努力の結晶がギュッと詰まっている、そんな風にも思えます。
このシリーズは「単なるグルメの旅」ではなく、文字通り「食が旅を彩る」という観点から、もう少し視野を広げて、下記のような様々な食の要素を旅の中に組み込むように企画しております。土地の郷土料理や家庭料理にスポットライトをあてたり、時には土地の自慢の食材の生産現場や工房へ足を運んでみたり、アグリツーリズモ的なランチを楽しんだり、さらに土地に暮らす人からの食に関する解説などもできれば織り込みたい、と考えております。 「美味だったね」で終わらずに、ローカルの食を通じて「その土地の文化や風俗、伝統そしてそこに生きる人々について、多角的に知り学ぶことが出来たみたい」とおっしゃっていただける旅を目指しております。
■■ポルトガル食彩紀行■■
今回の旅の舞台はポルトガル。心の琴線にふれるという言葉がありますが、ヨーロッパの国々の中でもポルトガルほど、私たちの心に響く風景と出会える旅先はありません。フランスやイタリア、スペインなどと比較すると派手さはありませんが、素朴で絵になる町や村が点在しています。旅情溢れる田舎の風景や町、大航海時代の栄華を肌で感じる世界遺産の修道院群、美しく儚いファドの調べ、旅のエッセンスがたっぷりと詰まった国、それがポルトガルなのです。食事も日本人の好みに合う郷土料理が多いのも大きな魅力です。このたびは、ポルトで大人気のグルメ散策(フードツアー)や各地の名物料理を地元でも評判のレストランやタベルナでご用意しました。グルメ散策では市場や惣菜店でポルトガルグルメを試食しながら食文化を味わいます。古都ポルトに2連泊、首都リスボンには3連泊し、旅情あふれる2つの街を中心にして、この国が持つ魅力をポルトガルの美食と共にたっぷりとご紹介します。

見どころのご紹介

カラフルな街並みが美しいポルトに連泊。観光だけでなくワイナリー訪問やグルメ散策で一味違った町歩きを楽しみます

ドウロ川が大西洋に注ぐ河口の丘に広がる町ポルト

ドウロ川が大西洋に注ぐ河口の丘に広がる町ポルト。南部のリスボンと異なり、北部のポルトでは大きな震災がなく、昔からの変わらぬ風情ある町並が今も残されています。 赤い瓦と石の古い街並みの中を歩いていると、アズレージョと呼ばれる青色のタイルで装飾された教会などに出会ったりと、町歩きも楽しみです。
このたびは、通常の町歩きだけでなく、新たに「食」の楽しみを加えたプログラムをご用意しました。地元ガイドの案内で、ポルトの歴史や食文化についての説明を聞きながら、試食を楽しんだり、数年にわたるリニューアルを終えたばかりの市民の台所「ボリャオン市場」を巡ります。また、対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区では、ポルトの歴史とともに発展してきたポートワインのワイナリーも訪れます。

2018年から5年かけて改修が行われていた市民の台所ボリャオン市場。地元グルメや新鮮な食材が集まります ©Câmara Municipal do Porto
ポルトで人気のグルメ散策ツアー。郷土グルメを味わいます ©Taste Porto Food Tours
新しくなったボリャオン市場では解説を聞きながら試飲を楽しみます ©Taste Porto Food Tours
ホテルの近くにある、アズレージョの装飾が見事なサン・ベント駅 ©Xavier Sanz
旧市街の対岸、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区にはポートワインのセラーがいくつも点在しています

食彩豊かなポルトガル。郷土料理やスイーツなど、ポルトガルならではの「食」も楽しみです

日本人の口にも合いやすい、優しい味つけのポルトガル料理。緯度的に北のポルトは欧州ではナポリ、日本では青森市、南のリスボンで仙台市とほぼ同緯度。ポルトガルは温暖な気候で、大西洋に面して830キロに及ぶ海岸線、内陸には森林や牧草地も多く、新鮮な海産物、豊かな畜産物には事欠きません。小さな国ながら、フランスや英国との繋がりの濃いポルト、大航海時代の栄華のもとで繁栄したリスボン、歴史ある地方の町々、魚介類を中心としながらも、それぞれに独自の郷土の食文化が存在する点など、実に日本と共通する点が多くあります。このたびは、地元民に人気のレストランや高級レストランなど、食彩豊かな「美味なるポルトガル」をご堪能ください。
※メニューは写真と異なる場合がございます。

旅の後半リスボンでは多くの要人が通う高級レストラン「レストラン・パベ」でのお食事を楽しみます

◆港町ナザレで出会うどこか懐かしい風景と鰯の炭焼き

独自の風習が残る漁師町ナザレでは、井戸端会議をする地元の女性たちの姿や漁師町らしい光景に出会えるかも知れません。ここでは、日本人にも親しみがある鰯の炭火焼をお召し上がりください。

