ペトラでは遺跡から徒歩圏内のホテルに連泊し、じっくりと遺跡を見学

ペトラは紀元前3世紀に栄えたナバテア人の隊商都市。天然の岩を利用して造られた、世界でも珍しい彫刻都市です。シクと呼ばれる細い道を進むと、見事なファサードを持つエル・ハズネ（宝物殿）が、忽然と姿を現します。このたびは、遺跡まで徒歩圏内のホテルに連泊し、日中と夜とで全くその表情を変えるペトラを印象的に訪ねます。また、ここに宿泊することで、午前半日の観光後もゆっくりと遺跡を歩いたり、エド・ディル（修道院跡）まで足を延ばしたり、ご自身のペースで遺跡を自由にご覧いただくことができます。夜は、再び歩いてペトラ遺跡の「ペトラ・バイ・ナイト」へ。ランタンが灯された小道を静かに進むと、一面のランタン・キャンドルに照らし出された宝物殿エル・ハズネが出現し、とても幻想的です。

『アラビアのロレンス』の世界ワディ・ラムでは、砂漠の星空の下特別な滞在を

ヨルダン南部。かつてのシルクロードであり、香料の道でもあったキングス・ロード（王の道）を走り、ワディ・ラム砂漠を訪れます。『アラビアのロレンス』の舞台であり、撮影も行われた場所です。通常は、ロレンスの泉や、幾千万年にも及ぶ風雨によって形づくられた砂漠地帯の壮大な自然景観を見学するのみですが、このたびは、ラグジュアリーキャンプのバブルテント型の建物にご宿泊いただきます。ガラス製のパノラミックテントなのでお部屋に居ながらにして、夜空をご覧いただくことができるのが最大の魅力です。砂漠で迎える夜空、星空の世界を存分にお楽しみください。各部屋には、空調、シャワー、お手洗いが整備されています（出発日（1/21発と2/18発は除く）により、新月または満月近くの宿泊です）。

中東のポンペイと称されるジェラシュ遺跡を見学

旅の始まりはアンマンからジェラシュへ。イタリアのポンペイになぞらえて中東のポンペイと称される、ジェラシュ遺跡をご覧いただきます。何世紀もの間、砂に埋まっていたため保存状態が大変よく、凱旋門や競馬場など古代ローマの威容を示す記念碑的建築や神殿など、往時の雰囲気がよくわかる素晴らしい遺跡です。

オスマン帝国時代の面影を残す町世界遺産サルト

あまり紹介されていませんが、アンマンの北郊外に位置するサルトも訪問します。古代からエルサレムに続く街道沿いにあった歴史を持ち、世界遺産に登録されています。19世紀オスマン帝国時代には商業都市として発展し、今でも往時の面影を伝える山吹色の石造りの伝統的な建物が建ち並び、古都の風情を感じさせます。

死海での浮遊体験など見どころの尽きないヨルダン