町並み百選

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2021年02月25日

みちのくの風情ある都市 盛岡の町並み その②

プランニング事業本部 吉田義和

青森県の弘前と並び、街歩きの楽しい東北の町、盛岡。先週は古い町並みを中心にご案内しましたが、まだまだ魅力の尽きない盛岡は2本立てです。今回は宮沢賢治の面影と盛岡グルメをご紹介いたします。

盛岡に残る宮沢賢治の面影

宮沢賢治がイーハトーブ(理想郷)と呼んで愛した岩手。賢治は花巻で生まれ、盛岡中学校、盛岡高等農林学校に在学。青春時代を盛岡で過ごしました。現在でも賢治が通った盛岡高等農林学校は岩手大学農学部キャンパスに校舎が残り、当時の姿を残しています。もうひとつ賢治とゆかりの深い場所が材木町。北上川で運ばれる材木問屋があったことから名づけられたこの通りに「光原社」があります。賢治が生前に出版した唯一の童話集『注文の多い料理店』を出版したのがここ光原社でした。賢治の死後、漆器や鉄器などをつくる民藝に力を入れ、現在では全国の陶器や織物、ガラス細工などを販売する民藝店の草分けとなっています。内部には『雨ニモ負ケズ』が書かれた手帳や、同じく生前に発行された「春と修羅」のスケッチなどが復刻され、展示されています。コーヒーが楽しめる「可否館」も併設されているので、コーヒーを飲みながらゆったりと賢治の世界観にひたってみてはいかがでしょうか。

宮沢賢治の通った旧盛岡高等農林学校
『注文の多い料理店』を出版した光原社
宮沢賢治ゆかりの品を展示しています

和も洋も 盛岡は美食の町

盛岡の名物といえば、三大麺と言われる冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺が有名です。しかし、三陸の海の幸、と内陸の山の幸、どちらも豊富な食材を誇る盛岡には、地元密着の名店が多くあります。いくつかお勧めをご紹介しましょう。まずは洋食のおすすめ「ビストロ ノアキ」です。ミシュラン星付きのフレンチレストランで腕をふるった橋本尚樹シェフの名店。繁華街の路地にひっそりとありますが、居心地の良い店内。見た目も美しい料理の数々です。続いて和食は「菊花」です。新鮮な旬の魚を三陸はじめ全国から仕入れ、土鍋で炊いた絶品の「雫石産あきたこまち」とともに提供してくれます。「幻の魚ともいわれるクエを盛岡で仕入れているのはこの店だけなんです。」とシェフの赤坂さん。旬の食材をいかに美味しく提供するかを日夜考えられています。寿司なら「三寿司」へ。新鮮な食材でリーズナブルな寿司がいただけますが、ここの名物は「納豆巻」。今や全国的な寿司ネタ「納豆巻」はこの店が発祥と言われています。。

シェフ歴40年の橋本尚樹さん
南部せんべいを利用した前菜も面白い
菊花の赤坂翔シェフ
三寿司が発祥の納豆巻 もちろん握りも美味

B級グルメやスイーツも

もちろん私も大好きなB級グルメやスイーツも外せません。三大麺の冷麺は盛岡駅前の盛楼閣や、盛岡冷麺発祥と言われる食道園、じゃじゃ麺なら白龍、そばなら喜六や東屋、、盛岡のソウルフード「福田屋」のコッペパンも。食のために「連泊したい」と思わせてしまうほどの豊富さです。少し落ちつきたいときは喫茶「チロル」へ。昔ながらの喫茶店の名物はクリームチーズケーキ。なめらかなチーズケーキはスプーンでいただくのがセオリーです。奥様が切り盛りする小さな喫茶店ですが、チーズケーキは岩手でもお取り寄せ上位になるほどの人気です。

盛楼閣の盛岡冷麺 冬でも美味しい
福田パンは豊富すぎるメニューで有名
濃厚なチロルのクリームチーズケーキ
シックなチロルの店内

3月22日発ハイグレード車両「和(なごみ)」特別運行でゆく東北の旅5コースも発表中です。私も同行いたします。盛岡の食を一緒に楽しみましょう。

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