日本の漁村を彷彿とさせるナザレの浜辺(添乗員撮影、イメージ)
大西洋に面するナザレと言えば鰯の炭火焼です

アヴェイロ郊外 コスタ・ノヴァで味わうシーフード

アヴェイロ近郊に位置する、近年注目の人気観光地のコスタ・ノヴァ。ストライプのカラフルで可愛らしい家々が立ち並ぶ姿は絵本から飛び出してきたような町です。ここでは、シーフードのランチをお楽しみいただきます。

アヴェイロ近郊、ストライプのカラフルな家々が立ち並ぶ大西洋沿いのコスタ・ノヴァのレストラン(6月視察時撮影)
シーフードの小皿料理も美味(6月視察時撮影)

その他にも、ポルトガルには日本人の味覚にも合う美味しい郷土料理がいっぱいです。

貝殻のように両開きになる名物の銅のカタプラーナ鍋。シーフード雑炊は絶品です(イメージ)
ポルト名物のタコのフリット。大きいタコにも関わらず柔らかくジューシーです ©VisitPortugal

素朴なスイーツも美味しい。観光途中にはスイーツタイムも

また、ポルトガル各地で作られるお菓子も魅力的です。甘すぎず、大きすぎず、しかしながら濃厚なカスタードが病みつきになるエッグタルトをはじめ、卵餡入りポルトガル風最中「オヴォシュ・モレーシュ」、カステラの原型「パン・デ・ロウ」など南蛮貿易以来の日本とのつながりを感じさせてくれます。ツアーでは、散策途中のスイーツ休憩を設けたり、食後のデザートなどでお楽しみいただきます。

濃厚な卵餡入りポルトガル最中「オヴォシュ・モレーシュ」
素朴な甘さが美味しいエッグタルトをご賞味いただきます

訪れる機会の少ないミーニョ地方をご紹介します

「ポルトガルの庭園」と呼ばれる緑豊かなミーニョ地方。初代国王の生まれ故郷ギマランイスや、中世の町でローマ時代の橋が残るポン・デ・リマ、そして他では見ることができないような不思議な石の建築「エスピゲイロ」など様々な見どころがあります。中世以来の歴史建造物が評価されて世界遺産にも登録されるギマランイスは、初代ポルトガル国王アルフォンソ・エンリケス生誕の地として知られています。故に町の入口には「ここにポルトガル誕生す」という碑文も。10世紀の城から12世紀建立の教会、15世紀の公爵家など、大航海時代を迎える黄金期以前に建てられた中世の古い建物が町全体に一層落ち着きと趣を与えています。

ポルトガル建国の地、ギマランイス城
珍しい石の穀物倉庫「エスピゲイロ」
リマ川に架かるローマの石橋。中世の町並みに残るポン・デ・リマの象徴です

ポルトガルらしい小さな町こそ、面白い

ポルト連泊とリスボン3連泊との間に、ポルトガル最古の大学都市コインブラでの1泊を組み込み、ポルトガル中部に位置する小さな町を訪ねます。中世の王妃にプレゼントされた町オビドスや、ゴシック・マヌエル様式の修道院が見どころのバターリャなど、個性豊かでゆったりと時間が流れる、旅情に溢れた町々をどうぞお楽しみください。

世界遺産に登録される荘厳なコインブラの大学図書  ©Chris W
白壁と赤屋根のコントラストが美しい城郭都市オビドス

旅の最後を飾るリスボンでは3連泊

ヨーロッパ最西の首都リスボンに3連泊し、教会建築としてポルトガルでも随一の美しさを持つジェロニモス修道院や、新大陸を求めて旅立つ船を見送ったベレンの塔など、大航海時代の栄華をひしひしと感じさせる世界遺産の数々を訪問します。宿泊には、リベルダーデ大通りに面した5ツ星ホテル「ソフィテル・リスボン・リスボダーデ」をご用意しました。モダンで設備の整った快適なホテルというだけでなく、地下鉄アヴェニーダ駅のすぐそばにあり、自由行動の際にも便利です。

教会建築としてポルトガルでも随一の美しさを持つジェロニモス修道院

各地で上級ホテルに宿泊 コインブラでは伝説に彩られた名門ホテル「涙の館」に宿泊

コインブラ:キンタ・ダス・ラグリマス ★★★★★

ポルトガルでは誰でも知る有名なイネスとペドロ悲恋の物語。そのヒロインであるイネスが隠れ住み、物語の舞台となったのが、コインブラでご宿泊いただくスモール・ラグジュアリー・ホテルズにも加盟している 、キンタ・ダス・ラグリマス「涙の館」です。広大な敷地内に2人が愛を語らった場所とされる『愛の泉』や、暮らしていたといわれる14世紀の館跡などが残されていますので、散策などお楽しみください。

涙の館(ホテルの外観、イメージ)
お食事も人気です(イメージ)

