2013年9月2日更新

スペイン 極上のパラドールに泊まる

高台にあるトレドのパラドールからは、世界遺産に登録される旧市街の眺めを楽しむことができます

旅をするとその土地の歴史にあちこちでふれることになりますが、歴史的建造物を見学することはできても、その場所で長い時間を過ごすことができるという施設はなかなかありません。そんななかスペインのパラドールは、歴史的価値のある建物に宿泊客を招き入れようというのですから、考えてみればすごいことです。

遣欧少年使節団400年の時を超えて

マドリッドの西に位置する「パラドール・ビレイ・トレド」に遣欧少年使節団がやってきたのは1584年のこと。もちろん当時はパラドールではなく、この辺りを支配していたオロペサ伯爵の城でした。彼らは伯爵による歓待を受けたといいます。この城は中世にイスラム教徒によって建てられ、その後15世紀にキリスト教徒によって改築されたのですが、堅牢な城壁と塔がしっかりと残るその姿はたいへん印象的です。

400年以上前、驚きや不安、そして好奇心でいっぱいのなか伯爵と面会した日本の少年たちの姿が思い浮かびます。このような当時の歴史を感じさせる建物を、博物館ではなく、ホテルとして開放しているスペインにはあっぱれと言うしかありません。
 
国王の山荘がパラドールの第一号

1928年、時の国王アルフォンソ13世は、観光長官ベガ・インクラン伯爵の発案の下、マドリッド近くのグレドス山中にある自分の狩猟用の山荘をパラドールとしてオープンさせます。これがパラドールの第一号になりました。

パラドールは、もともとは歴史的な建造物である古城や修道院などの文化財を、修復しながら有効に活用していくために、と考えられたもの。現在ある94のパラドールのうち3分の1以上は歴史的な建物を利用したもので人気が高く、歴史の教科書でもお馴染みの人物とかかわりのあるパラドールに泊まれば、感慨もひとしお。忘れられない旅の思い出になります。

また、たとえばトレドのパラドールのように、それほど歴史的な建物ではないものの、世界遺産の町を楽しむために造られたものもあります。これらはけっして周囲の雰囲気を壊すことなく、その地方特有の建築様式で建てられ、内部もパラドールの特色のひとつである広々としたサロンやパティオ(中庭)で宿泊客を楽しませてくれます。

レストランや庭の散策、一部のサロンの利用は宿泊客に限らず誰でもできますし、その町の結婚式などのパーティー会場としても使われるパラドールは、地元住民の誇りでもあるのです。宿泊客にとっては、設備の整った一級のホテルでありながら、歴史上の人物が実際にかかわった城や宮殿に実際にふれることができ、中世の世界が満喫できるというのですから、「スペインの旅=パラドールの旅」というふうに言われるのもうなずけます。  

パラドールでは食事も楽しみです。スペインでは地方ごとに独特の料理が発達したので、スペイン各地にある94のパラドールでは、当然地元の郷土料理に力を入れています。ゆったりとした時間の流れるなか、本場で土地の料理を味わえる優雅な食卓は、きっとご満足いただけることでしょう。
とりわけ人気の高いカルモナのパラドール

予約の取りづらい人気のパラドールを特別な価格で

スペインに行くならパラドールに宿泊したい。とくに中都市に置かれたパラドールは世界遺産と結びつくものも多く、旅人の憧れでもあります。しかし宿泊の予約は想像以上に難しく、人気のパラドールは一年以上前から予約を入れなければなりません。グラナダやセビリア近郊のカルモナなどはとりわけ人気が高く、お泊りいただきたいパラドールながら、なかなか宿泊が叶わないものの代表ともいえます。

しかしこの秋、スペインの名立たるパラドールから廉価なキャンペーンの話をいただき、11月にツアーを発表させていただくことになりました。今回は合計6カ所のパラドールにお泊まりいただきます。スペインの奥深い歴史を肌で感じることができる歴史的建造物を利用したパラドールのほか、町並み自体が美しいトレド、地中海を見渡すマラガ、100メートルの断崖を見下ろすロンダでは、素晴らしい景観をお楽しみいただけるパラドールをご用意いたしました。
 
