2014年3月3日更新

人気の旅のスタイルでフランスの運河をゆく

ヨーロッパ全土で5万キロメートルといわれる運河網のうちフランスには9000キロメートルの運河が走り、ローヌ川流域とセーヌ川流域を結ぶことで、地中海から北海へと至る壮大な水路網を形成しています。

フランスでは 1760年代から1830年代にかけて運河が盛んに造られましたが、この運河による大量の物流が産業革命を起こす原動力となったのでした。しかし、皮肉なことに産業革命が進み鉄道網が整備されると、運河による物流は下火となり、やがて運河は交通網の主軸からはずれ、のどかな田園風景と一体化した風景のひとつとなっていったのです。

近年、客船でゆったりとリバークルージングで楽しむという旅のスタイルが定着し、ヨーロッパでは運河クルーズの人気が高まっています。ワールド航空サービスでも、イギリスのナローボートと同じようなコンセプトで、フランスの知られざる運河を小型船でクルーズできないか、というところから企画がスタートしました。折しも、私どものヨーロッパ・リバークルーズの長年のパートナーであるクロワジ社が、今までのような100名~150名定員のリバークルーズシップではなく、16名ほどで定員となるスモールシップのシリーズを発表しました。そこで、これを利用し、斬新な新企画として発表したのが、「川と運河 のんびりフランス再発見の旅」です。
 
絵のように美しいフランスの自然景観の中、知られざる運河を小型船で巡り、ガイドブックにも紹介されていない田舎町を訪ねるコースです。アットホームなサービスでライベート感覚を楽しめる運河クルーズは、まるで家族旅行のような温かい旅となることでしょう。

「ブルゴーニュ編」「アルザス編」「シャンパーニュ編」「プロヴァンス編」の4コースを設定しましたが、ピックアップツアーでは、すがすがしい初夏におすすめのプロヴァンス編をご紹介します。

南仏​プロヴァンスの知られざる魅力を訪ねるクルーズ 
 
 アヴィニョンの法王庁宮殿やゴルドなど、見るだけでも迫力のある観光地や町は、わずかな時間の滞在でも印象に残るかもしれません。ですが、素朴な田園風景は時間をかけて過ごしてこそ心に残ります。 この船旅では、セートからアヴィニョンまで車で走れば2時間弱のルートを、あえてのんびり6泊しながら進んでいきます。「田園風景」という意味で最もこの旅を象徴するのが、南仏最南端の湿原地帯である「カマルグ」です。

このツアーの大部分はローヌ運河を進んで行きますが、スイスから流れてくるこのローヌ川が2つに分かれ、デルタ地帯を造ることで生まれた地形がカマルグです。ここはフランスらしからぬ白馬に乗ったガルディアンと呼ばれる牧童に出会うことができます。カマルグでしか見られない白いカマルグ馬や土地の気候に適するように作られたカマルグ式住居など、独特の景観をお楽しみいただけます。

静かでかわいらしい港町 サント・マリー・ド・ラ・メール
          
カマルグ湿原の果てに、まさかこんな町が、と思うかもしれません。赤茶色の屋根と、白壁の家並み、目の前には地中海という町の姿がなんとものどかな雰囲気を醸し出しています。しかし歴史をひもとくとフランスにとって非常に重要な町であることがわかります。

イエスが磔刑に処された後、聖母マリアの妹のマリア・ヤコベ、マグダラのマリア、マリア・サロメの3人と従者たちは、この町の浜辺に流れ着き、マグダラのマリアがフランス各地の伝道へ発って行ったことから、フランスのキリスト教発祥の地とされ、町の名前も「海の聖マリアたち」と名付けられました。そんなサント・マリーの町を知るのにお勧めの方法は、ノートルダム教会の屋根に上がって景色を眺めてみることです。広大に広がる地中海とカマルグの湿原に囲まれ、まるで外の世界から取り残されたように佇む町の様子は、どこかほっこりさせられるような、そんな景観です。
 
