2017年12月26日更新

『WORLD旅のひろば』最新号のご案内


ワールド航空サービスが1979年から毎月欠かさず発行している、旅の情報誌『WORLD旅のひろば』。 世界各地のツアー最新情報だけではなく、旅がもっと深く、楽しくなる記事をたくさん掲載しております。

【最新号のご案内】
会長、社長をはじめ新年のごあいさつの後に続くのは、松本社長のネパール視察報告。次いで、2018年で14回目を迎える、ツアーオブザイヤー受賞作品「北極点到達の旅」をご案内しております。また、お元気なシニアの方にご検討いただきたい、ソフトアドベンチャーシリーズの発表。欧米の音楽の旅も5ページにわたってご紹介しています。巻末特集は2018年を通じて企画を展開していくフランス。2018年も世界各地の旅をもりだくさんでご紹介してまいりますので、ぜひご覧ください!

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WEBだけの編集後記

最新号の編集を終えた『WORLD旅のひろば』編集部スタッフがお届けいたします。
 

◆ピレネーに抱かれたオクシタニーへ

(上)カルカッソンヌ ©Paul Palau (下)コンク

ワールド・フランス年2018のにスタートに伴い、1月号の巻末特集はフランスの地方の魅力を取り上げました。その際フランスでこのほど再編成された新たな地方ごとに各地の特徴を紹介しましたが、実質これは行政単位。郷土意識の強いフランス人のことですから、合併したところでアルザスはアルザス、プロヴァンスはプロヴァンスという従来の意識は変わらないでしょう。

第一弾として取り上げたオクシタニー地方もミディ・ピレネーでありラングドック・ルシヨンであり、その中にはガスコーニュやベアルンなど、より細かな地域圏があります。とはいえオクシタニーは中世に「ラングドック」としてひとつの文化圏を築き、当時の領主たちも婚姻を通し血縁関係にあり、ほかの地方よりは統一の取れた合併だったのではと思います。

本誌ではオクシタニーの旅5コースを紹介しており、個人的に魅力を感じるのは中世ロマネスクやゴシックの教会です。サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にロマネスクの教会が佇む小さな村がある一方で、本誌では触れられませんでしたが、この地方がフランスに併合されるきっかけとなったアルビジョワ十字軍(カタリ派戦争)は、カルカッソンヌに代表される堅牢な城塞を造り出しました。カルカッソンヌの城壁内やアルビなどに立つ壮麗なゴシック教会は、その戦の後「フランス」がこの地を手に入れた証として建てたモニュメントとも言え、この国の成り立ちの歴史を語っているように思えるのです。

「フランス」となったこの地は16世紀にブルボン朝が興るとともに、アンリ四世の領地となっていたピレネーの麓、ガスコーニュから小説『三銃士』でおなじみの銃士隊を輩出します。世界遺産のミディ運河はジブラルタル海峡の通行税で潤っていたスペインの経済力をそぐため、国を挙げて取り掛かった一大土木工事でした。そんな人類数千年の歴史を見守ってきたのが、アルプス山系より古いとされるピレネーの白い山並み。雄大な自然と武骨な岩山と要塞、かわいらしい町や村の共存するこの地ならではの魅力を、ぜひ見にお出かけください。(T)


 

◆民族衣装の祭典「聖エフィジオ祭」

面積約24,000平方キロメートル、地中海で2番目に大きな島サルデーニャ島。1月号ではこの島で最大の祭り、聖エフィジオ祭を訪ねるツアーをご紹介しました。

祭りの見どころは、なんといっても期間中1日だけ行われる民族衣装のパレードです。各町村から伝統の民族衣装を着た人々が州都カリアリに集い、町を練り歩きます。昨年添乗した長谷野社員も驚いていましたが、この民族衣装というのがとにかく色とりどりで、素材もデザインも大きく違っていたりと、びっくりするほどバリエーションが豊富。掲載する写真を選ぶときには、どれも美しいしデザインも違うし、この娘さん美人だな、この赤ちゃんもかわいいなぁと、数を絞るのに頭を悩ませました。

四国よりひとまわり大きいこの島に、なぜこんなにも様々な民族衣装ができたのか不思議なのですが、その理由ははっきりとわかってはいないのだとか。ただ、山がちな厳しい地勢の島であるため、村と村が離れており、それぞれ独自性をアピールするために衣装に趣向を凝らしたとも言われているそうです。デザインの多様さも見応えがありますし、羊が多く飼育されている山間部の村の衣装は羊毛を使用したものであったり、海沿いの村は地中海交易により手に入れた外国産のビーズなどをふんだんに使っていたり、他文化に侵攻された歴史のある地域では征服国の文化が反映されていたりと、地域の特色や歴史が現れている点もおもしろいものです。

戦後サルデーニャはイタリアの中では比較的貧しい地方とされてきましたが、近年その自然の美しさや独自の文化が改めて見出され、いまでは欧米セレブ御用達のリゾートアイランドとしても知られます。また、世界5指に入る長寿の地域であり、健康で長生きする人が多いことから、サルデーニャの伝統食にも注目が集まっています。野菜や豆、穀類を中心に、山羊や羊のミルクやチーズ。イワシ(サルデーニャはサーディンの語源)などの魚介類をよく食べるあたりは、日本とも似ていますね。地中海の島らしくオリーブオイルを使い、毎日1、2杯の赤ワインを欠かさずに。さらによく歩き、家族や友人たちと談笑する時間を大切にすることが、彼らの健康長寿の秘訣なのだそうです。

ぜひ皆様も、5月のサルデーニャ島で彼らの独自の文化にふれてみてください。(N)

 

 

◆アルジェリア帰国後写真レポート フォトギャラリーとご一緒にどうぞ

ムザブの谷

手前ミソで恐縮ですが、読者アンケートハガキで、写真が旅心を誘われるとお褒めいただくことがあります。弊社の場合、掲載写真は、観光局さんからご提供いただいたり、有料写真ストックサイトから拝借したりするほかに、お客様がお撮りになられた写真、添乗員撮影の写真もよく使用しています。添乗員の写真は、美しさという点においてプロのカメラマンの写真にはかなわないものの、旅行中の臨場感ある一枚に、読者の皆様が旅情をお感じいただけているのなら誠にうれしいことです。

このところ、積極的に添乗中の写真を撮ってきて、それを誌面でご紹介しているのが、東京支店の酒井康行部長です。1月号でも、アルジェリアの帰国後写真レポートを掲載しています。欧米の国々と異なり、まだまだ知られていない北アフリカの国だけに、たくさんの情報を詰め込んだ写真はその国模様をよく伝えてくれることでしょう。

しかし誌面には限りがあり、たくさんの写真を用意してくれたのですが、残念ながら掲載できなかった写真もあります。そこで、ホームページのフォトギャラリーを利用して掲載することにいたしました。どうぞ下記をクリックしてご覧くださいませ。(M)
 

「美しきアルジェリア 5つの世界遺産を訪ねて」のフォトギャラリーはこちらから


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