2013年8月31日更新

アメリカ音楽のルーツを南部に探る

ニューヨークやボストンのある東部、ロサンゼルスやサンフランシスコのある西部は訪ねたという方は多くいらっしゃると思いますが、南部はそのいずれとも異なる風情が漂います。文化の薫り高い東部、進取の気風の西部に対して、南部は深みがあるとでもいえばいいでしょうか。
「アメリカ南部音楽の旅」はタイトルどおり、音楽をテーマに、カントリーやブルース、ジャズといったアメリカ音楽のルーツを、ナッシュビルやメンフィス、ニューオリンズに探っていきます。グループツアーではほとんど見られない、ワールド航空サービス自慢の旅です。
ブルースとロックンロールを生んだメンフィス。ブルースシティの看板も

2人のキング、メンフィスとトゥペロ

メンフィスはブルースとロックンロール誕生の町といわれています。ダウンタウン地区にあるビール通りにはナイトクラブ、バー、レストランやショップが並び、音楽に溢れています。昼間であっても通りを歩いていると、生演奏の音楽が耳に届きます。ビール通りに入ると、一番に目につくのが、「BB King」の文字。キング(王)と呼ばれたブルース界の巨匠ブルース・ボーイ・キング(=B・B・キング、1925年~)が所有するナイトクラブです。

彼はレコードデビューするまで、デルタ地帯の綿花畑で働いていました。街角でゴスペルを歌って小銭を稼ぎ、ギター一本を持ってメンフィスのビール通りへやってきたのです。20世紀半ばまで、この通りにはとくに黒人ミュージシャンが多く集まり、音楽が溢れていたといわれています。
 
エルヴィス・プレスリーの生家
Photo by Ron Cogswel
www.flickr.com/photos/22711505@N05/
B・B・キングのナイトクラブ

同じ頃の1950年代、メンフィスのサン・スタジオでレコーディングをした青年がいました。後のロックンロールのキング、エルビス・プレスリー(1935~77年)です。ゴスペルやブルース、踊りに至るまで黒人音楽に多大な影響を受け、彼らの音楽を積極的に取り入れました。

1950~60年代といえば、社会には依然根強い人種差別が残され、キング牧師に代表される公民権運動が全米規模で行われるようになっていた時代です。そうしたなかで、プレスリーは黒人音楽を尊敬しているとインタビューに堂々と答えたといいます。彼のこうした態度は黒人や白人の壁をすっと打ち破ったのです。

プレスリーはミシシッピ州トゥペロの貧しい労働者階級の家に生まれました。2歳の頃から教会で親しんだゴスペルが、彼の音楽の原点になっています。また、幼い頃から黒人の子どもたちと遊んでいました。そして、13歳のとき、一家はメンフィスに引っ越しました。

メンフィスの南東、車で90分ほどの小さな町トゥペロには、彼の小さな生家が残され、博物館や教会とともに一般公開されています。町にはプレスリーが11歳の誕生日に母親にギターを買ってもらったトゥペロ・ハードウェアのショップが今も変わらず営業しています。プレスリーは当初ライフルを欲しがったものの、母はギターを買い与えたのです。ここでのギターとの出会いがなければ、ロックンロールは存在しなかったかもしれません。(「WORLD旅のひろば」2013年8月号「旅の百科繚乱」より)
 
フランスやスペインに統治された時代の面影を残す、ニューオリンズのフレンチクオーター           ©Yuriko Kajigaki

ジャズを生んだ街、ニューオリンズ

ニューオリンズは、古くはフランスやスペインに統治された歴史があるために美しい旧市街を持ち、そこに黒人文化が花開きました。アメリカ広しといえど、ニューオリンズほど特異な文化の融合を見る町はそうありません。この様々な文化の融合やきしみこそが、新たなアートを生み出し、やがてそれが全米に波及し、刺激を与え、新たなアメリカ文化の潮流を形作っていったのです。
街角には音楽が溢れています
ジャズ文化もそのひとつです。この町に未だ古めかしく残るジャズバーで聴くディキシーランドジャズ、阿吽の呼吸で連日連夜繰り広げられる即興演奏は、無形文化財といってもいいのではないか、と思うくらいです。ジャズスポットが集まる有名なバーボン通り、骨董品屋が多いロイヤル通り、大河ミシシッピ、ジャクソン広場など、見どころのほとんどがホテルから徒歩10分以内に集中しています。

ヨーロッパ文化と黒人文化の融合、南部文化の粋を体感しにぜひお出かけください。


「〜テネシーからルイジアナへ〜 アメリカ南部音楽の旅」の詳細はこちらから
 
ジャズバーなどが並ぶニューオリンズのバーボンストリート          ©Cosmo-Condina-and-NewOrleansOnline.com
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