2018年6月1日更新

『WORLD旅のひろば』最新号のご案内


ワールド航空サービスが1979年から毎月欠かさず発行している、旅の情報誌『WORLD旅のひろば』。 世界各地のツアー最新情報だけではなく、旅がもっと深く、楽しくなる記事をたくさん掲載しております。

【最新号のご案内】
巻頭は、フランス・ポナン社の高級客船で行く南極の船旅をご案内。探検船ではなく、洗練された船旅を楽しみながら極地を目指す特別企画です。続いて、当社が新設したプラニング事業本部の取り組みをメンバーによる座談会形式でご紹介し、その事業本部がお届けする、トルコ8日間の旅も合わせて発表しています。また今月はビジネスクラスの旅をはじめ、秋のヨーロッパの旅が満載です。ツアー・カタログ・ダイジェストも10月出発のヨーロッパの旅を取り上げました。
巻末特集は、「心躍る夏」として、東北・北陸など、国内の夏祭りを中心にご紹介しております。

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WEBだけの編集後記

最新号の編集を終えた『WORLD旅のひろば』編集部スタッフがお届けいたします。
 

◆ 早くも秋の味覚が勢ぞろい ご一緒にワインもお楽しみください

6月号はみごとな秋景色がいっぱいの、華やかな誌面となりました。中でも「秋のヨーロッパ ビジネスクラスの旅」では、実りの秋を楽しむ、食自慢の旅も登場。渡部幸恵社員が昨年の様子を報告してくれた「トリュフ祭りも楽しむ、美食のイストラ半島と秋色に染まるユリアン・アルプスの旅」では、イストラ半島の名物トリュフ祭りなどについてご紹介しています。

紙幅が足りず、詳しくご紹介できなかったのですが、このツアーで旅するスロヴェニアは、紀元前に遡る歴史を持つ、ワインの名産地。ちょうどフランスのボルドーと同じ北緯45度近辺に位置し、上質なブドウを産する条件はばっちり。91年に旧ユーゴスラビアから独立して以来、ワイン生産者たちが努力を重ね、近年飛躍的に品質が向上。欧米はもちろん世界中のワイン愛好家の注目を浴びているのです。ですが家族経営ワイナリーが中心のため生産量が限られ、日本まで入ってくるものはごくわずか。ぜひ現地で、地元の食材とともに、スロヴェニアのワインをお楽しみください。

渡部社員も「ワイン通のお客様も多かったのですが、とてもおいしいと皆様おっしゃっていました」と太鼓判。もっとも本人は勤務中のため、飲むことはできなかったようですが……。(N)



 

◆トルコの潮目は世界の潮目 8日間で3700年の時間旅行へ

今期より始動した、プランニング事業本部が企画した、トルコの旅を担当しました。トルコの二大訪問地、カッパドキアとイスタンブールだけに連泊する旅ですが、もりだくさんの内容で、実に価値ある旅に仕上がっています。また訪問地として、ハットゥシャ、アンカラを加えることによって、遙か紀元前約1700年まで遡り、3700年の歴史旅行へ誘うことになります。わずか8日間の旅ですが、変遷を繰り返す圧巻の栄枯盛衰の歴史物語を体感できます。

わかりやすいのは宗教です。鉄器を使用し、エジプトとわたりあった強国ヒッタイトの都がハットゥシャでした。3700年前の人々の痕跡を目にするだけでも鳥肌が立ちそうですが、そこには神殿跡が今も残されています。彼らは様々な民族を統治し、それぞれの信仰を受け入れていたそうです。多神教の時代です。時は流れて、諸説ありますが、2世紀から4世紀にかけて、カッパドキアの原野にローマ帝国の迫害を逃れてキリスト教徒が移り住むようになりました。 4世紀にはローマ帝国がキリスト教を国教とし、7世紀初頭にはイスラム教が誕生しました。一神教の時代です。イスラム教は急激に勢力を伸ばし、彼らから身を隠すために、カッパドキアのキリスト教徒は地下に潜行。洞窟に数百ともいわれる教会を造ります。それが、ツアーで訪ねる、ギョレメの岩窟教会群です。

またイスタンブールは330年にビザンチン帝国の都となり、キリスト教の中心地になりましたが、1453年にイスラム教を奉じるオスマン帝国によって陥落します。この変遷は、教会堂として建設され、総主教座が置かれたアヤソフィアがモスクに改造されたことに見事に表されています。

そして多民族を支配するためにオスマン帝国は宗教に寛容な政策を採ります。そのオスマン帝国は500年にわたり栄華を誇りましたが、20世紀に入って崩壊。1923年にトルコ共和国を成立させた初代大統領アタチュルクは政教分離の政策を採択して近代化を推し進め、現在のエルドアン大統領はイスラム的公正を掲げ、イスラム色の濃い政策を採っています。それはトルコというだけではなく、世界史の潮流を見るようでもあります。歴史のおもしろさ、トルコ一帯のアナトリア、ひいては中東地域のおもしろさに啓かれる旅となるでしょう。(M)


 

◆知り尽くせないフランス、そして世界へ

ワールド・フランス年2018のツアー紹介も6月号で第7弾となりました。今回はケルシー地方をはじめとするオクシタニー地域圏、シャモニーを拠点としてフレンチアルプスの旅が紹介されています。 思えば私が最初に興味を持った「外国」はフランスでした。子どもの頃から小説や漫画などをきっかけに歴史、絵画、音楽、映画等々ありとあらゆる「フランス」にふれて、「いつか行ってみたい」と思いを馳せていました。フランス語を学び、大学時代にいよいよ短期留学でフランスの地を踏んだときの、ドキドキとともに「どうだ、来たぞ!」という満面ドヤ顔を湛えたような思いを、しみじみと思い出します。

「フランス」を知り、学ぶことで何より面白かったのは、今度はフランスをきっかけに芋づる式にスペイン、ドイツといった周辺諸国からロシア、あるいは海を越えてカナダやアメリカなどへと、世界への興味がどんどん広がっていったことです。日本も含め、世界はあらゆるところで何かしらつながっているんだなぁと感じるとともに、こうして旅の仕事に携わり、そのうえでワールドの様々なツアーを眺めていると、視点や角度、季節を変えることで気付く発見や、どんなに知ろうとしても知り尽くせないであろう、世界の果てしない広さを改めて思わせられます。

あれだけ、そして今も勉強しているフランスについても、まだまだ知らないことだらけ。旅のプロが探して見つけてきた村やホテル、絶景ポイントや食事など、こんなもの、こんな見方、こんな手段があったのかと感嘆することしきり。初心に立ち返り、「フランス」を改めて見つめなおし、足を運び歩き回ってみたいと思うフランス年のツアーでした。(T)


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