2013年7月29日更新

インドシナ随一の古都ルアンパバーン

「ラオス伝統織物と世界遺産ルアンパバーンの旅」は、ルアンパバーンに3連泊して、そのインドシナを代表する古都風情を満喫していただくのがひとつのテーマです。
 周囲を山々の緑に囲まれたルアンパバーンは、現在のラオスの起源となるラーンサーン王国の都として隆盛を見ました。100近い仏教寺院が建ち並び、今もしっとりと落ち着いた風情を漂わせています。インドシナで町全体が世界遺産として最初に登録されたのが、このルアンパバーンでした。
緑に囲まれたラオスの麗しい古都ルアンパバーン

ヴィエンチャンから北に約350キロに位置するルアンパバーンは、ラオスのほとんどの街がそうであるように、メコン河沿いに造られた町です。ラオス第二の都市とはいえ、人口は約10万人を数えるばかり。しかし、ルアンパバーンはラオス初の統一王朝であるラーンサーン王国発祥の地であり、16世紀にヴィエンチャンに遷都されるまで王国の都として栄えました。ラオス様式の数々の仏教寺院、伝統あるラオス文化、工芸を継承する街として1995年にユネスコ世界遺産に街自体が登録されました。

もともとラオスの主要民族であるラオ族は、タイのタイ族やミャンマーのシャン族と同一の民族で、中国の揚子江流域に居住していました。8世紀以降は拠点を中国・雲南省に移し南詔国を建国しますが、10世紀唐に敗れました。その後、タイに南進した一派が、スコータイ王国(建国1238年)とチェンマイ王国(建国1296年)を建て、現在のラオスに進んだ一派がラーンサーン王国(「百万頭の象」の意)を興しました。

建国の父ファーグム王については興味深い話が残っています。ファーグムは生まれた時に33本の歯があったそうな。これを不吉な前兆として、赤ん坊のファーグムは筏に載せられメコン河に流されてしまいます。メコン河を下った筏はクメール帝国領で発見され、ファーグムは一命をとりとめました。クメール王室のもとで養育された彼はクメールの王女と結婚、後にクメール帝国から一万人の軍勢を借りて故郷に戻り、ラーンサーン王国を築いたと伝えられています。
 
パバーン仏が治められている王宮博物館
かつてエメラルド仏が治められていた
ヴィエンチャンのワット・ホーパケオ

どこまでが真実かはともかく、ファーグムがクメール帝国の助けを借り、建国をしたのは事実であり、このとき小乗仏教とともにクメールからパバーン仏(黄金仏)がもたらされました。同時にそれまでのムアン・サワーの名からルアン・パバーン(ルアンは大きいの意)に町の名が改名されたのです。パバーン仏は一時、タイのアユタヤ朝に略奪されましたが後に返還され、ラオスの至宝として王宮博物館に保管されています。

実はこのほかにもうひとつパケーオ仏(エメラルド仏)という至宝がありました。これは16世紀にセタディラート王がチェンマイ王国から持ち帰ったものでしたが、アユタヤ朝に略奪された後も返還されず(元来タイの物でもありますが)、現在はバンコクの王宮寺院、ワット・プラケーオに保管されタイの宝となっています。

 
ワット・シェーントンの「黄金の木」
また、ルアンパバーンを古都たらしめている寺院にワット・シェントーンがあります。1560年建立のこの寺院はラオスで最高の美しさを誇るといわれます。幾重にも重なるような「ルアンパバーン様式」の屋根を持ち、外壁は夥しい金の彫刻で彩られています。

本堂の裏面には「黄金の木」と呼ばれるきらびやかなモザイクや、1960年、シーサワンウォン王の葬儀で使われた黄金の龍をモチーフにした霊柩車も残されています。


ラオスを感じる3つの風景

ラオスの町を歩けば、旅心を満たしてくれる風景とあちこちで出会います。
なかでもラオスを感じさせるような3つの風景を選んでみました。

つながる儀式バーシー
バーシーは人生の節目などに行われる儀式で、その人の幸せや健康を神様にお祈りしたあと、白い木綿のヒモを手首に巻きつけてゆく伝統儀式です。バーシーの根底には、人の幸福を祈り、人とのつながりを大切にするラオス人の心が存在しているのではないかと思います。

静寂のルアンパバーン
ルアンパバーンは街全体が世界遺産。その最大の魅力は、街並みの美しさはもちろん、落ち着いた雰囲気があり、何より静かということです。アジアの街と聞くと騒がしいイメージがありますが、ルアンパバーンはひっそりしていて、散策していてものんびりした気持ちになれます。すぐそばにはメコン河が滔々と流れ、川沿いの散策も心を落ち着かせてくれます。
 

ラオスを代表する托鉢風景
今やラオスを代表する風景になった朝の托鉢の風景。早朝のルアンパバーンでは橙色の僧衣に身を包んだ僧侶が早朝から列をなして練り歩き、その僧侶にお布施をする人々がいます。表通りから僧侶の列は裏通りへと続き、僧侶たちは無言で合掌をしてはお布施を受け、歩き続けます。そこには「仏教」を信仰する人々の日常が実によく映し出されているように感じます。


ラオスの伝統織物と世界遺産ルアンパバーンの旅の詳細は、札幌(10月)発はこちら関空(11月)発はこちら
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