まだ見ぬヨーロッパ スペイン編 光輝く地中海沿岸の町々を訪ねて【10日間】
- 集合場所:羽田または成田空港
- 出発日: 9月22日(日) 、 9月29日(日)
- 旅行代金:エコノミークラス利用¥645,000〜ビジネスクラス利用¥1,165,000
ツアーコード: EU389T
旅のポイント
- Point 1
- ツアーではご紹介する機会が少ない、スペイン東海岸に位置するバレンシア州南部、ムルシア州、アンダルシア州東部を巡る新コースです。
- Point 2
- カルタゴ、ローマ、アラブと歴史が重なる町々や、この地方ならではの「白い村」を訪ねます。
- Point 3
- ヨーロッパに唯一存在するタベルナス砂漠や、カルタゴ時代に起源を持つ世界遺産のエルチェのヤシ園など、このエリアでしかご覧いただけない場所にもご案内します。
ツアープランナーより
このたびご紹介するムルシア州およびその周辺。火祭りで有名なバレンシア州南部はスペイン有数の米どころとして、そして、アンダルシア州東部にはヨーロッパ唯一の砂漠が存在し、それらに挟まれているのがムルシア州です。州としては決して大きくはありませんが、地中海に面するその温暖な気候を活かし、果物や野菜、花卉などが生産され、ヨーロッパはもとより世界中に輸出されています。実はその歴史も古く、現在は州第2の町として知られるカルタヘナに、カルタゴ人が貿易拠点を築き、ローマ人には「カルタゴ・ノヴァ(新カルタゴ)」と呼ばれたほど。また、レコンキスタの際には、カスティーリャ王フェルナンド3世によってムルシアは征服され、その意義は大きく、アラゴン王国の南進を防いだのでした。
歴史、大自然、スペインらしい食事や町並みなど、変化に富んだ「まだ見ぬスペイン」。新たな旅の行き先としてお選びただければ企画冥利につきます。
見どころのご紹介
アラブ起源の都市ムルシア
9世紀初頭にコルドバのカリフの命でムルシアの町は築かれ、13世紀まではアラブ都市として栄華を極めました。その後もセビリア王国やバレンシア王国などに併合されるなど、激動の歴史を辿って来た町ムルシア。今は人口約47万人のスペインにおいても中規模な町ですが、町中には激動の中の生き証人としての建造物がいくつか見られます。中でも14世紀末にカスティーリャ・ゴシック様式で建てられたカテドラルは必見で、バロック様式のファサード含め、塔はルネサンス、バロック、ロココ様式の混成と、スペイン建築の縮図のようです。その他、1837年の誕生から現在まで社交場として活躍するレアル・カジノなど、優れた建築も点在し見応えがあります。
カルタゴとローマの栄光を伝えるカルタヘナ
紀元前3世紀頃、カルタゴが宿敵ローマを討つために町を築いた場所が現在のムルシア州の辺りです。カルタヘナに残る城壁に貴重なカルタゴの痕跡が見られ、立派な劇場遺跡などが残ることからローマにとっても大切な港町だったことがわかります。また、古代遺跡だけでなく、優美な装飾が目を引くモダニズム建築が並ぶ市街地も魅力的です。
アルメリア地方に広がる砂漠と地中海を望む白い村
アンダルシア州の東端にあるアルメリア地方にはヨーロッパ唯一の砂漠であるタベルナス砂漠が広がります。荒涼とした大地は『アラビアのロレンス』、『クレオパトラ』など数々の名作映画の撮影にも使われました。
アンダルシアの風景といえば、太陽の光を受けて輝く白い村。アルメリア地方のモハカルは青銅器時代から人が住んでいた痕跡が残るほど歴史が古く、高台にある村からは力強い大地と青い海を望む、スペイン有数の美しい村です。
世界遺産 エルチェのヤシ園
アリカンテからはローカル鉄道に揺られエルチェを目指します。エルチェのヤシ園には144万m²に及ぶ広大な土地に樹齢300年を超えるヤシが1万本以上植えられています。紀元前5世紀にカルタゴがナツメヤシを植えたのが始まりとされ、歴史的重要性などから世界遺産に登録されています。
夜はムルシア料理をつまみにバルへ
夜9時頃の夕食が一般的なスペインですので、今回はあえて夜の自由食を多く設定し、バルでのタパスなどで軽く食事を済ませて早めにお休みいただけるよう配慮しました。ムルシア地方はヨーロッパの菜園とも言われる新鮮な食材の宝庫。この地方ならではの郷土の味をぜひ色々とお試しください。
ヨーロッパ有数の米どころにて本場のパエリヤを
旅はバレンシア州南部からスタートです。バレンシア南部にはスペイン最大の稲作地帯が広がり、「小さな海」と称されるアルブフェラ湖を中心に、牧歌的な田園風景に加え、このエリア独特の「バラッカ」と呼ばれる藁ぶき屋根の民家も残されています。ボートで遊覧を楽しむとともに、本場のパエリヤをご賞味いただきましょう。このエリアのパエリヤには、鶏肉やインゲン豆が入り、素朴な味わいをお楽しみいただけることでしょう。
ツアー日程
10日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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東京21:55発
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■夜、羽田または成田空港より航空機にて、中東またはヨーロッパ主要都市へ。 (機中泊) |
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2日目
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中東またはヨーロッパ主要都市05:10着/08:00発 バレンシア11:00着 エル・パルマール アリカンテ18:00着
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■航空機を乗り換え、バレンシアへ。 ■着後、バスにてアルブフェラ湖畔の町エル・パルマールへ。 ■本場のパエリアをお召し上がりください。 ■午後、アルブフェラ湖の遊覧へ。土壁に藁葺きの屋根が印象的な「バラッカ」と呼ばれる民家をご覧いただけます。 ■その後、アリカンテへ。 【2連泊】(アリカンテ泊) |
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3日目
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アリカンテ (エルチェ)
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■午前、公共交通機関にてアリカンテ駅に向かい、鉄道にてエルチェ・パルケ駅へ。 ■着後、エルチェの観光。世界遺産のヤシ園を通り抜け、○サンタ・マリア教会や●司祭の農園にご案内します。 ■午後、再び鉄道にてアリカンテへ戻ります。 ■ご希望の方は、南国情緒溢れる遊歩道の散歩やエレベーターにて市内を見渡せる○サンタ・バルバラ城へご案内します。 (アリカンテ泊) |