ポルト:ペスターナ・ブラジレイラ ★★★★★

ポルトでのご宿泊は、サン・ベント駅から200メートルほどの場所にある散策に便利なホテルをご用意しました。町の中心部に滞在することで、観光や朝の散歩など、自由に町歩きを楽しめるのが魅力です。

リスボン:ソフィテル・リスボン・リベルダーデ ★★★★★

リベルダーデ大通りに面して建ち、地下鉄アヴェニーダ駅のすぐそばにあります。モダンで快適なホテルを3連泊でご用意しました。

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:05発

夜、羽田空港より、ターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール06:10着 イスタンブール08:10発 ポルト10:00着【ポートワインのセラー見学、ポルトのグルメ散策】

■着後、航空機を乗り換え、ポルトへ。

■着後、世界遺産の街ポルトへ。○ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院からポルトの全景を眺めた後、【食彩】ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区のポートワインセラーを訪れ、見学と試飲を楽しみます。

■午後、【食彩】ポルトで大人気のグルメツアー散策にご案内します。2018年以降改修工事が行われたボリャオン市場や周辺のポルト名物料理店などでの試食などを楽しみながら街を歩きます。

■その後、ホテルにチェックイン。ご宿泊は旧市街中心に位置する高級ホテル、ペスターナ・ポルト・ア・ブラジレイラです。

【2連泊】(ポルト:ペスターナ・ポルト・ア・ブラジレイラ泊)

3日目
ポルト(ポン・デ・リマ、ソアージョ、ギマランイス)

■午前、ポルトガル北部のミーニョ地方の知られざる見どころへ。中世の町ポンテ・デ・リマには古代ローマ時代の橋が架かります。また、スペイン国境近くのソアージョでは、独特の高床式倉庫「エスピゲイロ」をご覧いただけます。

■午後、ポルトガル建国の地とされるギマランイスへ。ブラガンサ公爵館ギマランイス城旧市街へご案内します。

【食彩】本日の夕食はポルト河岸のカイス・ダ・リベイラ地区にあるレストランにて。タコのリゾットなどの地元料理をお楽しみ下さい。

(ポルト:ペスターナ・ポルト・ア・ブラジレイラ泊)

4日目
ポルト08:00発 アヴェイロ コインブラ14:00着

■午前、水の都アヴェイロへ。着後、運河沿いの散策。散策途中には、【食彩】黄身餡入りの郷土菓子「オヴォシュ・モレーシュ」(ポルトガル風最中)をいただきながらのスィーツ休憩もお楽しみください。

【食彩】昼食はアヴェイロ近郊のコスタノヴァにてシーフードをご用意しました。

■その後、大学都市コインブラへ。

■午後、コインブラの観光。●旧大学、●大学図書館を見学します。

その後、ホテルへ。ご宿泊は高級ホテル、キンタ・ダス・ラグリマス(涙の館)です。

(コインブラ:キンタ・ダス・ラグリマス泊)

5日目
コインブラ09:00発 バターリャ ナザレ オビドス リスボン17:30着

■午前、バターリャ修道院に立ち寄ります。その後、大西洋に面するナザレへ。

■着後、ナザレにて海辺の散策と昼食。
【食彩】郷土料理の鰯の炭火焼をお召し上がりください。

■午後、オビドスへ。ポルタ・ダ・ヴィラサンタ・マリア教会などを散策します。

■夕刻、リスボンへ。ご宿泊はリベルダーデ通りにあるソフィテル・リスボン・リベルダーデです

【3連泊】(リスボン:ソフィテル・リスボン・リベルダーデ泊)

6日目
リスボン(世界遺産シントラ)

■終日、リスボン郊外の観光。午前、世界遺産のシントラへ。王宮ペナ宮にご案内します。

■午後、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に立ち寄り、リスボンに戻ります。

(リスボン:ソフィテル・リスボン・リベルダーデ泊)

7日目
リスボン

■終日、リスボンの観光へ。

■午前、ジェロニモス修道院ベレンの塔発見のモニュメントをご案内します。

■午後、下町のアルファマ地区へご案内します。

【食彩】最後の夕食は高級レストラン「パベ」にて。

(リスボン:ソフィテル・リスボン・リベルダーデ泊)

8日目
リスボン16:15発

■午前、自由行動。

■午後、リスボン空港へ。

■夕刻、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

9日目
イスタンブール00:05着 イスタンブール02:05発 羽田空港19:00着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■羽田空港着後、解散。

上記日程は、ターキッシュエアラインズの羽田発着便利用の場合の日程です。他の航空会社を利用する場合は、発着空港、時刻、日程が異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月7日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥998,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥100,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:羽田空港発着・全区間(往路:羽田~イスタンブール~ポルト、復路:リスボン~イスタンブール~羽田)

■燃油サーチャージ別途目安:¥104,000 12月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,960円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円)はお客様のご負担となります)

■初夏の特別キャンペーン

全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

実施期間:2023年4月〜6月までの3カ月間(ゴールデンウィークなど当社が定める繁忙期を除きます)なお、航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

 

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