2013年11月1日更新

マカオに残る大航海時代の面影

ポルトガル風情漂うラザロ地区

マカオは香港とセットで語られることが多いですが、辿ってきた歴史は大きく異なります。1842年アヘン戦争によってイギリスに割譲された香港は、その後植民地化され経済発展を遂げ今日に至ります。一方でマカオは香港のように武力制圧されてポルトガル領になったのではなく、今日まで中国人とポルトガル人が共存してきたといえます。この共存が生み出すエキゾチズムこそが、マカオの醍醐味です。
 
聖ジョセフ修道院
建築物に見る東洋と西洋の融合

2005年に、マカオの8つの広場と22の史跡が「マカオ歴史市街地区」として世界遺産に登録されました。マカオの街がほかの世界遺産の街と異なる点は、東洋と西洋の建物が共存し、人々の文化や生活にも洋の東西の融合が見られるところです。たとえば、マカオの象徴であるセントポール天主堂跡の裏手に、中国の子どもの神を祭るナーチャ廟があったり、ほかにも中国の寺院や住居のすぐ近くに教会や西洋建築があったりします。中華街、ポルトガル人街と分かれるのではなく、同じ地域に中国人と西洋人が共存し、隣り合わせで生活していたことを物語っています。

先にも挙げたセントポール天主堂跡は、何度も火災に遭い、今はファサードだけが残っています。1602年イエズス会により30余年かけて建設されましたが、当時、迫害を逃れてマカオにやってきた日本人キリシタンの中にも建設に携わった者がいたのでしょう、彫刻には菊の模様も見られます。裏手の天主教芸術博物館には日本人キリシタンの遺骨も安置され、マカオと日本のつながりの深さの一端を強く感じ取ることができます。
セントポール天主堂跡
世界遺産に登録される広場には、セナド広場やセントポール天主堂跡前のように大きなものもありますが、リラオ広場やカモンエス広場は「え、ここが世界遺産なの?」と拍子抜けするほど、さほど大きなものではありません。しかし、ベンチに座って談笑する人々の話し声がこだまするなか、子どもをあやす人、太極拳に励む人、のんびりと新聞に目を落とす人と、ポルトガル風の建物と人々が織り成す光景と場の空気は独特なものがあります。
ラザロ地区。カルサーダス(石畳)がオレンジ色の街灯に照らされます

風情ある街並みを感じられる朝夕の散策

マカオの昔日の姿を味わえるおすすめの時間帯が、朝と夕です。日中は観光客で溢れる街ですが、朝のひとときは嘘のように静か。観光客はまだほとんどおらず、地元のマカオっ子たちが散歩をしている程度です。さわやかな空気の中を歩けば街の素顔に出会えます。そして夕暮れもまた見逃せません。ポルトガルから運ばれた石で敷きつめられたカルサーダス(石畳)が、オレンジの街灯に照らし出され美しく輝きます。ポルトガルの田舎町に迷い込んだかのような、ぬくもりのある雰囲気に包まれます。
早朝のセドナ広場
聖オーガスティン広場
マカオ料理(イメージ)

マカオ料理は大航海時代の味

西洋と東洋の融合は、料理にも見られます。マカオ料理は大航海時代の450年以上前から東洋と西洋の食文化が融合し伝統を紡いできた土着の料理であり、世界に誇れる食文化です。ひと言でいえば、ポルトガル料理に中国華南地方の食文化とアフリカのスパイスやマレー半島のココナッツ、コショウなどが融合して独特の味覚と風味を持つ料理といったところでしょうか。

代表的な料理は「アフリカンチキン」や「インド風カレー」、「マレー風のシーフード料理」、「カニ肉の甲羅のグラタン」など。ピリリとスパイスが効いたなかにもココナッツがマイルドな味を醸し出しています。大航海時代から続く伝統の味をお楽しみください。

また、エッグタルトに代表されるマカオのスイーツも楽しみです。マンゴーやパパイヤなどを使ったさっぱりとしたデザートも散策の疲れを癒してくれます。
マカオスイーツの代表エッグタルト(イメージ)
マンゴー入り涼粉(イメージ)
                                                             写真提供:マカオ政府観光局

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