カマルグの特産、ミネラルいっぱいの「塩」
カマルグの塩は、フランスではゲランドと並ぶ2大天然塩。南仏カマルグ地方は、古代ローマ時代から良質な塩の産地であり、地中海の太陽と風によって結晶化するといわれています。カマルグの塩の中でも「ペルル・ド・セル」はその最高峰とされるもので、大き目の結晶の粒を舐めると、ミネラルの旨みが口いっぱいに広がります。

ツアーで訪れるカマルグ湿原の西に位置するエーグモルトで精製された塩である「バレーヌ」は、ポンプで汲み上げた海水を天日で濃縮、これを結晶テーブルで8~9センチメートルの層にしてここから採塩し、不純物を取り除くので、しょっぱ過ぎず旨みがありフランス国内でも非常に有名です。 フランスではおなじみのクリームチーズ「ヴァッシュ・キ・リ(笑う牛)」のイラストレーターでもある バンジャマン・ラビエ氏により1930年代に描かれた「バレーヌ(鯨)」のイラストがトレードマーク。今ではバレーヌ・マークはフランスの文化遺産のひとつになっています。また、このバレーヌの会社であるサラングループは、1856年に創立され、幅広い塩製品を取扱う国際的な企業です。ヨーロッパ諸国やアフリカにおいては塩の市場におけるリーダー的存在。サラン製品が輸出されるのは世界50カ国以上にのぼります。カマルグ地方を訪れた際にはぜひご賞味ください。

カルカッソンヌでは城壁内の「ドゥ・ラ・シテ」に泊まる
「ドゥ・ラ・シテ」は、中世の城塞都市カルカソンヌの城壁内に建つホテルです。かつての司教館を改装したホテルで中世の雰囲気を残す館内も魅力的ですが、何よりもその立地は世界遺産の街を楽しむのにうってつけです。日中は多数の観光客であふれる旧市街ですが、朝夕にはまったく人がおらず、石畳が続く中世そのままの雰囲気を味わえることでしょう。二重城壁の間を散歩することもできますので、ちょっと早起きして朝の散歩へお出かください。

また、夜には二重城壁都市がライトアップされます。ホテルからオード川にかかる旧橋までは歩いて15分ほどですが、ここからはライトアップされた二重城壁都市の景観が見事です。このホテルに宿泊していなければ楽しめない、宿泊客だけの特権と申せましょう。

「川と運河 のんびりフランス再発見の旅」はこちらから
このツアーに関するパンフレット、資料のご請求は、下記のワールド航空サービス各支店、営業所までお問い合わせください。
東京支店
東京支店
東京都千代田区有楽町1-5-1
日比谷マリンビル4階
TEL.03-3501-4111 FAX.03-3501-4114
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
東京支店
大阪支店
大阪府大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビル29階
TEL.06-6343-0111 FAX.06-6343-0118
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
名古屋支店
名古屋支店
愛知県名古屋市中区栄3-14-7
RICCO栄 6階
TEL.052-252-2110 FAX.052-252-2112
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
九州支店
九州支店
福岡県福岡市博多区博多駅前2-2-1
福岡センタービル11階
TEL.092-473-0111 FAX.092-473-2371
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
札幌営業所
札幌営業所
北海道札幌市中央区北1条西2-1 
時計台ビルB1階
TEL.011-232-9111 FAX.011-232-7455
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
仙台営業所
仙台営業所
仙台市青葉区中央2-2-10
仙都会舘ビル4階
TEL.022-726-0111 FAX.022-726-1234
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)
藤沢営業所
藤沢営業所
神奈川県藤沢市藤沢484-1
藤沢アンバービル3階
TEL.0466-27-0111 FAX.0466-27-0941
パンフレット請求アドレス:
営業時間 午前9:30~午後6:00
(土・日・祝日は休業日)