帰着しました。添乗員レポート

帰着しました。添乗員レポート

2021年04月05日

日本遺産・琵琶湖疏水クルーズと奈良ホテルの旅

2021年3月28日~3月31日 4日間 添乗員:大阪支店 八百屋健太

<3/28発 添乗員:大阪支店 八百屋健太>

桜満開のなか、琵琶湖から京都、そして奈良を巡ってきました。

「これぞ日本の春だなぁ」としみじみと感じる旅となりました。

ここ数年の訪日ブームに沸きに沸く京都と奈良。私も桜の季節になると清水寺や平安神宮、春日公園などに出かけていました。しかしここ数年はあまりの人の多さ(特に外国人観光客)に閉口し、足が遠ざかっていました。しかし、このたびツアーで大津、京都、奈良を訪れ、改めて日本の春の美しさを実感しました。ツアーの行程に沿って写真でご紹介いたします。

とその前に、2週間前はこんな感じでした。

3月13日の土曜日に、今回のコースの下見を兼ねて京都の蹴上を訪れました。その時の写真がこちらです。桜のつぼみはまだ固く開花はまだまだ。観光客は全くいませんでした。

この日は桜の開花にはほど遠く、観光客もほとんどいませんでした
蹴上インクラインと田邊朔郎像(2021年3月13日撮影)

そして迎えた3月28日、なんと全国的に桜が満開となり、まさに真っ盛りの中、ツアーはスタートしました。1日目はびわ湖の遊覧と、琵琶湖疏水を造った田邊朔郎さんのご子孫の田邊謙三さんの講演を聴き、明日のびわ湖疏水クルーズへの期待が高まりました。

田邊朔郎氏の実孫にあたる田邊謙三先生の話はとても面白く、皆様聞き入っていました

翌3月29日、晴天。これほどの観光日和はないというほどのベストコンディション。疏水沿いの桜並木はご覧の通り。ここから疏水船に乗り込み55分間のクルーズにご案内します。

ここから疏水船に乗り込みます
第一トンネルに入る前の水路は桜のトンネルです

琵琶湖疏水は、禁門の変から戊辰戦争にかけての混乱や、その後の東京遷都でダメージを受けた京都の経済を再び盛り上げようと、当時の京都府知事の北垣国道が提唱した土木事業です。当時は反対の声も大きかったのですが、北垣知事は現場の責任者に当時大学を出たばかりの若い田邊朔郎を抜擢。外国人技師に頼らない日本人の力だけでこの巨大プロジェクトを成功させました。

蹴上からインクラインを歩いて南禅寺へ

びわ湖から京都へ。トンネルをいくつもくぐってたどり着いたのがここ蹴上船溜まり。そこから琵琶湖疏水アカデミーの安田先生とともに蹴上インクラインを歩き南禅寺の門前まで、ずっと満開の桜の下を歩きました。

蹴上で船を降り、ここからインクラインへ向かいます。
田邊朔郎像も桜に囲まれました
蹴上インクラインの桜(2021年3月29日撮影)

うららかな陽気の中、“幻の大仏鉄道”の遺構を歩く

3月30日、京都から奈良へ移動。途中の木津川市にあるJR加茂駅で大仏鉄道研究会の長田さん、難波さんと合流し、幻と呼ばれる大仏鉄道の遺構を巡りました。大仏鉄道は今から約100年以上前に関西(かんせい)鉄道の加茂-奈良区間9.9㎞の路線の愛称です。わずか9年という短い期間しか運行しなかったため残された資料も非常に少なく、それが“幻”と言われるゆえんです。この日は天気も良くウォーキング日和でした。鉄道の遺構も見ながら野に咲く花も見ながら、楽しいひと時を過ごしました。

 

大仏鉄道の遺構を歩いて見学しました。全行程13kmを歩く方にも出会いました。
鹿背山橋台を説明中の難波(なんば)さん
梶ケ谷隧道はこの行程では唯一歩いてくぐれるトンネルです
司法の近代化と受刑者の更生の礎となった明治の名レンガ建築、奈良監獄も訪れました
奈良監獄(奈良少年刑務所)は、100年の時を超えて原型を保つ貴重な建物です

旅のラストにふさわしい「奈良ホテル」

今回のツアーで宿泊したホテルにもひとこと触れておきます。

初日のお泊りは「びわ湖大津プリンスホテル」滋賀県で一番高い建物は全室レイクビューとなるよう設計されており、窓からの琵琶湖の眺めはとても素晴らしかったです。2日目は「京都ホテルオークラ」ここはワールドの京都の定宿ともいえるホテルで、和と洋のイメージが調和した快適なホテルです。そしてラストは明治42年に「関西の迎賓館」として奈良公園内に誕生し、100年の歴史を持つ「奈良ホテル」です。いずれも午後3時過ぎにはチェックインしますので、ホテルで寛ぐ時間もそれなりにあります。ホテルでゆっくりするもよし、ホテルの周りを散策するもよし。こういった贅沢な時間の使い方ができるのも今だけなのかもしれません。

辰野金吾、片岡安の設計による本館
ロビーに一歩入ると歴史の匂いがします
本館ロビー
ラウンジ

大津、京都、奈良と言うと神社仏閣を巡るのが主流となりますが、このように明治から昭和にかけての近代遺産もところどころ残っています。悠久の歴史を誇る古都奈良と京都そして大津。まだまだ見どころはあります。今回は春の桜でしたが、秋の紅葉シーズンもすばらしいですし、夏も冬も美しい景色に出会えます。何度訪れてもよいところですのでぜひご再訪ください。

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