見どころのご紹介

訪ねる機会の少ないブラチスラバ、ウィーン、ブダペストの中欧三都へ

ドナウ川の船旅をゆったりと楽しみながら、オーストリアのウィーン、ハンガリーのブダペスト、そしてスロバキアのブラチスラバと中欧の三都を巡ります。4日目にご案内するブラチスラバは、ウィーンやブダペストに比べて知名度は低いものの、ヨーロッパの古都風情を十分に味わえます。街のシンボルであり、旧市街の入り口のひとつ、ミハイル門や中心の広場フラヴネー広場にご案内します。

ドナウクルーズのハイライト　メルク修道院と世界遺産ヴァッハウ渓谷

ドナウ川で最も美しいといわれるのが、世界文化遺産のヴァッハウ渓谷。36キロにわたって稜線が緩やかな弧を描き、斜面にはブドウ畑やかわいらしい家並み、修道院、古城が現れ、中世の絵巻を見ているように展開していきます。その中でもハイライトと言えるのが、1000年以上の歴史を持ち、バロック建築の至宝と謳われるメルク修道院。煌びやかな装飾や天井のフレスコ画、10万冊ともいわれる蔵書や貴重な中世の写本などが収められる図書室などが見どころです。

中世を感じる小さな町デュルンシュタイン

ドナウ川に映える修道院の水色の塔を中心に、中世そのままの町並みが残されたデュルンシュタインは、端から端まで歩いても 15 分ほどのかわいらしい小さな町です。川沿いには古い城壁が残り、町の上にはイギリスのリチャード獅子心王が幽閉された砦の跡が残っています。

ハンガリーの民俗文化に触れる　世界遺産ホッローケー村へ

世界で初めて「村」として世界遺産に登録されたホッローケー村は、19世紀から景観や区画が変わることなく、時が止まったような姿を残しています。幾度となく修復された建物の様子からはハンガリー人の伝統文化に対する熱い想いが感じられることでしょう。夜には劇場でハンガリー民族音楽舞踊をご鑑賞いただき、ブダペストの街だけではないハンガリーの魅力をご紹介します。

旅の最後は王都ミュンヘンに2連泊

ミュンヘンは700年以上にわたり南ドイツのバイエルン地方を治めたヴィッテルスバッハ家のお膝元。歴代王の居城であるレジデンツやネオゴシック様式の新市庁舎など壮麗な建築が立ち並びます。市内の名所や充実の古典絵画コレクションを収めるアルテ・ピナコテークの見学のほか、自由時間もお取りしていますので、さらなる芸術鑑賞や街歩きなど、思い思いにお過ごしください。

　
Cruise Ship　Croisi Europe
ヨーロッパ・リバークルーズの老舗・フランス クロワジ社
フランス号　MS France

フランスの老舗クルーズ会社「クロワジ社」が運営する、スタンダードシップの一隻です。キャビンは11平米とコンパクトながら機能的で、トイレ、シャワーが完備されています。クロワジ社の船はアットホームな雰囲気にも特徴があります。ほかの外国人のお客様とも毎日顔を合わせるうちに、言葉は通じなくともなんとなく打ち解けられ、スタッフも気さくでわきあいあいとした船旅がお楽しみいただけます。

SHIPDATA　

■建造年：2001年（2016年改装）　■全長：110ⅿ　 ■全幅：11.4ⅿ　■キャビン数：78キャビン　■乗客定員：159名　

設備・サービス　
■ドリンク：ハウスワイン、ビール、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶はフリードリンク制（一部を除く）です。
■客室：メインデッキ：約11㎡（ツインベッド、シャワーのみの客室、 窓の開閉不可）／アッパーデッキ：約11㎡（ツインベッド、シャワーのみの客室、 窓の開閉可（窓上部のみ））