帰着しました。添乗員レポート

帰着しました。添乗員レポート

2020年11月09日

庄内ガストロノミー 鶴岡・酒田の旅

2020年10月14日~10月16日 3日間 添乗員:東京支店 下平裕史

秋の鶴岡・酒田の旅に行ってきました。
かつて「西の堺、東の酒田」と言われたほど、北前船の影響で東北屈指の港町として栄えた酒田。江戸時代、今のように車や鉄道がない時代、一度にたくさんの物資を運ぶことができる唯一の手段が「船」で、その日本海側の交易拠点となったのが酒田港でした。酒田からはお米などを運び出していましたが、この北前船で入ってきたものも多くありました。
その一つが料亭文化です。残念ながら、今では料亭の数は少なくなりましたが、その代わりに近年増えてきたのが「フレンチレストラン」です。料亭文化を感じることができる「山王くらぶ」とフレンチの名店「Nico」でのランチなど、酒田の新旧の食を堪能してまいりました。

酒田を代表する山居倉庫は観光客も少なくじっくり観光できました

酒田の旧文化
料亭文化の発達した酒田 北前船によって発展した食文化を見学

江戸時代から続いていた北前船の文化は、全国各地から様々なモノや文化が酒田に入ってきました。そのうちの一つが料亭文化です。北前船の乗組員たちが酒田に来た際に立ち寄る店として広まったとされています。今ではめっきり少なくなりましたが、今日にもその面影を残す建物が残ります。

代表的なものが「相馬楼」と「山王くらぶ」。残念ながら両店ともに料亭としての役割は終え、博物館としてその面影を今に残します。今回は山王くらぶへご案内しました。内部に入るとお客様から「ものすごく広いわね」と驚きの声が上がるほど奥行きがある造りとなっており、北前船の最盛期のころの様子を思い知ることができました。

酒田の新文化
「酒田フレンチ」の名店「Nico」にて地産地消の逸品に舌鼓

先月私は、青森県弘前へお客様とご一緒し、「弘前フレンチ」に舌鼓を打ってきました。そして今回は「酒田フレンチ」の名店へ訪れました。

酒田は弘前と環境が似ていて、海(日本海)の豊かな海の幸、鳥海山に代表される山の幸、庄内平野の肥沃な大地でとれる米などの農作物など、良質で豊かな食材がとれる日本有数のエリアです。その地元の食材を使ったレストランが2008年にオープンした「Nico」。オーナーシェフはフレンチシェフの祖父、父を持つ太田舟二氏。父は酒田にフレンチを広めたパイオニアとして知られています。父が築いた酒田フレンチを継承しながら、他店では味わうことのできないオリジナリティのあるお食事でした。

お客様に大好評だった料理がこのレストランのスペシャリテ「黒バイ貝のコロッケ」。まるで苔玉を思わせるフレンチのイメージを覆すような外観ですが、サクサクの衣にナイフを入れると、飛び出る勢いで中からバターソースが溢れてきました。中には黒バイ貝がたっぷり。驚きのある料理を提供して楽しんでもらいたいとおっしゃっていましたが、まさにその言葉通りひとつ一つの料理に驚かされながらのランチのひとときでした。

「ショウナイホテル・スイデンテラス」
 プリツカー賞受賞の建築家・坂茂氏設計のホテルに宿泊

2018年9月にオープンした「ショウナイホテル・スイデンテラス」は近年旅行雑誌にも一度は泊まりたいホテルとしてたびたび取り上げられているのを見かけます。今回は2連泊してまいりました。

設計は世界的建築家の坂茂氏。庄内平野のど真ん中、田んぼにある木造2階建てのホテルです。田んぼに浮かび、周囲の山並みや田園風景に溶け込むような外観で、木造でシンプルながらもぬくもりのある客室が特徴的。紙筒を多用した坂氏の建築の特徴も随所に見られました。

この建築も見事ですが、ぜひ注目していただきたいのが、水面に映し出されるホテルの様子です。ホテルが所有する敷地には水が敷かれていて、その水面にホテルと雲が水鏡として映し出され、まるで「庄内のウユニ塩湖」のような景色でした(最終日に晴れてくれました)。

風がなく、水面に反射した建物の様子もきれいに撮ることができました

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後6:00

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111