トレドのパラドール
カセレスのパラドール
【トレド オルガス伯爵のパラドール】
サント・トメ教会の寄進者の埋葬伝説に基づき、1586 年にグレコが教会内部に描いた「オルガス伯爵の埋葬」にちなんだのが名前の由来です。トレドが見渡せる「皇帝の丘」に建ち、レストランからもトレドの全景が眺めることができます。エル・グレコが描いたトレドの風景をそのままをお楽しみください。

【カセレス トレオルガス邸のパラドール】
カセレス旧市街の中心に位置する14世紀の宮殿、旧トレオルガス邸宅を改造したパラドール。バロック様式の紋章が外壁を飾り、歴史的建造物に溢れる周囲の景観とも調和したホテルです。
(※11月5日発はグアダルーペのパラドールとなります。こちらも15世紀の修道院兼病院を改装したホテルです)
 
断崖絶壁の上に建つロンダのパラドール。絶景です
レストランの雰囲気も抜群(カルモナ)
【カルモナ ペドロ王の宮殿のパラドール】
セビリアから少し東に進んだところにあるカルモナの町のパラドールは、崩れ落ちそうな城壁がなんともいえず歴史ロマンを感じさせます。イスラム時代に建てられた宮殿を改装して造られたもので、内装の調度品といい、室内装飾はアラブ的な風情と一流ホテルの雰囲気を併せ持ち、一年中予約が絶えず、人気は全パラドール中ナンバーワンともいわれています。

【ロンダ パラドール】
旧市庁舎がパラドールとして生まれ変わったもので、絶景のパラドールとして知られています。ロンダの町の象徴でもあるロンダ橋のたもとに1761年に建設された建物がその前身。日本のビールのテレビコマーシャルでも取り上げられました。ロビーの窓からは100メートルもの深さがあるタホの渓谷を見下ろせます。朝夕の静かな散歩が楽しめるのも宿泊者の特権です。
アルハンブラ宮殿内に位置するグラナダのパラドール
マラガのパラドールからは地中海が一望できます
【グラナダ パラドール・サンフランシスコ】 
かつてアルハンブラ宮殿内にあったサンフランシスコ修道院を改装したパラドール。パティオ(中庭)を取り囲むように、部屋が配置されるなど、イスラム建築とキリスト教建築が融合した独特の空間が広がります。

【マラガ ヒブラルファロのパラドール】
ヒブラルファロ城のすぐそばに建つパラドール。かつて建築家の大邸宅であったものをパラドールに改装しており、由緒ある歴史を感じさせるホテルです。紺碧の地中海を見渡すパラドールからの景色も楽しみです。
このツアーに関するパンフレット、資料のご請求は、下記のワールド航空サービス各支店、営業所までお問い合わせください。
東京支店
東京支店
東京都千代田区有楽町1-5-1
日比谷マリンビル4階
TEL.03-3501-4111 FAX.03-3501-4114
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
東京支店
大阪支店
大阪府大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル29階
TEL.06-6343-0111 FAX.06-6343-0118
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
名古屋支店
名古屋支店
愛知県名古屋市中区栄3-14-7
RICCO栄 6階
TEL.052-252-2110 FAX.052-252-2112
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
九州支店
九州支店
福岡県福岡市博多区博多駅前2-2-1
福岡センタービル11階
TEL.092-473-0111 FAX.092-473-2371
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
札幌営業所
札幌営業所
北海道札幌市中央区北1条西2-1 
時計台ビルB1階
TEL.011-232-9111 FAX.011-232-7455
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
仙台営業所
仙台営業所
仙台市青葉区中央2-2-10
仙都会舘ビル4階
TEL.022-726-0111 FAX.022-726-1234
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
藤沢営業所
藤沢営業所
神奈川県藤沢市藤沢484-1
藤沢アンバービル3階
TEL.0466-27-0111 FAX.0466-27-0941
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)