2014年6月2日更新

中東で最も近い平和の国オマーン

古来、海上交易で栄えた港町マスカット

東京支店の高橋敦です。おかげさまで、『旅のひろば』5月号で発表した「オマーンとシャルジャ首長国の旅」には、問い合わせを多数頂戴しておりありがとうございます。今月は、もう少し具体的にオマーンという国をご紹介させていただこうと、東京・広尾にある「在日オマーン大使館」を訪ねたところ、お忙しいなか、ハリッド・アル・ムスラヒ駐日オマーン・スルタン国大使自ら、インタビューに応じていただくことができました。  

ムスラヒ大使は身のこなしがとてもスマートというだけではなく、控え目な雰囲気の中にも、力強い意志を持たれているような方で、私がオマーンを訪問した際に感じた、「オマーン人像」そのものといった方です。では、インタビューを始めましょう。
 
ハリッド・アル・ムスラヒ駐日オマーン・スルタン国大使と東京支店の高橋敦
オマーンの旅行事情とは?

高橋 : 本日は貴重なお時間を頂戴しまして、ありがとうございます。さっそく質問に移らせていただきますが、日本人はオマーンという国を聞いたことはあっても、まだまだ実際に訪ねた方は少ないように思います。現在、外国人観光客は、年間どのくらい訪問しているのでしょうか?

ムスラヒ大使 : 毎年だいたい100万人の方がオマーンを訪れています。

高橋 : そのうち、日本人はどのくらいでしょうか?

ムスラヒ大使 : 7000人から1万人の間ですね。

高橋 : 近年のオマーンのインフラ(ホテル、レストラン、道路事情など)整備の状況はいかがでしょうか?

ムスラヒ大使 : オマーンの道路はたいへんよく整備されていますので、心配はいりません。ホテルについても、4ツ星、5ツ星クラスのホテルやリゾートが増え、とくにオマーンの首都マスカットのホテル事情は非常に良いといえます。
 
内装に圧倒される首都マスカットのグランドモスク
散策が楽しいマトラスーク

海洋に面したオマーンの悠久の歴史、文化、自然の魅力

高橋 : アラビア半島には、サウジアラビア、UAEといった様々な国がありますが、オマーンの特色といえるものはありますか?

ムスラヒ大使 : オマーンには5000年の歴史があり、観光客の旅の大きな目的は、その歴史のおもしろさによるものが多いと思います。さらに文化や伝統を保護する政策によって、よりいっそう、歴史のおもしろさを魅力的なものにしています。 オマーンには、歴史、伝統に根差した文化や、自然美があります。海に面しているため、昔から様々な国と影響し合ってきました。このため、海外の文化を受け入れることに寛容な国です。これが、他のアラブ諸国との大きな違いです。オマーンの歴史は、古くから海外との関係の中で育まれてきました。

高橋 : マスカットのマトラ地区や、ニズワなどは、とくに古いものや文化が残っているような気がしますが、いかがでしょうか?

ムスラヒ大使 : 確かに、マトラスークを歩いていると、アラビアンナイトの時代にタイムスリップしたような印象を受けることもありますね。マトラスークでは、オマーン特産の乳香なども売られているので、お土産を探すにもいいかもしれません。ニズワは日本でいえば京都のような場所です。マスカットとは異なる内陸の街ですが、古都の風情が残ります。とくに古い城が残る地区の散策をお勧めします。
 
アラブの雰囲気が色濃く残る古都ニズワ
 
民族衣装を着たオマーンの子どもたち
治安や国内事情について

高橋 : 実際に添乗して感じたことのひとつに治安の良さがありましたが、この点についてはいかがですか。

ムスラヒ大使 : オマーンは世界の中で最も平和な国のひとつです。アジアの国の中で、日本に次いで2番目に平和といわれているのですよ!

高橋 : その治安の良さと関係しているかもしれませんが、オマーンの人々はとても穏やかな人が多いように感じました。オマーン人の国民性のようなものは、ありますか?

ムスラヒ大使 : オマーンには、「勇敢」、「寛大」、「ホスピタリティ」といった性格を持った人々が多いです。人間関係を大切にする人が多いですね。

高橋 : また、オマーンを象徴するものに王室がありますが、国民からとても信頼されているとお伺いしました。

ムスラヒ大使 : はい。オマーンの人々はスルタンをはじめ、王室を非常に敬愛していますね。

高橋 : 日本人女性が王族に嫁いだことがあると聞いたことがあります。

ムスラヒ大使 : ええ、1935年、現国王スルタン・カーブースの祖父にあたるスルタン・タイムールは、退位後に日本を訪れ、大山清子さんという日本人女性と出会いました。1936年に国際結婚しますが、清子さんは3年後に病気で急逝し、3歳の女の子(現国王スルタン・カーブースの叔母)が残されました。戦争が始まったために、スルタン・タイムールはひとり娘を連れてオマーンに帰国されました。

高橋 : これから訪問したいと考えている方にメッセージをひと言お願いします。

ムスラヒ大使 : オマーンという国は、実は日本から最も距離的に近い中東の国なのです。しかし、オマーンと日本の近さは地理的に近いだけではありません。2カ国は400年も前から結びつきがあります。私は、これからさらに多くの日本の皆様にオマーンを訪れていただき、オマーンの自然美、豊かで多様な文化を発見していただきたい、と願っています。オマーン人は皆様の訪問をとても喜び、皆様を温かく迎えると私は信じています。

高橋 : 私どもも、多くの方にオマーンを訪ねていただけるように、その魅力を伝えていきたいと思います。ありがとうございました。

オマーンではひと味違うアラブの国の姿に出会うことができると思います。今回は、航空会社やオマーンの旅行社にも、協力をしていただき、特別料金でのご案内となっています。この機会に、ぜひオマーンをお訪ねください。
(『WORLD旅のひろば』2014年6月号より転載)


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