帰着しました。添乗員レポート

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2021年01月12日

迎賓館と赤坂料亭文化

2020年11月23日~11月25日 3日間 添乗員:東京支店 山田 周

東京六花街の赤坂には現在でも置屋、料亭があり、お座敷に芸者衆を呼ぶ花柳界の文化が受け継がれています。最盛期には100軒以上の料亭と300名以上の芸者衆が在籍し夜ごと賑わいを見せていましたが、時代は移り変わり、組合に登録している料亭は6軒、芸者衆は22名を残すのみとなりました。

しかしながら、大切なお客様をもてなすための接待、宴席、お祝い行事などの場で、江戸時代からの伝統芸能を継承する芸者衆が三味線、唄、踊りで場を盛り上げる料亭文化は今でも健在です。

赤坂のホテル・ニューオータニに2泊滞在中に、名店「料亭浅田」にて金沢から蟹、鰤などの食材を直送するなど食材にも徹底的にこだわった加賀懐石料理のフルコースを召し上がりながら、花柳界のレジェンド「育子姐さん」の超一流のおもてなしを受けながら宴席をお楽しみいただきました。

料亭浅田の宴
芸者衆の踊り、芸者遊びなどを楽しむ

江戸時代の商人同士の会合、接待の場として発展した料亭文化を皆様に体験していただく場として赤坂の名店「料亭浅田」にお集まりいただきました。お料理が運ばれてすぐに、3名の芸者衆(立方2名、地方1名)が皆様の席を回りながら、接待がスタートします。

本格的な加賀懐石に舌鼓を打ちながら徐々に緊張がほぐれ、場が和み始めた頃合いに、地方芸者による三味線と唄が始まり、立方の芸者の踊りが披露されます。

古式ゆかしい優雅な踊りをご覧いただきました

近年、赤坂では踊り、唄、三味線などの稽古場が少なくなるなか、育子姐さんは自宅を稽古場にすることで若手の芸者衆が芸を磨く場を提供し、江戸時代から続く伝統芸能をほとんど形を変えることなく継承しています。

ほぼ毎日欠かすことなく行われる稽古の積み重ねの結晶が、皆様の前で披露されました。皆様、その優雅さ、美しさに魅了されておられるようでした。芸者衆との会話を楽しみながら宴は進み、料亭では恒例の余興、芸者遊びなどのおもてなしを受けました。2時間半ほどの短い宴席でしたが、きめ細かいおもてなしとともに、料亭文化の体験など、非日常をお楽しみいただきました。

旭日双光章を受賞した「育子姐さん」

育子姐さん

育子姐さんは、出身地の熊本で半玉となり、赤坂の地で芸者デビューしてから56年、現在でも第一線で活躍されています。歴代の総理大臣、俳優の石原裕次郎など著名人をもてなし、芸に人生を捧げ、江戸時代からの伝統文化の継承者となる後進の指導にも貢献した功績から、2016年に「旭日双光章 芸術文化功労」を受賞されました。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」など、多数のテレビ番組でも紹介されたことで、よりいっそう幅広い層の方に知られるようになりました。

「育子姐さん」をはじめとする芸者衆がお客様の席を回りながら、おもてなし、会話を楽しんでいただき、質問形式で芸者になったきっかけ、修行についてのエピソードを聞く交流会もたいへん盛り上がりました。料亭浅田の宴を楽しむ旅は、おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。

皆様からの質問コーナーもたいへん盛り上がりました

ワールド航空サービスがプロデュースのお手伝いをしている神田明神の文化交流館「EDOCCO STUDIO」でも、江戸の伝統芸能を紹介する様々な体験プログラムをご用意しております。また、今回たいへんご好評いただいた赤坂料亭文化の旅ももう一度ご案内する計画もございますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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