2018年1月26日更新
出発日
12月15日
帰国日
12月28日

ドレーク海峡をフライトで越える南極の船旅

東京支店
松﨑 浩
Matsuzaki Hiroshi

雄大な山岳美と氷河こそが南極大陸の醍醐味

船で渡ると30~40時間はかかる「世界で最も荒れる海峡ドレーク」を、わずか2時間のフライトで南極に到達できる画期的な旅から帰国しました。

写真はすべて添乗員の松﨑が撮影

 
わずか2時間の実に快適な空の旅でした
鏡面のような神秘的世界が広がる
シエルヴァコーブ
たった2時間のフライトで南極に到達できる旅ということもあり、これまで船酔いを懸念して南極への船旅を敬遠されていた方や、年齢と体力など総合的に判断されてこの旅を選ばれた方が多かったのですが、南極を何度も訪れている方もいらっしゃいました。厳しい自然環境でありながら、フライトは往復ほぼ予定どおりに離着陸でき、皆様大変喜ばれていました。


天候を見ながら航路を変更し南下したため、結果的には天候に恵まれました。 1000メートルにも及ぶ峻険な山々を見ながら入り組んだ湾に入ると、そこは左右を南極大陸の山脈に囲まれた流氷と氷で造られた静寂な世界が広がっていました。

 
南極の夏 今回は10頭以上のクジラと遭遇

ペンギンが飛び込む入水の音さえはっきりと聞こえ、アザラシなど極地に棲む野生動物だけに許された特別な世界に私たちが踏み込んだことを実感しました。特に、氷河の神秘的な蒼さと荒々しさは、私どもが人間の世界の中で見るどの氷河も全く比較にならず、この氷河が広がる自然を見るだけでも南極へきた価値があるといえるほど圧巻の光景でした。

船は67名乗りだったため、下船にかかる時間は短く、小回りが利くため上陸回数も多く、毎日下船と上陸を繰り返しました。また、景勝地として名高いルメール海峡は氷でふさがれていましたが、今回利用した船は氷海で海氷の圧力、衝撃に耐えて航行できる強固な船体だったため、私たちはルメール海峡を無事通過することができましたが、後ろから追いかけてきたもう1隻の船は引き返してしまいました。
 
ゾディアックにて圧巻の流氷を間近に眺める

旅が始まった12月半ばには多くのペンギンが卵を温めていましたが、旅の後半には雛がかえり、生まれたての雛を見ることができました。厳しい自然の中で誕生する命を目にして、地球というかけがえのない自然の中に私たち人間は住まわせてもらっていることをあらためて感じた旅でした。


皆様もご一緒にワールドの添乗員と旅に出ませんか?
極地の旅はこちらから
 
エサを求めて活発的に動くペンギンの群れに遭遇