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4日目
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アリカンテ09:30発 ムルシア カルタヘナ16:15着
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■午前、バスにてムルシアへ。着後、○市場、●大聖堂、●レアル・カジノ、●サンタクララ修道院を見学します。 ■午後、カルタヘナに移動し、●考古学博物館を見学。その後、ホテルにチェックイン。 【2連泊】(カルタヘナ泊) |
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5日目
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カルタヘナ
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■午前、カルタヘナの観光。3つのローマ遺跡、●ローマ劇場、●フォロ・ロマーノ、●城壁を見学します。 ■午後、自由行動。 (カルタヘナ泊) |
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6日目
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カルタヘナ09:30発 モハカル ニーハル アルメリア17:30着
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■午前、スペイン最古の村のひとつモハカルへ。着後、白い村の散策をお楽しみください。 ■午後、陶器の町ニーハルに立ち寄り、アルメリアへ。 (アルメリア泊) |
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7日目
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アルメリア09:00発 タベルナス砂漠 フリヒリアナ マラガ19:00着
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■午前、ヨーロッパ唯一の砂漠であるタベルナス砂漠へ。映画の撮影地ともなった荒涼な大地をご覧ください。 ■その後、アルメリアに戻り、スペイン最大級のイスラム要塞●アルカサバの見学。 ■午後、マラガへ。途中、スペインで最も美しい村に選ばれたこともある白い村フリヒリアナに立ち寄ります。 【2連泊】(マラガ泊) |
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8日目
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マラガ
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■午前、マラガの観光。●ピカソ美術館、●ピカソの生家へご案内します。 ■午後、自由行動。ご希望の方はイスラム時代の要塞アルカサバや町を見渡せるヒブラルファロ城へご案内します。 (マラガ泊) |
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9日目
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マラガ10:00発 ミハス マラガ18:00発 中東またはヨーロッパ主要都市23:25着
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■バスにて美しい白い村ミハスへ。着後、散策(注)。 ■その後、マラガ空港へ。 ■夜、航空機にて中東またはヨーロッパ主要都市へ。 |
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10日目
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中東またはヨーロッパ主要都市02:00発 東京19:20着
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■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。 ■夜、羽田または成田空港着後、解散。 |
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※日程表の時刻は、ターキッシュエアラインズの羽田空港発着便を想定したものです。ターキッシュエアラインズの成田空港発着便、または他の便を利用の場合には、利用空港、時刻、日程が異なります。
(注)利用航空会社により発着時間が異なるため、別の日にご案内させていただく場合があります。
出発日・旅行代金
このツアーは10日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
---|---|
9月22日(日)発 |
旅行代金:¥645,000 エコノミークラス利用 ¥1,165,000 ビジネスクラス利用 |
9月29日(日)発 |
旅行代金:¥645,000 エコノミークラス利用 ¥1,165,000 ビジネスクラス利用 |
■1名室利用追加代金:¥100,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:4月1日現在
■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間に適用
■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円または羽田空港の旅客取扱施設使用料2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円)はお客様のご負担となります)
■地方発着追加代金
大阪〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:EU389T
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